美肌には保湿が欠かせませんよね。しかし、化粧水を浸透させる方法を身につけていないと、せっかく使った化粧水もすぐ乾いてしまいます。
今回は、スキンケアの効果を高めるために覚えておきたい、化粧水を浸透させる方法をご紹介します!
浸透力をUPさせるためには、スキンケアの前に身体を温めておきましょう。身体を温めると血行が促進されるため、取り入れた美容成分がより効率的にお肌の深部まで浸透していくのです。
そのため、化粧水や美容液を使うタイミングは、お風呂上がりがベスト。お風呂はシャワーだけで済まさず、暑さを感じるまでお湯にしっかりと浸かってください。さらに、サウナなども利用して汗をかくほど身体を温めておくこともおすすめです。
朝は、蒸しタオルを顔にのせるなど顔だけでもきちんと温める工夫を取り入れて、浸透力UPを目指しましょう。
ピーリングとは、毛穴に詰まった古い角質や、皮脂をかきだすスキンケアのこと。ピーリングを行うことで、お肌に残っている汚れを落とし、ターンオーバーを促すことができます。
古い角質などの老廃物は、化粧水や美容液の侵入を防ぐ「蓋」のようになってしまいます。老廃物をそのままにしておくと、化粧水をいくら叩き込んでも、お肌の深部にまでは浸透しづらくなってしまうのです。
定期的なピーリングを行って、お肌をすっきりと老廃物のない状態へ導き、化粧水をスムーズに浸透させましょう。
化粧水を使ったあと、物足りなさを感じるときはフェイスマスクを使って、美容成分をじっくり浸透させるのもおすすめです。
フェイスマスクはシートに美容液をたっぷり吸い込んでいるため、お肌に密着させることでより効率的なスキンケアを実現。規定の時間おいておくことで、ふっくらもちもちのお肌に近づくことができます。
さらに、フェイスマスクの密着度を高め、美容成分の蒸発を防いでくれるアイテムとして「シリコンマスク」も注目を集めています。その名の通り、シリコンでできたマスクをフェイスマスクの上から装着することで美容成分の蒸発を防ぎ、さらに浸透率を高めましょう。
化粧水やフェイスパックでお肌の調子を整えたからといって、ここでスキンケアを終わりにするのはもったいない! スキンケアの最後には、必ず保湿オイルや保湿クリームを使って、蓋をする習慣をつけましょう。
ご存知の通り、化粧水は「水分」ですよね。お肌に取り入れることでうるおいをプラスしてくれる一方で、放っておけばどんどん蒸発してしまいます。その蒸発を食い止めるのが、保湿オイルや保湿クリームに含まれている「油分」です。
お肌の状態を整えるためだけでなく、化粧水を浸透させる方法としても保湿オイルや保湿クリームを活用しましょう。
今回ご紹介した化粧水を浸透させる方法は、どれも自宅で簡単に試せるものばかりです。
スキンケア習慣にプラスアルファの一手間をかければ、いつもと同じ化粧水でもより高い効果が実感できるかもしれませんよ!
Written by ちあり