たとえば街コンや合コンで出会った男性としゃべっていたら、急に男性のほうが、なにを勘違いしたのか、馴れ馴れしくなってきた……というようなことって、まれにあると思います。
男女ともに「公の場」では、気を張っているものの、女性のなにげないひと言によって、緊張の糸が切れてしまった男たち……。
男性は女性のどんなひと言で緊張の糸が切れてしまうのかについて、毎晩、男性の糸を切ったり紡いだりしているキャバ嬢にお聞きしてきました。
さっそくご紹介しましょう。
「男性の話に対して『おもしろいね』と言えば、たいていの男性は『オレに気があるのかな』と勘違いしてきます。
おもしろいが、男性にとっては褒め言葉に聞こえるのだろうと思いますが、勘弁してほしいです」
お近づきになりたくない男性に対しては「おもしろいね」と言わないほうがいいということでしょう。たとえおもしろい落語のような話を聞かされても、「ごっつぁんです」くらいの挨拶にとどめておいたほうがいいのかもしれません。
「彼女がいるかいないかを社交辞令的に聞いているに過ぎないのですが、たいていの男性は私が『彼女、いるんですか?』と聞くと、あとの会話が馴れ馴れしくなってきます」
この言葉、男性は、「(もし彼女がいないのであれば、私が彼女になりたいのですが)彼女、いるんですか?」と、かっこ付きで解釈するのでしょう。
「お休みの日はなにをしているんですか?」と男性に聞くのもヤバいです。聞いたが最後、休みのたびにメールが来て、どこそこに一緒に遊びに行こうとか、しつこいです」
暇で暇で死にそうな休日のオレの救世主、現る! くらいのことを男は思っているのだろうと思いますが、こういうのを世間では「勝手読み」と呼びます。
「私たちキャバ嬢は、お客さんと話を合わせることも仕事なので、サッカーにまったく興味がない女子でも、お客さんがサッカーが好きだと言えば、私も好きだと言うこともあります。
でも、これは相手を見ながら『趣味がおなじだね!』と言わないと、延々とその趣味の話を聞くハメになります。おなじだとウソを言った私も悪いのですが、でも仕事ですからねぇ」
これは、逆手にとって使ってみたらいいテクニックかもしれません。お近づきになりたい男性に対して、趣味を聞き出し、「私もそれ、趣味なんです!」と言えばいいということです。
いかがでしたか?
男は褒めてもらいたいと思っている。また、男だって話を聞いてもらいたいと思っている。このようなことが言える結果となりました。
こういう結果が出てくるので、男全体として「男はマザコンである」という世間の評判がなくならないのでしょう。
勘違いさせたらヤバそうな男性には、母親的に接しない(話を聞かない・話の腰を折る)というのがベターだと言えるでしょう。