濃い顔さんは、そうでない人に比べメイクの悩みを抱えがち。「ついキツい印象になってしまう」、「ケバくなってしまう」という人は、もしかしたらNGメイクをしているかも。
濃い顔さんに知ってもらいたい、抜け感メイクのコツをまとめてみました。
早いペースで移り変わる、メイクの流行。雑誌やテレビでは、旬なメイクのHOW TOがたくさん紹介されていますよね。
基本的に、HOW TOの通りにメイクをすればトレンド感のあるメイクが完成するもの。
しかし濃い顔さんの場合、紹介されている通りにメイクをしても「思ったような仕上がりにならなかった」ということもあるのではないでしょうか。
濃い顔さんのメイクは、ケバい印象になりがちという特徴があります。
さらに「キツイ印象を与えてしまう」「老けて見られてしまう」など、さまざまな悩みを抱えがちです。メイクの加減が難しい濃い顔さんは、自分らしさを活かせるメイクを研究してみましょう。
まずは、濃い顔さんがやってはいけない注意ポイントからご紹介します!
濃い顔さんは、次のようなメイクをすると「ケバい」「派手すぎる」など、好印象から遠ざかってしまう恐れがあります。
◆カラーをたっぷり使ったメイク
◆青や緑など、難しいカラーを取り入れたメイク
◆アイラインをしっかり描いたメイク
◆ノーズシャドウやハイライトで陰影をつけたメイク
◆つけまつげを取り入れたメイク
◆赤リップや唇を強調したメイク
◆ピンクのチークや口紅を重ねすぎたメイク
◆シェーディングを使って小顔に見せるメイク
こうしたメイクは、高いメイクテクニックがないと浮いた印象を招いてしまいがち。
濃い顔さんの場合は特に、メイクを施した部分が強調されすぎてしまい、ケバいイメージを引き立ててしまいかねません。
濃い顔さんが、似合うメイクをする上でもっとも大切なのが「カラー選び」です。
上記のように、赤、ピンク、青、緑、紫など、印象的なカラーを取り入れたメイクは浮いてしまいがちなので注意が必要です。どうしても使いたいときは、一点使いで薄く取り入れるなど、派手になりすぎないように気をつけてください。
では、濃い顔さんはどのようなカラーを選べばいいのでしょうか? 特におすすめなのが、ブラウンです。アイシャドウ、アイライナー、アイブロウ、マスカラと、色んな部分に取り入れて違和感のないブラウンカラーは、特に重宝するはず。
ブラックに比べて優しい色味なので、濃い顔さんもキツい印象になりにくいのが魅力です。
変化を取り入れたいときは、肌なじみのいいゴールドカラーもおすすめです。チークやリップには、甘さの引き立つピンクよりも、ややオレンジのニュアンスが混ざったエネルギッシュなカラーを選びましょう。大人っぽく、抜け感のあるメイクが叶えられます。
濃い顔さんが自分に合うメイクを実現するためには、あらかじめなりたいイメージを固めておくことがおすすめです。
雑誌やメディアを参考に「こんなメイクなら似合うかも」というイメージを膨らませ、それに合うようにメイクをはじめれば、濃くなりすぎる心配がありません。
例えば「表情をできるだけ自然に、柔らかく見せたい」というときにはナチュラルなメイクがおすすめです。ベースメイクは素肌感が残るように薄く仕上げ、アイメイクもマスカラと薄づきのアイシャドウだけなど、極力抑えてみて。
「キツイ印象に見られるのが悩み……」という濃い顔さんは、フェミニンな雰囲気のメイクを取り入れるのもいいかも。アイラインを引くときは、目尻を少し垂らすように長めに引くだけでも、印象が大きく違います。
ふんわりとしたナチュラルカラーのアイシャドウやアイライナーで仕上げれば、垂れ目風の優しい印象のメイクが完成。いつもと違った雰囲気を楽しめそうです。
濃い顔さんは、メイクをしすぎなくても華やかな印象になったり、大人っぽくセクシーな雰囲気があったりと、魅力たっぷり。
ぜひこの機会に、自分らしさや魅力を活かせるメイクを研究してみてくださいね。
Written by ちあり