家で温泉気分! 自宅のお風呂を工夫して楽しむ方法とは

日々の疲れを温泉で癒したいと思っても、休みが取れないなどの理由でなかなか温泉旅行が実現しないという方もいるでしょう。

そんな時は、おうちで温泉旅行を演出してみてはいかがでしょうか。自宅のお風呂にひと工夫して、家で温泉を楽しむアイデアを紹介します。

入浴剤で温泉気分

湯の花で温泉の香りを楽しむ

湯の花で温泉の香りを楽しむ

より本格的に温泉気分を味わいたいなら、実際の温泉からとれた湯の花の入浴剤を使ってみましょう! 湯の花は、温泉の湯の中に漂っている白い糸のような物体で、温泉の成分が地上に出た時に化学反応が起きてできたものです。

各地の温泉の湯の花を使ってみたらきっと高い再現性が得らることでしょう。温泉特有のにおいや、心地よい温かさ、肌のしっとり感を味わうことができます。

ただ一般的な入浴剤と比べると少し価格が高めのものが多いので、たまの贅沢に使用するといいかもしれませんね。

塩を入れて温浴効果アップ

温泉から上がった時の、体がポカポカする感じを再現したいなら、湯船に塩をプラスするのもおすすめです。塩風呂は体を温めて発汗作用を促すため基礎代謝をあげることにつながり、ダイエット効果も期待できるといわれています。

湯船に入れる塩は「粗塩」がおすすめ。スーパーなどで簡単に手に入りますし、手ごろな価格のものが多いです。温泉気分を味わいたいときだけでなく、普段使いできるのも魅力です。

複数の入浴剤を混ぜるのはNG

「できるだけ温泉効果をあげたい」と、複数の入浴剤を混ぜて使うのはNG。入浴剤には温泉気分を感じられるように香りがついていることが多く、違う香りの入浴剤が混ざるとかえって不快な香りになってしまう可能性があります。

また、複数の入浴剤を混ぜることで、それぞれに含まれる温泉成分や化学成分が反発しあい、本来の効果が得られなくなってしまう可能性もあります。予想外の化学反応が起こって浴槽が汚れてしまうなどの危険もあるので、複数の入浴剤を混ぜて使うのは避けましょう。

浴室の雰囲気を工夫する

風呂桶・椅子を温泉風に

風呂桶・椅子を温泉風に

温泉旅館で使われている風呂桶や椅子は、独特の雰囲気がありますよね。例えば、ひのきでできた風呂桶や、旅館の名前が入っているものなど。これらのアイテムを使うと「温泉に来た」という雰囲気が出るでしょう。

ひのきの風呂桶はちょっと高価……という場合、温泉マークが入ったものなどでも気分を盛り上げることができるはず。いつもの浴室とちょっと雰囲気を変えてみると、「旅行に来た」ような気分を味わうことができます。

新しいタオルを用意する

温泉旅館に行くと、清潔でふかふかなタオルが準備されています。おうちで温泉旅行気分を演出したいなら、思い切って新しいタオルを用意するのもおすすめです。

いつもの入浴とは違う新鮮な雰囲気が味わえますし、新品のタオルで風呂上がりの体をふくのは気持ちがいいものです。

選ぶタオルはキャラクターや柄がついたものではなく、シンプルな無地のものを選ぶとより温泉気分が出るでしょう。

寝間着やアメニティセットを用意する

温泉旅館は、まさに至れり尽くせり。きちんとたたまれた寝間着や浴衣が用意されています。そんな気分を出すために、新しい寝間着を用意してみてはいかがでしょうか。「普段寝るときはTシャツと短パン」という人も、雰囲気を変えれば気分が盛り上がります。

また、温泉旅館の浴室のように、化粧水や乳液、くしやブラシなどのアメニティを一揃い用意してみるのもいいでしょう。いつも使っているアイテムも、置き方を変えれば雰囲気が変わるものです。

視覚で温泉気分を盛り上げる

思い出の写真で盛り上がる

思い出の写真で盛り上がる

気分を盛り上げるために、過去の温泉旅行時の写真や画像を見るのもおすすめです。写真を見るとその当時の雰囲気や気分を思い出し、温泉旅行を追体験できるでしょう。

友人などとおうち温泉を楽しむ場合は、そんな思い出の写真を持ち寄るのも楽しいかもしれません。それぞれの旅行のエピソードを語ったり、共通の話題があればさらに盛り上がります。お菓子や飲み物を用意して、思い出話に花を咲かせるのも温泉旅行の楽しみです。

