男って口下手だということは、いつの時代も常識のようなものです。だから、女性は「『結婚しようよ!』 と彼氏に“言わせる”ために」がんばるわけですよね。
日本人男性がイタリア人男性のように、恋に関して極めて饒舌であれば「今年こそは彼に『結婚しよ』と言わせる10のテクニック」なんて雑誌の特集は成り立たないですもんね。
さて、こんな口下手な(言葉を出し惜しみする)日本人男性が、悪気なくあえて「本命の彼女にあまり言わない」4つのことについて、何人かにお話をお聞きしました。
以下にご紹介する言葉が彼の口から出てこないからといって、「あたし、彼に愛されてないの?」と焦らなくてもいいようです。
さっそくご紹介しましょう。
「私は5人の男性と付き合ってきましたが、愛してるよという言葉は、5人とも言ってくれた試しがありません。まあ言われても気持ち悪いなと思いますが」(29歳・介護)
「愛してるよ」という言葉は、映画やドラマの中だけで使われる言葉なのでしょうか?「あなたは私のことを愛していますか?」「いいえ、ナンシー、私はあなたのことを愛していません」という例文も、英語の教科書になかったように記憶しています。
「彼氏に『今日なにしてた?』と雑談的に聞いても『あ~ん?』とか『へ?』という言葉しか返ってこないです」(25歳・メイク)
今日やったことを彼が忘れてしまったということではないと思いますし、彼女に言えないようなやましいことをやっていたわけでもないと思いますが、今日の出来事を饒舌にしゃべる男って、そういえばあまり聞いたことがないです。
「遠距離恋愛なので、彼に『メールで毎日おやすみって言ってね』と言って聞かせているのですが、おやすみメールをほとんど送ってきません」(24歳・派遣)
おはようメールとか、おやすみメールは、恋が燃えているとき以外は無理なのかもしれません。男って、心の中で彼女に「おはよう」とか「おやすみ」と言うのが得意なのかも!
「彼氏と喧嘩をしたとき、『ごめん、オレがまちがってた』という言葉を彼の口から聞いたことがないです」(27歳・ダンサー)
男はプライドで生きているようなものですから、こういう彼氏がいてもちっともおかしくないですよね。武士は食わねどと昔から言われますもんね。彼氏が武士かどうかは別問題ですが。
いかがでしたか? 男って、男子校が象徴するように、わりとサバサバっと生きている生き物のようですので、男の「言葉足らず」に女性として腹を立てても、腹を立てるだけ無駄なのかもしれません。