皆さん大人ですから、しばしば男性の一人暮らししている部屋に遊びに行くこともあるかと思います。
こういうとき、男性の立場からすると、色々と気を遣っていることもあるんですよね。
たとえば彼女に敬遠されないように、ベッドメイクを清潔にしておくとか、部屋を美しく保っておくとか、キッチンに洗い物を残さないで片付けておくとか。
まあ、部屋に上がった女性に、嫌悪感を抱かれないような形にしておくべきということぐらいは、大抵の男性も心得ているものです。
ただし、いくら気をつけていても、普段ズボラな男性がいきなり部屋を100%美しく保てるわけではありません。
むしろズボラな男性は、表面的な誤魔化しができても、実際には部屋の状態を通して、気の利かない面を隠すことができないのです。
男の一人暮らしは、住んでいる本人の手入れによって維持されます。
そしてこの手入れの具合を見るだけで、その男性は実際にはどの程度気の回る、清潔な人間なのかが分かるということですね。
今回は一人暮らしをする男性の部屋を訪れた際にチェックしておくべき、その男性がダメ男かどうか見分けるためのポイントを紹介していきましょう。
男性の本当の清潔感は、何よりお風呂場に表れます。
本当に綺麗好きな男性はお風呂でしっかりと体を綺麗にするものですし、そのためのお風呂場も清潔に保っているものです。
だからもしもそんなお風呂場が、ヌメヌメしていたり、カビが放置されていたり、空のシャンプー容器が残っていたり、排水溝に毛がたくさん残っていたりしたら要注意。
はっきり言っていくら男の一人暮らしでも、こういうことが散見される男性は清潔とは言えません。
自分の体を綺麗にするための場所を不潔なまま使っている男性は、体だけではなく、心も不潔と考えておいてもいいぐらいです。
大体、女性が部屋に来る(彼女が泊まりに来る)というのに、お風呂場が汚いなんてズボラもいいとこでしょう。
男女の境なく、人って好きになった相手のことは、多少の欠点でも気にならないどころか、むしろそこが個性だと思い込めるものです。
人間の脳というのは都合が良いデキをしているんですよね。
しかし、ダメ男のことを「そこが素敵」とか思えるのは、せいぜい最初の数ヶ月から1年ぐらいの間であることがほとんど。
徐々に嫌気が差すものです。
たとえば全く日干しも洗濯もされていない布団や枕。
こういったものを愛しい彼氏のものだからと、ワクワクできる女性が万が一いたとしても、どうせすぐに目が覚めます。
だってこんなの汚いんですもの。
ちょっとした折にゾッとするほど受け付けられなくなる瞬間がやってきます。
寝具って安眠のためのグッズですから、その大事な寝具を良いコンディションに保てない男性なんて、とんだダメ男です。
寝具が臭い一人暮らしの男性なんて、いい男とは言えません。
どうせ恋愛をするのなら、相手にはそれなりの社会性を持っていて欲しいところでしょう。
社会性とは生活する上での常識と言い換えることもできます。
たとえば男の一人暮らしは、家事の一切を当人がどうにかするものですが、そのなかの一つ、ゴミ出しがてんでダメな男性というのも少なくありません。
燃えるゴミ、燃えないゴミの区別ができない男性、案外いるんです。
ゴミの分別ができない男性と、もしも結婚したとしましょう。
これははっきり言って前途多難な生活の幕開けになるはずです。
だってゴミの分別もできない男性って、一人暮らしをしていたとして、ほとんど何もやってこなかったことの証です。
ゴミ出し一つ満足にできない男性と一緒になってしまえば、家事の負担は純粋に女性が二人分背負うことになると考えておくべきですね。
ということで今回は、男の一人暮らしに見るダメ男のチェック要項について3つ紹介していきました。
他にも細かい部分でまだ言及したいところもあるにはあるのですが、とりあえず重要なこの3点だけは、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
一人暮らしの部屋は、その部屋に住む人の考え方や主義の縮図です。
Written by 松本 ミゾレ