彼との結婚を考えていると、結婚生活がうまくいくかどうか、不安になってしまうこともあるでしょう。一生涯におよぶ結婚ですから、つい慎重な態度になったり、あれこれと心配してしまうのは当然だと思います。
でも、ちょっと肩の力を抜いて、神経質であるよりも、多少鈍感であったほうが、結婚生活はうまくいくかもしれません。
今回は幸せな結婚生活を送るうえで、捨てたい神経質と意識したい鈍感力について考えてみました。
二人の仲が深まってくるぶんだけ、距離感も縮まってくるもの。つい冗談で口が滑ってしまったり、心ない発言をこぼしてしまうこともあるでしょう。でも、そうしたことをいつまでも気にしていても仕方ありませんよね。
「え、ひどい」「そんな言い方しなくても~」と、場の雰囲気を壊さない程度に、自分の気持ちをそれとなく伝えられればいいのですが。お互いの気分によっては、どちらかが我慢して鬱憤が溜まってしまうこともあると思います。
そんなときは、あれこれと考えるのではなく、右から左に聞き流してしまうこと――。
「まあ仕事で疲れていただろうし」「体調悪いみたいだし……」と、相手の気持ちに寄り添ってあげながら、あまり深くとらえないことが大切です。
長い間一緒にいれば、彼のいろいろな一面を目にするでしょう。当然怒ったところや、不機嫌な瞬間と立ち会うこともあると思います。
細かいことはあまり気にせず、どうしても気になる場合はきちんと彼に聞いて、話し合うことが、いい関係を築くポイントになりそうです。
よく男性は浮気をする生き物だ、なんて言い方がされます。彼の行動で不可解なことが出てきたり、最近彼の様子がちょっとおかしかったりすると、思わず浮気を疑ってしまう女性も多いかもしれません。
しかし、世の中の多くの男性は、恋人がいても友達や知り合いと遊んだりと、束縛を苦手とする人が多い印象です。
それこそ、あれこれとプライベートを鑑賞する女性よりも、自由気ままに遊ばせてくれる女性のほうが、付き合っていて居心地がいい男性のほうが多いでしょう。
彼がきちんとデートをしてくれて、自分の気持ちと向き合ってくれ、大切にしてくれているなら――。あまり彼の行動に深くタッチしないほうが、賢い彼女と言えるかもしれません。
彼依存にならないためにも、あなたも友達と遊んだり、仕事やプライベートを充実できると、ヘタにあれこれと勘繰ってしまうことも少なくなるはず。結果的に彼にもいい刺激を与えられ、二人の関係にも役立つかもしれません。
人というのは、どうしても欲が出てきてしまうものです。彼と幸せに付き合っていても、その幸せが当たり前に感じられてしまい、つい欠けるものに目がいきがちです。
たとえば連絡頻度が少なくなってきたとか。感謝の言葉が少なくなってきたとか。特に付き合いが長くなってくると、ワガママになってしまう女性も多いかもしれません。
そんなときこそ、いま一度彼が与えてくれているものを再確認できるといいですね。彼のように何でも言い合えて、優しく大切にしてくれる人はほかにいない――。
ちょっと謙虚に彼との関係を考えられると、普段の付き合いでも見直すべきポイントが見えてくるはずです。
それこそ、ほかの男性と彼を比べてしまうことが出てきたら、気持ちを落ち着かせて、彼の良さに目を向けてみて。何気なく付き合っているなかでも、彼が与えてくれるものは予想以上に多いことがわかるでしょう。
彼との結婚を真剣に考えるからこそ、つい神経質になってしまうことも多いでしょう。そんなときは、ちょっと肩の力を抜いて「まあそんなときもあるさ」とおおらかにとらえることで、物事が良い方向に運ぶことも多いと思います。
Written by 柚木深つばさ