恋愛とは、時に全く意味の分からない方向に物事が進んでいくこともあります。経験上そのような状況に陥ってしまったことがあるという男性の方も、いるのではないでしょうか?
特に、女性の心は「女心と秋の空」というくらいですから、案外変わりやすいもの。その最たるものが、「好きなのに別れる」という状況です。
ここでは、好きなのに別れる理由が分からない、という男性に向けて女性の隠された本心や本音、そして知られざる事実についてご紹介します。
1. 好きなのに別れるって意味不明! なんでそうなるの?
残念ながら、1つ押さえておいていただかなくてはならないことがあります。
好きなのに別れる、これは本当に好きなのに別れようとしているケースと、「必ずしもそうではないケース」の2通りが存在するということです。
つまり、女性からすれば自分が悪者になりたくないが為に、好きだけど別れなければならないという状況を演出しているケースもあるというわけです。
ここを第一前提として押さえていただければ、この後の内容も理解がしやすくなるでしょう。
特にもしあなたが今、彼女からLINE(ライン)や電話で好きだけど別れよう、などと言われている状況であれば、注意深くこの先を読み進めてください。
2. 「本当に」好きだからこそ別れるケースも存在
女性にとって、好きだけど別れなければならないというケースは本当に存在します。本当に女性があなたのことを好きなのにも関わらず、様々な事情で別れなければならないケースです。
なぜ、そうなるのでしょう?
1つは、何らかの事情で遠距離恋愛になることが確定してしまったので、お互いに寂しい思いや浮気などで精神的ダメージを負う前に、別れようとするケースです。
これは、女性が過去の恋愛の傷やトラウマによって「いつあなたから振られるか分からない」という恐怖感が先に立ってしまい、ダメージを自分が受けてしまう前に自分から振ったことにして別れてしまおう、そうする事で自分を守ろう、という行動の表れです。
もう1つは、そもそも恋愛関係が何らかの「嘘・偽り」のもとに成り立っているというケースです。これが一番、お互いに辛いかもしれません。
3. そもそもこの恋愛自体が浮気(女性に彼氏・夫がいる)
- 不倫だったケース(女性が既婚者)
- その他、男性が知らない重大な事実があり、そもそも交際している事が正常なことでないケース
こういったケースの場合だと、男性にいつバレるか分からない、バレた時にはこの恋愛が終わりを迎えてしまう……などのストレスを抱えながら、付き合っていることがほとんどです。
こういったケースの場合、そもそも恋愛関係が正常に成り立っているわけではないので、好きなのに別れざるを得ないというわけです。
不倫関係や浮気の場合は、いわゆる「不貞行為」にあたるわけですから、男性にも迷惑がかかってしまいます。
女性はこの辺りのことも考えて、好きだけど別れなければならない、という結論を下すことがあります。
4. 好きなのに別れる理由がツラすぎる……復縁方法はある?
このように、好きなのに別れるというキーワード1つとっても、そこには様々な事情が隠されていたりします。ただし、その中でも復縁することができるケースも、実は存在するのです。
それは、「好きなのに別れなければならない理由」のうち、ダメージを負う前に先に別れを告げることで精神的に守ろうとしている場合です。
この場合は、特に交際関係にあることは何ら問題ありませんし、女性の方がいつ男性から振られるか分からないという恐怖心を持ってしまっているだけの状態に過ぎません。
だからこそ、問題なく復縁はできるでしょう。ただし、男性が女性から本当の意味で信頼されることが必要です。この部分で、男性は多少苦労することもあるかもしれません。しかし本当に好きであれば、難なく乗り越えられる壁です。
それ以外のケースで、例えば彼女が既婚者だった場合や、そもそも交際関係が不適切と言わざるを得ない場合、乗り越えるべき壁は途方もなく多くなるでしょうが、こちらも頑張れば復縁は可能かもしれません。
何にしろ、最低限彼女が本当に男性のことを好きなのにも関わらず、別れなければならないという場合には、基本的に復縁のチャンスはあると言えます。
(※彼女が好きなのに別れなければならないという「ポーズだけ」をとっている場合は、すでに彼女の気持ちが離れてしまっていることも多く、この方法は使えません。)
5. まとめ
「好きなのに別れる」。なんとも奥の深い言葉です。そこには女性の本心や様々な状況が隠されていることもあります。男性がすべきことはまず、相手ときちんと対話をすることです。
そして、本当に復縁したいと考えているなら、出来る限りのことを尽くしてください。そうすることで、自ずと道は開けるでしょう。
そしてその時、彼女から思わぬ事実を告白された場合、彼女が告白してくれたことをまず認めてあげることも大切です。