好きな人ができると、「相手も私のことを好きになってくれたら……。」と思いますよね。外交的な女性なら、積極的に相手に声をかけて交流を図りながら、なんとか相手を振り向かせようとするでしょう。
でも、性格が内気だと、声をかけるのすら億劫……。そう感じてしまう女性も多いのでは。遠くから相手を見ているだけじゃ、ふたりの関係は変わらないもの。それでも、少しでも自分の気持ちが相手に伝われば、恋のチャンスは訪れるかもしれません。
今回は、口にしなくても相手に好意を伝える方法がないか、考えてみました。
『目は口程に物を言う』。そのことわざ通りに、目から相手に伝わる情報は、私たちが思っている以上に多いものです。それこそ、やる気であるとか、誠意であるとかですね。
どんなにうまく言葉を並べても、相手の目を見ただけで「あ、コイツはいま嘘をついている」と分かってしまうことは、往々にしてあります。相手の年齢が自分より上で、仕事でキャリアを積んでいる相手なら、なおさらでしょう。
ただ裏を返せば、自分の好意も目から相手に伝わる可能性があるということです。なかには相手に気持ちを悟られまいとして、わざと目を合わせなかったり、素っ気ない態度を取ってしまったりする女性もいるのでは?
相手の目を適宜見て、何ら疑うことなく包み込むように目線を送ってあげる。そうした眼差しに、男性は安堵や癒しを感じ、あなたに惹かれることも少なくないと思います。
よくマンガやアニメのワンシーンで、男の子がヒロインの女の子に笑顔を向けられて、ハートを射抜かれる。そんな描写を目にしたことある女性も多いのでは。
笑顔はそれだけ、人を魅力的にさせるのです。自分の好意を伝えるために、これを使わない手はないでしょう。たとえば、相手とすれ違ったら「お疲れ様です」と笑顔を向ける。相手と目があったら「ん? なにかご用ですか?」と、笑顔をそっと向ける。
いずれも自然な行為ですし、相手の男性も迷惑とは感じづらいでしょう。特に初対面のうちは、こうした言動だけで無意識に相手への好意が強まるもの。
ほかにも、相手と話す機会があったら、気を許すように微笑んであげる。相手と居心地のいい関係を築くポイントとして、ぜひ笑顔を上手に活用してみてください。
『行動は言葉よりも雄弁に語る』ということわざがあります。言葉よりも行動や行いのほうが、説得力があるという意味です。好きな人への気持ちも、それを意識してみてはいかがでしょうか。
友達や親が自分のために動いてくれる姿には、無条件の愛や友情があります。それと同じように、あなたも相手のために、旅行時のお土産をプレゼントしたり。相手が仕事で悩んでいたら、周りにそれとなく協力を仰いで、彼の煩いを解消してあげるとか。
「好きだから」の気持ちよりも、相手のために尽くしてあげる気持ちを大事にできるといいかもしれません。すると、相手はあなたの愛情に好印象を持ち、積極的に交流していこうと思うはずですから。
もちろん、言葉を交わせるのなら、それが1番です。でも、相手と話すのが恥ずかしい……。そんなときは、ぜひこうしたポイントで相手の興味を振り向かせてみて。
Written by 柚木深つばさ