昔は優しかったのに、結婚したら家でダラダラするだけの旦那。
優しい言葉も愛情表現もない旦那に、「昔は優しかったのに……。」という愚痴をこぼしてはいませんか?
でも心配しないでください。旦那の愛情表現は分かりにくいだけなのです。
同じ屋根の下で長く暮らすと、所帯の生活感に支配されます。
毎日一緒にいるのだから、それは当然ですよね。
でも逆にいえば、夫婦一緒の時間を過ごしてくれることは、何よりの愛情表現です。
一人暮らしなら、夜更かしてテレビを見たり、ゲームもできます。ご飯も好きな時間に好きなものを食べれます。でも結婚したらはそうはいきません。
一緒に暮らすと分かることですが、一人の時間が急激になくなります。一人の時間は貴重に思えます。
そういう状況にも関わらず、一緒に過ごしてくれるのは、愛情表現の1つです。
やろうと思えば、一人で部屋にこもってゲームをしたり、一緒にご飯を食べずに外食することもできるのです。
積極的ではないですが、自分の時間を相手に捧げることは、無言の愛情表現だと思います。
家事は誰かに押し付けるのではなく、夫婦で協力して家事を引き受けるものです。
とはいえ、仕事をしていると家事は面倒です。
疲れた顔をしているとき、旦那が家事を引き受けてくれたことはありませんか?
旦那だって疲れているし、自分の時間も惜しい。それでも家事をやってくれるのは、立派な愛情表現だと思います。
一緒に買い物をしたとき、荷物を持ってくれる。電車に乗って、1席だけ空いた席を譲ってくれる。これも立派な愛情表現です。
「それは恋人時代もやってくれたこと」という意見も聞こえてきそうです。
つまり結婚後もやってくれるなら、恋人時代の気遣いが今も継続しているのです。
意外かもしれませんが、旦那だって「何かしてあげたい」と考えています。
昔は優しい言葉やプレゼントも用意したけど、最近はご無沙汰なことを気にしているのです。
何かやろうと思っても、照れくさくて何もできない。そんなときは仕事帰りにプレゼントを買います。
「駅前に売ってたお菓子が美味しそうだった」
「花屋で綺麗な花を見つけた」
このように偶然を装ってプレゼントを贈ったりします。偶然を装わないと、恥ずかしくて何もできないのです。
恋愛中はお互いに気をつかいあっています。だから、ちょっとした変化や愛情表現にも気づくのです。
一緒に生活していると、お互いのリラックスした姿も見せ合うわけです。ときめきが消えるのも仕方がありません。
お互いにリラックスできる関係は良いことですが、その反面、些細な変化に気がつきにくくなるのです。
でも安心してください。気がつきにくいだけで、愛情はちゃんと存在しています。
恥ずかしくて、恋愛中のようなストレートな表現ができないだけなのです。
いかがでしたか?
簡単にいえば、気持ちを表現することが照れくさくなっただけなのです。だから、旦那に分かりやすい愛情表現を求めるのは難しいと思います。
それより、恋人時代から継続してくれていることについて気にしてみましょう。
旦那は一緒の時間を過ごしてくれたり、荷物を持ってくれたりしますか?それができるということは、愛情があるということなのです。
Written by 前田ヒロキ