別れた元彼からのLINE(ライン)に対して「復縁の可能性があるのかな?」「うざい」など人それぞれの感情があるでしょう。しかし、元彼がLINEをしてきた理由があなたの気持ちとマッチしているとも限りません。
今回は元彼がLINEしてくる心理を実際のLINE内容も交え解説します。元彼からのLINEに気持ちがくすぶっているなら、当記事を読んですっきりしましょう。
ではさっそく元彼がLINEしてくる心理を確認していきましょう。女性には理解し難い理由が含まれているので注意が必要です。
孤独や寂しさに弱い男性は意外に多いです。別れたもののその後しばらく恋人ができず、単純な寂しさからLINEを送ってくる可能性があります。
ふとした夜やお酒を飲んだときに「異性と連絡をとりたい」と思うわけですが、恋人がいない元彼は元カノしか当てがありません。この場合、新しい彼女ができれば連絡はなくなります。深い意味はないけれど、今感じている孤独を埋めたい。そんな身勝手な振る舞いです。
「自然消滅して一年半後に突然『今電話してもいい?』とLINEがきました。その後ただ一方的に近況を報告されました」(30歳/女性/会社員)
「『LINEの連絡先整理してたら表示されたからどうしてるかと思って。最近どう?』と恋愛状況を聞いてきました。彼氏ができたことを伝えると、俺に合いそうな人いたら紹介してとふてぶてしいお願いをされました」(32歳/女性/会社員)
「突然LINE電話がかかってきて、出ずにいたら『話そー』と送られてきました。一人でお酒を飲んで酔っていたようで、誰でもいいから話を聞いてほしかったようです」(26歳/女性/フリーランス)
一度男女の関係を持った間柄であれば、「復縁はせずに」関係を続けたいと下心を持ってLINEを送る元彼もいます。関係を持たずとも、
・自尊心を高めるために自分を好きでいてほしい
・呼べばいつでも遊んでくれる女性をキープしたい
という考えで連絡してくることも。「新しい彼女ができた」と堂々と宣言してきてなお「会いたい」といったアプローチをかけてくる場合、下心とキープしたい気持ちでLINEをしてきた可能性が高いでしょう。彼氏ができたというとぱたっと連絡がこなくなります。
「『ひさしぶり、元気?』と元彼からのLINE。少し仕事の話をして『彼氏できたー?』と来たので、『できた』と言うと返信が来なくなりました」(22歳/女性/会社員)
「ほぼ一方的に別れを切り出され、それに渋々私が了承する形で別れた元彼。しばらく後にSNSにのせた、私が事故にあってケガをしたという内容の投稿を見て、『大丈夫?』のLINEから始まり、『心配だよ』と言われたり、元彼が最近手術をして大変だったという内容の話をされたりした。ちょうどその頃私は妊娠がわかり、結婚も決まったのでそのことを報告して、『おめでとう』と言われ会話は終わり」(37歳/女性/保育士)
「『久しぶり』のLINEから始まり、何の用かと話を進めていくと『温泉に行きたいんだけど相手がいなくて。よかったら一緒に行かない?』と。付き合っているわけでもないのに、下心しか見えず理解不能だった」(32歳/女性/会社員)
もちろん、元彼にもう一度よりを戻したいという未練があってLINEをしてくる場合もあります。気まぐれではなく継続して連絡があったり、明確にやり直したいと意思を伝えてきたりする場合には復縁もありえるかもしれません。
覚悟をもって真剣に向き合ってくれているかどうか、見極めが必要です。
「『久しぶり。元気にしてる? 今彼氏はいるの? もしいなかったらデートしない? やっぱりまだ忘れられない』とLINEがきた」(27歳/女性/会社員)
「結婚を双方の親に反対され別れた元彼から何年か後に連絡が来ました。『久しぶり、突然ごめん。この何年かずっと考えていて、やっぱり忘れられなかった。もう一度チャンスをくれないか』というような内容でした。でも私はすでに今の夫と家庭を持っていたので、そのことを知らせました。元彼からは『そうか。じゃ一つだけ聞かせて、あの時俺がもっと強く行動してたらついてきてくれた?』との問いかけ。今となっては分からないと答えると『結婚したのなら今の旦那さんとお幸せに』と。その後連絡が来ることはありませんでした」(53歳/女性/元看護師)
もし自分が元彼との復縁を望んでいたとしたら、「LINEを続けたい」「もっと話したい」という気持ちが先行してしまうかもしれません。他人のことは冷静な目で見れるのに、自分ごととなると盲目になってしまうのはよくあることです。
しかしグッと気持ちを抑え、冷静に振る舞ってください。元彼に二人の関係の主導権を握らせないことが重要です。体験談のなかには「無視した」「ブロックした」という女性もいました。恋人関係だった過去を利用しようという狙いが相手にないか、慎重に判断しましょう。
Written by 田中なお