別れた彼氏がストーカーになるという話はときどき耳にします。ストーカーはつきまとったり家に押しかけたりする以外にも、ネット上だけで行動するときもあるよう。
今回は、別れた彼氏のネットストーカー行為について、どのようなことをされたのか女性に聞いてみました。
「元カレが私のTwitterをみたかったようで、別人のふりをしてTwitterアカウントを作成し、私をフォローしていました。プロフィール内容が元カレとぜんぜん違うためしばらく気づきませんでしたが、ツイート内容をチェックしているうちに同一人物だとわかりました……」(35歳/美容)
元カレだとわかったらブロックされると思ったのでしょうか。Twitterは匿名性も高く、アカウントも作りやすいです。見られたくないようでしたら、非公開設定にしておき、フォローリクエストがきたときは承認するかどうか真剣に考えたいですね。
「元カレは私のFacebook投稿を、共通の友達を通して見ていたようです。友達に私の投稿をスクリーンショットしてもらって、その画像をLINEで送ってもらうという……この友達はすぐにブロックしましたが、そこまでする元カレにゾッとしました」(33歳/介護)
これは見せる友達も友達ですね。信頼できない友達に投稿を見られていたら、とても簡単に投稿を拡散されてしまいます。Facebookの友達も、信用できない相手なら削除していきましょう。
「行った場所には全部位置情報をつけていたし、自宅のベランダから撮った写真をネットに上げたとこもありました。この写真が最終的な決定打となったようで、自宅がバレてしまい……。ただの写真とはいえ、自宅や自宅付近で撮った写真は危険ですね」(28歳/飲食)
自宅からの写真をネット上にあげてはいけない、ということはTwitterでも話題になったことがあります。景色に映るものの中には地名やそこにしかないお店が写っていることもあるでしょう。それに気づかれたら簡単に自宅を特定されます。位置情報もオフにしておきたいですね。
「どういう意図があるのかわからないけれど、私がTwitterで仲良くしているフォロワーと元カレが仲良くなっていました。特に実害はなかったけれど、フォロワーに目を向けて近づく行為がなんとなく怖いです……」(32歳/建設)
フォロワーと仲良くなって、元カノの情報を仕入れたかったのでしょうか……? 自分の交友関係に近づいてくるなんて怖いですよね。どういう意図があったにせよ、自分の周囲をうろつかれているようで気持ちのいいものではありません。
「Twitterで私がつぶやいたことに対し、引用リツイートを用いて『バカな女』『無駄なことしか言ってない』『頭からっぽな発言』などと言われました。元カレはそれらをすぐに消していたけれど、私には通知がきていたので投稿された時点でわかってしまいます……」(29歳/メーカー)
誰かのつぶやきに対してコメント付きでリツイートできる引用リツイート。便利な機能ではありますが、それを利用して不愉快な発言をされてはたまったものではありません。ネチネチしていて嫌ですよね。
彼女たちにとって、これらはすべて過去の出来事。現在は何事もないそうですが、当時はとても嫌な気持ちになったことでしょう。場合によっては犯罪になる可能性もありますので、こういった被害を受けた際は誰かに相談したほうがよさそうです。
Written by 神之れい