「男女の間で友情は成立する?」という問題が度々話題になりますよね。特に最近では、30歳からの同級生婚が増えているようで、それだけ“親しい友人との恋愛事情”について気になる男女が多いのかもしれません。
とはいえ、仮にも異性の友達がいるのなら、そこから恋愛関係に進めるべきかどうかは正直悩みどころです。すでに好きになってしまったのなら気持ちは止められませんが、あくまでも出会いのひとつとして考えるのであれば、友達のままでいた方がいい場合もあるはず。
今回は、そんな男友達との恋を進めるべき境目について迫ってみたいと思います。
そもそも友情から恋愛に発展するケースはどのくらいあるのでしょうか。Citywaveが255人の働く女性に「男女の友情」について調査したところ、「男女の友情が成り立つと思う」と答えた女性は38.8%。
「今後、友情が愛情に変わることがあるかも」と答えた女性は26.3%でした。また、実際に「好きになってしまった」という女性は9.4%。反対に「好きになられてしまった」女性も13.7%もいた、とのことです。
リアルに恋愛感情を抱いた割合も含めると、友情から恋愛に変わる確率は49.4%と実に半数。やはり男女である以上、友達とはいえ相手に異性としての魅力を感じる女性は多いようですね。
実際、筆者の周りにいる知人女性数名も、親しい男友達に対して「恋愛感情に近いものを抱いたことがある」と話します。
「学生時代から付き合いのある男友達を以前まで異性として意識してました。ただ何度か遊んでいるうちに、『これは恋じゃないな』と気づいたんです。たぶん、手近だからと単に飛びついただけだったのかな」(28歳/販売)
「飲み友達として付き合いの長い彼を『もし彼が恋人だったら……』と考えたことは何度もあります。でも、ヘタに恋人関係になるよりも飲み友達のままの方が、私にとっては居心地がいい気がするんですよね」(31歳/広告)
あくまでも関係は友達だけあって、自分のことを赤裸々に語られる間柄が「心地良い」と感じる女子は多いのかも。ですが、その分お互いの距離が近く、これが恋なのかどうなのか。勘違いしてしまう可能性も十分ありそうですよね。
特に一度恋愛に発展してしまうと、いままでの関係がなくなってしまうリスクは大きいもの。その辺りの判断はどうやって見極めればいいのでしょうか。友達関係から恋人関係にいたった知人女性に意見を聞いてみました。
「私はいかに“彼と恋愛の段取りを踏めるか”だと思います。本当に彼のことが気になるなら、積極的にアプローチをして異性であることを彼に分からせることが大事になってくるし。反対に迷っているなら、彼との時間を今よりもっと持ちたいのか。試しに会う回数を増やして、様子を見てもいいんじゃないかな」(30歳/メーカー)
男友達との恋愛が幸せになるかどうかは、それこそ普段の彼を“どれだけ男性として観察できているのか”に左右されそうです。これまで彼を異性として見てこなかったのなら、友達関係のうちにいま一度、彼との関係を見直してみてはいかがでしょうか。
【参考】
男友達のいる人は8割以上、友情が愛情に変わる可能性が感じている人も(Citywave)
http://www2.n-living.com/citywave/life/onnagokoro/16.html