年齢が離れた者同士の結婚である年の差婚。年の差婚にはメリットだけではなく、デメリットもあります。
この記事では、そんな年の差婚のメリットとデメリットを紹介します。
また、「何歳から年の差婚と呼ぶのか?」という部分にも触れていくので、是非参考にしてください。
「何歳から年の差婚にあたるのか?」という部分を気になっている人もいると思います。
何歳までの差を年の差婚と呼ぶというのは、明確に決められているわけではありません。しかし、10歳以上離れている夫婦を年の差婚だと考えている人が多いようです。
この記事で紹介する年の差婚は、10歳以上離れた夫婦のことを指して解説していきます。
年の差婚には、年齢が離れていない相手との結婚では得られないメリットがあります。
ここでは、年の差婚だからこそのメリットを3つ紹介します。
年齢が離れていることで、喧嘩が起こりづらくなります。
1、2個しか離れていない兄弟と、10個以上離れている兄弟では、喧嘩や言い争いが起こる可能性は前者のパターンのほうが高いというのは理解できると思います。
喧嘩が起こりづらいということで、穏やかな結婚生活を送れるように。それだけ離婚をする可能性も低くなるでしょう。
年齢が10歳以上も離れていれば、それだけ価値観に違いがあります。
違う価値観を知るというのは、大きな財産になるものです。
世代が違う人の価値観を知ることで、仕事でその世代の人と接したときに懐に入りやすくなることも。
同じ世代の相手との結婚では、その年代が持つ価値観しか知れず、人間としての幅を広げづらくなります。
年上側が年下側の価値観や生活に合わせることで、自分も若々しい生活が送れるように。
若々しく生きるというのは、人生を長く楽しむために大切なもの!
若々しい生活ができるのも、年の差婚の大きなメリットだといえるでしょう。
年の差婚は、メリットだけではなくデメリットに感じることもあります。中には、夫婦関係に大きく影響するマイナスポイントも。
ここでは、年の差婚の主なデメリットを4つ紹介するので、是非参考にしてくださいね!
価値観が違うというのは、メリットでもありデメリットにもなるものです。世代が違うからこそ、物事の考え方にも違いが。
先ほど紹介したように、これをプラスに捉えれば価値観が違うことがメリットになりますが、マイナスに捉えてしまうとデメリットになってしまいます。
価値観の違いは、「これをどう捉えるか?」という部分が大切です。
年の差がない夫婦だと、年の差が原因で相手に気を遣う必要がなくなります。しかし、年齢が10歳以上も離れていると、年下側が年上側に気を遣ってしまうことも。
相手が人生の先輩だからということで、我慢を強いられる場面もあるでしょう。これが原因で、年下側がストレスを感じることも。
年下側に変に気を遣わせてしまうと夫婦生活がうまくいかないことがあるので注意が必要です。
厚生労働省が発表した2022年の日本人の平均寿命は、男性が81.05歳、女性が87.09歳となっています。男女でおよそ6歳の差があります。
仮に、男性側が10個年上だとすると、男性の平均寿命である81歳になったとき、女性はまだ71歳。女性の平均寿命である87歳に達するまでに、16年の時間を要することになります。
そう考えると、平均寿命が短い男性側が年上の場合、女性が一人で生活する時間が長くなってしまいます。
男性が年上の場合、女性が寂しい思いをしてしまう可能性が高くなるというのも、年の差婚のマイナスポイントの一つです。
夫婦の年齢差は、妊活にも大きな影響を及ぼします。基本的に、年齢を重ねれば重ねるほど、子どもを作りづらくなるものです。
特に女性は、出産適齢期が男性よりも低いので、妊活に対する考え方に違いを感じることも。
女性が年上側だとすると、「女性の自分としては早く子どもを作りたいけど、男性はそうではない」ということもあり、妊活がうまくいかないことも。
年の差がない夫婦は、妊活のタイミングで悩むケースはまれです。出産という大きなことだからこそ、考え方に違いがあると夫婦関係に影響してしまうこともあります。
年の差婚がうまくいっている夫婦は、年の差を変に意識していないことが多いです。逆に、年の差を変に気にしすぎてしまうと、離婚に繋がってしまう可能性が高くなります。
しかし、全く年の差を意識しないというのも考えもの。
特に、先ほど紹介した妊活については、お互いに年の差があることをお互いが理解していなければ、うまくいかないことがあります。
年の差婚を成功させたいのなら、年の差を意識する部分と意識する部分を明確にする必要が。これができれば、年の差があっても結婚生活を幸せなものにできるでしょう!
Written by 桃田