SNSの総合フォロワー数100万人“はだし夫婦” 成功の影では「人生終わってんな」と言われた辛い過去も…

海外でワーキングホリデーをしたり、車中泊をしたり…… 常に色んなことに挑戦し二人の絆を深めているSNSの総合フォロワー数100万人「はだし夫婦」へのインタビュー。

3回目の今回はYouTube活動のきっかけや、SNS発信で傷ついた過去など「夫婦で会社を辞めた後の働き方」について教えてもらいました。

登録者5万人越えYouTuberでも最初は苦手意識が!?

登録者5万人越えYouTuberでも最初は苦手意識が!?

ーーYouTubeを始めたきっかけはなんですか?

「友達が増えたらいいな」という気持ちが大きかったです。

元々YouTube以外のSNSも発信していましたが、動画だと動いたり喋ったり自分の意見を言えるので、視聴者さんが友達になってくれるんじゃないかなと思って。

僕たちを知ってもらったり、会いたいと思うきっかけになってほしいと思って始めました。

ーー動画に出て話すことに抵抗はなかったですか?

僕は全然気にならなかったですが、ありさは得意なほうではなかったので最初は「やりたくない」って感じでしたね(笑)でも「何か新しいことやってみたい」という気持ちがあったのと、人との繋がりを増やしたくて始めました。

ーーありささんに苦手意識があったなんて意外でした!仲の良いお二人ですが、YouTubeをする上で喧嘩はありませんでしたか?

たくさんありましたよ(笑)

今はあんまりないですが、最初の頃はお互い「どっちのほうがいいのか」とか判断軸がわかっていなかったので…… 二人で何度も話し合いながら動画を作りました。

「人生終わってんな」と言われた過去

ーーSNSで発信をしていく中で大変だったことはなんですか?

一番きつかったと思ったのは、昔の同僚からの言葉ですかね。

会社を辞めてオーストラリアへ行って、夫婦でSNSをやって、そこから何か新しい人生を作りたいと思っていたんですけど、やっぱりすぐには結果がでないし、うまくいかなくて……。

そんな状態で日本に帰ってきて昔の同僚にあった時に「お前そんなことやってんの。人生終わってんな。」って言われたのが、グサッときましたね。本当に辛かったです。

あとは「ひたすらうまくいくまで頑張る」っていうことですかね。すぐには結果がでないので、それはシンプルに大変でした。

ーーその辛い経験が、頑張るバネになったんですね。SNS配信をしていく中で嬉しかったことはありますか?

自分たちの経験を伝えて「誰かの人生にいい影響を与えられること」が一番嬉しいですね。それを初めて感じたのは、YouTubeの登録者が1000人に達した時に開催した初めてのオフ会。来てくれた方々の声や表情は今でもすごく覚えています。

そこに来てくれたフォロワーさんたちが「はだし夫婦の動画をみて、オーストラリアワーホリを決めました」とか「人生の考え方が変わりました」とか、熱いメッセージを目の前で伝えてくれて、その時に「この人たちがスマホの向こうにいたんだな」と気がつきました。

「この人たちの人生に影響を与えるほど、僕らの想いって届くんだ」「こんな僕たちでも、希望を届けられるんだ」と嬉しかったし、感動しました。

そこからYouTubeやSNSで有名になろうと思いました。

夫婦そろって会社を辞めて大きく人生が変わった

夫婦そろって会社を辞めて大きく人生が変わった

ーー海外生活をする前はどんな生活でしたか?

会社員だった頃、僕は土日休みで、ありさが火、水休みで、休みが合わない状態でした。

仕事も忙しく、朝7時に家を出て、8時前くらいには会社にいました。夜も23時頃帰ってくることが多く、24時過ぎる時もありましたね。帰ってきた時はどちらかが寝ていたり、ほとんど顔も合わすことがないすれ違い生活が続いてました。

ーーそれはしんどいし、夫婦の時間も作れないですよね……。今はどう変化したんですか?

今は24時間一緒なので、朝同じタイミングで起きて、二人で散歩に行って、ご飯を食べて…… 仕事中も一緒ですね。喧嘩もめちゃくちゃ減りました。逆に一緒にいすぎて、普通の夫婦が一生にする喧嘩をもう消化した気がします(笑)

ーー素敵ですね! 仕事に関してはどのくらい変化がありましたか?

日本帰国後はずっとフリーランスをしていましたが、2021年10月に法人化をしたことが一番大きかったです。20人の一緒に仕事をするチームメンバーができました。

あとは音声配信、はだし夫婦のブログ、オンラインサロン、公式LINEのマガジン…… など新しいこともたくさん始めましたね。

収入も増え、お金に対しての考え方にも変化がでてくるようになりました。

ーー今後どうしていきたいかについて教えてください。

僕たちのテーマ「好きな人と生きていく」という価値観を広めていきたいな思います。

僕らは海外生活を経て「好きな人と生きていく」事が大切だと感じ、それは当時や今の僕らの支えにもなっているんです。

僕ら夫婦の中で大事にしたい優先順位が明確になって、その価値観を元に意思決定をしている今、「これって好きな人と生きていく状態だよね。」と二人で話しています。

今後はこういった価値観を広めていき、僕らの夫婦のあり方を見ていただいて「こういう形もあるんだ」ということを伝えていければいいなと思っています。

あとは、もともと「もっと夫婦でいろんな経験をしたいよね」っていうことの1つが海外で暮らすことだったので、海外へまた行きたいです。

折角仕事も場所を選ばない所でできているので、夫婦で海外へ行ったり、子供を授かれば、子供と一緒に…… というのができればいいなと思います。

夫婦そろって会社を辞めて大きく人生が変わった

ーー最後に読者へ向けて一言お願いします。

恋愛も仕事も、何かを始めるのに遅すぎることは絶対ないかなと思っています。僕らが海外へ行ったのも26歳ぐらいで、社会人3年半の時に行ったんですね。

その時の僕らは「今から海外行くなんて遅いのかな」なんて思っていて、でも今30歳になりそうな僕らからすると「あの時に行っておいてよかったな」と思います。

「やりたい」と思った時がタイミングなので、それは恋愛も仕事も同じかなと思います。

何かを始める時「今さらそんなことするの」とか色々言ってくる人は多いと思うんですよね。結局みんな自分の年齢と比較して物事を言ってくるので……。でもそれって別にあなたの人生には登場しない人なので、その人たちを気にするよりも、自分がやりたいと思ったことを、一番若いタイミングで決めるのがいいのかなと思います。

まとめ

お二人のSNS発信を見ていると「好きな人と生きていく時間の大切さ」や「新しいことに挑戦する大切さ」など、自分たちにとって大切なものは何か多くの気づきがあります。

「何かを始めるのに遅すぎることはない」という言葉も、実際の経験を通じて伝えてくれたからこそ言葉の重みがありますよね。

恋愛や仕事、人間関係…… いろんなことで日々悩むことが多いと思いますが、そんな時まずは一歩踏みだしてみましょう。その一歩のチャレンジから、あなたの未来が変わるかもしれません。

Written by KOIGAKU

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