温泉特集の雑誌を用意する

おうちで温泉気分を味わうには、温泉特集や旅行特集などの雑誌や動画などを眺めるのもおすすめ。訪れたことのある温泉旅館があれば、楽しかった旅行を思い出して幸せな気分に浸れるでしょう。

また、いつか行ってみたい温泉旅館や憧れの高級旅館などを見つけてみるのも楽しいです。これから行く予定がある旅館なら、その周辺のスポットなどもチェックして具体的な計画を立ててみるのもいいかもしれませんね。

旅行バッグを用意してみる

より温泉気分を味わいたい時は、旅行バッグを用意してみましょう。

お風呂に持っていく衣類や化粧品などを、実際の旅行のようにバッグに詰めて使うことで、ちょっとしたおでかけ気分が味わえます。事前に準備をしておくことで、「温泉旅行っぽい」ワクワク感が増すでしょう。

いよいよ入浴! というときにそのバッグを開ければ、本当に温泉旅行に来たような気分を味わえるのではないでしょうか。

入浴後のお楽しみ

ドリンクを用意しておく

ドリンクを用意しておく

ゆっくりと温泉につかって汗をかいた後は、のどが渇いていますよね。せっかくの温泉旅行ですから、ビールやジュースなど自分が好きな飲み物を用意しておきましょう。キンキンに冷えたドリンクが飲みたいなら、グラスも冷凍庫で冷やしておくのがおすすめです。

ドリンクはお湯から出てすぐに飲めるように、事前に冷蔵庫に入れて準備しておきます。特別感を出すために、お湯につかりながら冷たいドリンクを飲むというのもいいですね。

部屋食風のお膳を用意する

温泉旅行の楽しみといえば、なんといっても食事です。特にお部屋でゆっくり頂くお膳は、温泉気分を盛り上げるシチュエーションの一つ。おうちでの温泉気分を盛り上げるために、旅館で出てくるようなお膳を用意してみましょう。

旬の野菜や魚を使った、旅館で出てくるような献立を準備してきれいに盛り付ければ、温泉旅館で食事をしているような感覚になるはず! より雰囲気を演出したい場合、ダイニングテーブルではなくローテーブルなどで食事をするのがおすすめですよ。

和室で過ごす

温泉旅行気分の演出には、なにより和室が欠かせません。旅館には洋室もありますが、やはり温泉といえば落ち着いた和室ですよね。

おうちに和室がなくても、フローリングに手軽に敷けるミニ畳などのアイテムを用意すれば一気に雰囲気アップ!

ローテーブルで食事をし、寝るときは布団を敷けば温泉旅館さながら。友人とのおうち温泉旅行などでは、布団を並べて夜のおしゃべりを楽しむのもいいですね。

部屋を温泉旅館風に

おもてなしの和菓子を用意

おもてなしの和菓子を用意

温泉旅館に到着して部屋に案内されたときに、テーブルに和菓子が置いてあると「温泉に来た!」という感じがしますね。温泉にありそうなおまんじゅうなどを用意し、お盆やかごに入れてテーブルに置きましょう。一緒にお茶セットもあるとより雰囲気が出ます。

旅館に着いた後は、まずはお茶とお菓子を頂いて一服です。雰囲気を味わいながらゆったりと過ごしましょう。いつも食べている和菓子でも、シチュエーションが変わると違う味のように感じるものです。

部屋に温泉グッズをプラス

自分の部屋を温泉旅館風にしたいなら、旅館にありそうなグッズを揃えるのもおすすめです。温泉旅館にありそうなのれんや、使い捨てのアメニティなど準備してみればぐっと雰囲気が出ます。

いつもの見慣れた部屋に少し工夫して、できるだけ温泉旅館の雰囲気に近づけてみましょう。行ってみたかった旅館や、テレビなどで紹介されている素敵な温泉のお部屋を参考にしてみてくださいね。

風景動画を流す

一般的に温泉旅館は自然に囲まれた場所にあることが多いですが、ビルが立ち並ぶような都会に住んでいると、なかなか温泉気分を感じることが難しい場合もあるでしょう。

そんな時は、温泉旅館から見える景色のような自然の風景動画を流すのがおすすめです。都会にいながら自然豊かな温泉地にいる気分が味わえ、リラックスした気持ちになれることでしょう。

いつもとは違う雰囲気でゆったりと過ごせば日ごろのストレスからも解放されるはずです。

自宅で温泉気分を味わおう!

手軽に温泉旅行気分を味わうには、入浴剤を利用したり、温泉グッズを使ったりして雰囲気づくりをしてみましょう。食事も温泉で出るようなお膳で用意したり、部屋を温泉の和室に近づけてみるなど、ちょっとした工夫でおうち温泉をぜひ楽しんでみてくださいね。

Written by EMILY

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