どうも。
先日、衰弱しきった子猫を拾い、ミルクを飲ませたりおしっこをさせたりと、数時間おきにお世話をしているうちに、すっかり母性に目覚めました。
小さな動物だって立派に生きているわけですし、大事に育てていきたいですよね。
さて、子猫はとっても可愛いので大事にしたくなるのですが、そもそも僕は可愛いものが大好きです。
元々女系家族で育ったこともあって、ぬいぐるみが好きでしたし、可愛いマスコットが描かれたお菓子の包装紙を捨てるのが可哀想に感じることもあります。
三十路を越えた現在でも、シルバニアファミリーを集めていたりするので、僕の部屋は可愛いです。
で、こういうタイプの男性ってなかなかいないと思ったのですが、そうでもなかったようです。
自分だけが特別だと思ってはダメですね。よくよく調べたら結構その辺にいました。
それにしたって、どうして可愛いものを愛してしまう男性は多いのでしょう。
その理由を探ってみました。
個人差はあるでしょうが、心理学の見地から言うと、ぬいぐるみに固執する人というのは男女問わず不安や焦燥感を抱いている傾向が多く見られるといいます。
自分の中に溜まったストレスを、何かにぶつけるという手段をとらず、可愛いものを愛玩することで癒されようという深層心理が影響していることも、結構あるようです。
ストレスは本人にも実感できないままに少しずつ蓄積するものです。
現状、特に実生活に不満がないという男性が、もしも過度にぬいぐるみなどの可愛いものに固執するという場合は、時としては周囲が手を差し伸べる必要もあるということでしょう。
また、ぬいぐるみなどは抱いて一緒に寝るだけで、リラックス効果があるとも言われます。
僕は寝起きの息が臭いし、ぬいぐるみが可哀想なのでさすがにやりませんけど、これをやってる人、女性の場合は社会人でも割といますよね。
可愛いものを愛する男性は、女性に対しても同じ要素を求める傾向がありそうです。
たとえば僕なら、あんまりグラマラスな女性よりも、素直で元気な子が好きです。
そう、現在付き合っているあの子のような。
ですので、こういうタイプの男性には色仕掛けよりも、単純に可愛いものをプレゼントするというアプローチが有効ではないでしょうか。
可愛いグッズを相手に大事にしてもらうことで、自分の贈ったプレゼントそのものが愛情を向ける対象となります。
ひいてはそのプレゼントに向けた愛情を、お互いに「可愛いよね」「ありがとう」などと互いに共有しあえば、ちょっとやそっとじゃ揺るがない強い愛情が少しずつ育まれていきます。
可愛いものが好きな男性を見分ける方法として、もっとも有効なのがぬいぐるみを抱っこさせてみることです。
母性めいた愛情を、可愛いものに対して抱く男性は、抱っこするときの表情や抱き方に如実にそれが反映されます。
もうほぼ確実に判別できることでしょう。
「可愛いものを愛でるなんて、男らしくない!」こういう意見もよく分かるのですが、男性とていずれ結婚して子供が生まれれば、否応なく自分よりも弱い存在と向き合う必要が生じます。
そんなときに頼りにならないのが、可愛いものに愛着を示さない男性です。
こういう男性に比べれば、普段から可愛いものに理解と愛情を持つ男性の方が、結果的に頼りがいのあるタイプと言えるのではないでしょうか。
photo by jonycunha