あなたはどれだけ若者言葉を知っていますか?
「なんとなくこうかな?」と思うものから、「どういう意味!?」と感じるものまで、さまざまあるかと思います。
今回は、若者言葉のチェックリストについてご紹介しますので、ぜひ、しっかり押さえていきましょう!
早速、若者で流行っている言葉10つについてご紹介します。
「プルい」とは、唇がプルプルしている意味を指す若者言葉です。
主にリップグロスを塗ったときに、唇に潤いがある状態を指します。
使い方の例は、「今日の唇、プルいね」「そのリップいいね。プルい!」などです。
「プルい」は、どちらかと言うと良い意味として受け取ることができます。
「それガーチャー? ほんまゴメンやで」とは、ドラマ『ゼイチョー』で、菊池風磨さんが言った言葉です。
ガーチャーは「ガチ」という意味で、主に、ノリ良く謝りたいときに使える若者言葉です。
しかし、真剣な場で使うと相手の怒りを買ってしまうことがあるので注意……。場面を見て、使い分けるようにしてください。
「チーム友達」とは、千葉雄喜さんの曲タイトルです。意味は、友達の中でも絆が強い相手のことを指す若者言葉です。
TikTokでも「#チーム友達」のハッシュタグを付けた動画投稿も目立っています。
使い方の例は、「私たちチーム友達!」「初対面なのに、こんなに気合うの、チーム友達すぎ」などが挙げられます。
「アザラシ幼稚園」は、アザラシがプールで泳ぐ姿が、まるで子ども達が幼稚園で遊ぶ様子に見えたことから、ネットを中心に流行りました。
オランダにあるアザラシの保護施設が、YouTubeで24時間配信を行っていて、Xの、ある投稿がバズったことにより、存在が幅広く知れ渡るようになりました。
元ネタは、Xの「怖いか? 私のベーグルの才能が」という投稿です。
お店で売っていそうな、美味しそうな手作りのベーグルの写真が話題となり、それに付随する「怖いか?私の〇〇の才能が」という言い回しに注目が集まりました。
〇〇の部分には、自分の得意分野を入れて、それを裏打ちする写真をXで投稿することが流行りました。
例えば、「怖いか? 私の編み物の才能が」という投稿に、自分で編んだマフラーやセーターの写真を添付するような使い方ができます。
自虐ネタで使うよりも、本当に上手にできたものの写真を載せるケースが多いです。
「メロい」とは、「メロメロになるほどかっこいい・かわいい」という意味がある若者言葉です。
例えば、アイドルの推しなどに向けて「メロい!」というような使い方ができます。
見た目はもちろん、中身に対しても使うことができる若者言葉です。
中には、「メロい」をさらに略して、「めろ」と言うような使い方をする方もいます。
「ほんmoney」とは、関西弁の「ほんまに?」を意味する若者言葉です。
相手に「本当に?」と聞き返したいときに使うことができます。
元ネタは、kemioさんの動画です。
「ほんまに?」と言った時に、ファンの方が「ほんmoney」と言っているように聞こえたというのが発祥です。
「〇〇界隈」とは、特定の分野やジャンルに属している人を意味する若者言葉です。
代表的なものとして、お風呂に入るのが面倒で入るのをやめる「風呂キャンセル界隈」などが挙げられます。
他にも、SNSに自撮りを載せる「自撮り界隈」、長距離を歩く「伊能忠敬界隈」などがあります。
「〇〇界隈」は、さまざまな使い方ができることから、無限の呼び方があるのが特徴的です。
「うますぎやろがい」とは、シンガーソングライターの紗耶華さんが言った、とにかくおいしい食べ物を褒める時に使える若者言葉です。
例えば、「ハンバーグうますぎやろがい」「このトマト、うますぎやろがい」というような使い方ができます。
カジュアルにおいしいと言いたい時に使える若者言葉です。
「わかんの」とは、「わかるわかる」というように共感を意味する若者言葉です。
使い方の例として、「朝起きるのが辛い」というような会話のやり取りで「わかんの」と返すことができます。
「わかんのー!」と勢いよく使うほど、強く共感している意思を伝えられます。
若者言葉は日々進化しています。
年下の人と話していて、「どういう意味?」と困ったときこそ、若者言葉を使われていることがあるかもしれません。
事前に押さえておくと、スムーズな会話のやり取りが楽しめそうです。
わからない言葉が出たら、知ったかぶりをせず、その場で素直に聞くのがおすすめ!
Written by 森野有