モデル兼女優の長谷川京子さん。アラフォーにも関わらず、年齢を感じさせない艶やかな美肌は、女性にとって憧れの的です。
しかし、長谷川京子さんのインスタグラムを見ていたところ、衝撃の事実が発覚! なんと、寝坊した朝は洗顔もせずに娘さんの習い事の送迎をし、そのままヨガのレッスンに通っているそうです。
もしかして、朝は洗顔しない方が美肌になれるのでしょうか? 実際に、筆者が洗顔しない朝生活を行い、調査・検証してみました。
①皮膚の乾燥を防ぐ
人間の皮膚は、上から表皮、真皮、皮下組織の三層構造になっています。
表皮は、皮脂から作られた皮脂膜でコーディングされており、皮脂膜は皮膚表面を滑らかにするとともに、外の刺激から皮膚を守る役割を果たしています。
しかし、洗顔料を使った洗顔は、皮膚にとって必要な皮脂を必要以上に落としてしまうことも。皮脂膜のバリアがない皮膚は水分が蒸発しやすく、結果的にとても乾燥した肌になってしまいます。
朝洗顔していないお肌は適度な潤いがあり、皮膚の乾燥を防いでいると言えます。
②肌荒れの予防になる
洗顔の回数を減らすことで、お肌への負担を軽減することができます。
「泡で洗う」のは正しい洗顔の基本ですが、忙しい朝に、きめ細やかなモコモコ泡を作っている時間はありません。その結果、手でゴシゴシと洗顔してしまっていることが多く、お肌は摩擦による刺激によって傷付きやすい状態になっています。
朝だけでも洗顔をなくすことでお肌への負担が減り、その結果、肌荒れの予防へと繋がると考えられます。
③時短になる
洗顔すれば、その後に化粧水を付けたりクリームを塗るなど、追加のスキンケアが発生します。しかし、洗顔自体を無くせば、その手間が省けます。
忙しい朝、洗顔しないことで得られる時間は想像以上に大きなメリットです。
④経済的
朝洗顔を止めれば、その分の洗顔料を使わずに済みます。その結果、微々たるものですが、経済的だと言えます。
①化粧のりが悪くなる
寝ている間のお肌はちりや埃が付きやすい状態です。特に、冬場は起毛の毛布などを使用しているため、余計にゴミが付着している可能性があります。
そのためか、洗顔しない朝は、なんとなく化粧のりが悪い印象です。
②毛穴詰まりの原因になる
皮膚を守ってくれる皮脂はお肌にとってなくてはならないものですが、多すぎる皮脂は毛穴詰まりの原因になります。
混合肌の筆者は、洗顔しない日のTゾーンのテカリが気になって仕方ありませんでした。
③気分がスッキリしない
洗顔しない朝は、なんとなく気分がスッキリしなかった筆者。
洗顔することでスイッチが入り、頑張ろうというモチベーションに繋がっていたような気がします。
こうして、洗顔しない朝生活を続けてみた筆者が行きついた結論は、“お湯洗顔”です。洗顔料を使わないので、余計な皮脂を落とし過ぎることがありません。
また、泡でゴシゴシとお肌をこすることもないので、お肌への負担はほぼゼロ。洗顔料を泡立たせていた手間がなくなっただけでも、時短になりました。
お湯洗顔は、ちりや埃を落とすことができるので、化粧のりは今まで通りをキープできますよ。その上、水よりもお湯の方が油性の皮脂が落ちやすく、洗い上がりもサッパリ!
結果的に、心身共に健やかな朝を迎えられている気がします。
筆者の体験では、脂性肌や混合肌の人は、朝もきちんと洗顔をした方がいいと思います。しかし、洗顔料を使うかどうかは、その人の肌質次第。
お湯ではなく水の方が心地良いかどうかも、本人の好みによるのではないかと思います。
肌質は、人によって違います。「●●さんがこうやっていてから」と単に真似するのではなく、自分に合った洗顔法を見つけることこそが美肌への近道なのではないかと思います。
Written by nana