彼氏の親に挨拶に行くときって、緊張しますよね?
なにを着ていけばいいのか、手土産はなにがいいのか、なにを喋ればいいのか、などなど、心配事がいくつも頭をよぎると思います。
でも大丈夫!「彼女にこうしてほしい、こんなふうにふるまってもらいたい」という彼の思いを指針にすればいいんです。
彼ママにも彼パパにも気づかいする必要があるけれど、とりあえず、「彼女にはこうふるまってもらいたい」という彼の気持ちだけに集中しておけば、あとのことはうまくいきます。
では彼は、彼女にどんなふうにふるまってもらいたいと思っているのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
1. 素直さが表に出ればそれでOK
普段、彼の前で超わがままにふるまっていても、また、そのわがままさを彼が大好きだったとしても、彼氏の両親の前では素直ないい子としてふるまってほしい――彼はこう思っています。
なぜなら、素直ささえあれば、人間関係は円滑なものになると彼は知っているからです。
彼氏の親にとって、あなたは「知らない人」です。「初めましての人」かもしれません。
初対面のとき、人は相手のどういうところを見て「この人いい人だな」と思うのかといえば、素直さなんですね。
とくに、親世代になれば、細かいことはさておき、素直な性格の子かどうか、というのを見るのです。
学歴とか着ている洋服とか、お茶の飲み方におけるマナーとか、そういうのって全部「あとの話」なんですね。
まずは素直さが全面に出るようにふるまうこと――彼氏も、彼氏の親も、これをまずあなたに望むのです。
ちなみに、いわゆる嫁姑の関係なんて、まったく気にすることはないです。そういうのは「ずっとずっと先の心配事」だから、気にすることなんてなにもないです。
2. お願いだから親の前で黙らないで!
素直さを全面に出そうと意識するあまり、緊張しちゃって無口になる彼女……彼はこれをもっとも嫌がります。
「お願いだから親となにか喋ってよ」「黙らないで!」これが彼女に対する彼氏のホンネです。
と言われても、あなただって、好き好んで黙り込むわけではないですよね。
なにか喋れば普段のわがままさが出ちゃうかも……たとえばこういう懸念ゆえ、つい黙ってしまうんですよね。
でも、なにか喋ろう!
喋るのは彼氏の役割っしょ? 彼の親なのだから、彼が一番よく喋るべきっしょ? と思う人もいるかもしれないけど、彼は「俺の親と仲良くしてくれる彼女」であることを、あなたに望んでいるのです。
だから、変に気を使いすぎて喋らない彼女がイヤで、反対に、彼ママや彼パパとよく喋る彼女のことが好きなのです。
3. 親と共通の話題を見つけてほしい
「できれば俺の親と共通の話題を見つける彼女であってほしい」これも彼のホンネです。
共通の話題って、なんでもいいんです。
たとえば、彼ママもあなたも料理が好きで、料理の話題で盛り上がるとか。
あるいは、彼パパもあなたも、学校時代、吹奏楽部だったとかでもいいんです。
なんらか彼の親と共通の話題を見つけることによって、彼は安心します。
「ああ、これで<俺たち>の関係が一歩前進したな」と思うのです。
4. おわりに ~彼の親も「人」だということ~
彼氏の親に挨拶に行くからといって、妙に気負わないことです。
「こうすれば彼ママにウケがいいかな」とかと考える女子もいると思うけど、奇をてらわず、普通にすることです。
「初めましての人」と接するときの「普通」とは、「相手も人間である」という事実を忘れないということです。
相手も人間であるということはどういうことかといえば、人は誰しも、素直な感じで、楽しそうに喋る人のことが好きだと思っているということです。
彼の親のみならず、彼だってそう思っているのです。もっと簡単にいえば「人間好き」アピールをすればそれでOKということです。
素直な感じで、楽しそうに喋る人って、どこかしら人間好きな感じがするでしょ?……と書くと、生まれつき人間があまり好きではない人は困ると思います。
生まれつきあまり人好きじゃない人に、いまさら「はい、では、彼の親の前で人間好きっぽくふるまおう!」と言われても無理ですよね?
そういう人は「素」で挨拶に行くといいです。
無理に人間好きをよそおっても、どうせあとから馬脚が現れてしまって、トラブルになるだけだから。
「ああ、うちの息子の彼女はあまり人間好きじゃないのね。でもまあいいわ。わたしも若い頃は人間があまり好きではなかったから、うちの息子はわたしに似ている子を彼女にしたのね」と、彼ママが思ってくれるかもしれません。
なにはともあれ、彼のホンネと彼の親のホンネを総合的にとらえると、次のように言えます。
妙に気負うことなく「人間好き」でいこう!
それが無理な人は無理せず「素」で行こう!