好きな女性がいれば、誰もがやきもちや嫉妬を感じると思いますが、このような気持ちが起こるのはどうしてなのでしょうか。
ここでは、やきもちや嫉妬を感じるワケや、嫉妬を感じやすい人の特徴を解説。嫉妬心と上手に付き合う為の方法をアドバイスします。
1. 嫉妬を感じるのはどんな時?
- 「彼女が他の男性と笑顔で話している時」(28歳/自営業)
- 「かっこいい男と一緒にいる時は、嫌です。」(24歳/建築関係)
- 「彼女から男友達の話題を聞くと、何もないって分かってるのに嫉妬してしまう」(26歳/営業)
- 「自分から彼女の過去を詮索して、自己嫌悪に陥ることがよくあります。」(30歳/公務員)
- 「自分の彼女が、他の男に可愛いと言われた時。嬉しいはずなのに、モヤモヤします。」(25歳/アートディレクター)
共感できる意見や体験談はありましたか?「そうそう」と頷きながらこれを読んでいる男性も多いことでしょう。
女性に対する嫉妬は、日常のあらゆる瞬間で生まれているようです。
2. 女性への嫉妬はどんな時に生まれるか?
- 相手を独り占め(束縛)したい時
- 女性と一緒にいる男性を「羨ましい」と思った時
- 女性と一緒にいる男性に怒りを感じた時
- 女性と過ごす男性が憧れの存在である時
- 女性に無視された時
- 女性を束縛したいと思った時……など
女性を好きであればあるほど、嫉妬を感じるきっかけは増え、嫉妬心を感じることは日常茶飯事。
ですから、好きな人や彼女など大切にしたい人がいる期間中は、嫉妬心と上手く付き合うことができるかどうかが大切です。
3. 嫉妬心を感じやすいのはこんな人
①劣等感がある
常に自分を人と比べ、「自分なんてどうせ……」と卑下してしまいがちな人は、人より強く嫉妬心感じやすい傾向にあります。
自分の悪い面にしか目がいかなくなり、どんどんネガティブになっていってしまいます。
②自信がない人
前述の「劣等感がある人」と似ているようで、若干違います。自分に自信がない人は、自分の力ではなかなか前向きになることができません。
例えば、好きな女性が男性と楽しそうに会話をしている時に「あいつに取られてしまうのではないか?」と不安が心をよぎるのも、自信がない人の特徴です。
好きな女性と仲良く話している男性のことをよく知らないのであれば、余計に嫉妬芯は膨れ上がります。
③執念深い人
1つのことに囚われたら、なかなかそこから考えを切り離すことができない人です。
例えば、会社の廊下でたまたま好きな女性が男性と数メートル二人きりで歩いただけで、嫉妬心から生まれた怒りがいつまでたっても収まらないなどのケースが当てはまります。
「こんなこともあるよな」などと気楽に考えることができず、いつまでも1つのことに固執してしまう人は、嫉妬深いでしょう。
④ナイーブで落ち込みやすい人
些細なことで落ち込みやすい人も、嫉妬心にかられやすい人だといえるでしょう。
このような人は、他人から見ると些細なことでも、本人は奈落の底に突き落とされたような衝撃を受けています。繊細でデリケートな人とも言い表すことができるでしょう。
感受性が強く、相手の1つ1つの行動を深読みしすぎてしまうことで妄想が膨らみ、どんどんネガティブになっていってしまいます。
4. 嫉妬心と上手に向き合うには?
余裕ある行動で自信をつける
自分に自信を持つには、寛容でいることが大切です。ですから、ほんの少しのことに慌てず、余裕をもって行動するように心がけましょう。
自身の性格が元からせっかちだという人こそ、ワンテンポ置いてから行動に移すようにすること。
少しでも気になるところがあれば「見逃せない!」と、些細なことに躍起になっていると、どんどん嫉妬心が膨らみ、余裕がなくなります。
行動は、心を映す鏡になります。心にゆとりを持ちたければ、行動をゆとりのあるものに変えていくことが効果的です。
自分のことで忙しく過ごす
この場合の「忙しい」というのは、仕事だけでなく、プライベートも忙しくしているということを表します。
特に、自分の趣味や好きなことに没頭する時間で心が満たされていれば、自分に自信を持つこともできるでしょう。
好きな女性への嫉妬は、自分の心に無駄な隙間がある時に強く感じがち。しかし普段忙しく、自分の生活が充実していれば、嫉妬を感じる余裕などほとんどないでしょう。
彼女との信頼関係を強固にする
付き合っている彼女がいるのであれば、彼女との信頼関係を強いものにしておきましょう。
嫉妬心が起こるのは、彼女を信用できないからということも多いです。一緒に過ごす時間でいつもお互いの気持ちを確かめ合い、信頼を絶対的なものに育んでおきましょう。
そうすれば彼女が他の男性と会話をしていても、一緒に並んで歩いていても、特に気にならなくなるはずです。
嫉妬心を「当たり前だ」と思う
嫉妬心は、誰にでも感じられる当たり前の感情です。
男性がやきもちや嫉妬をすることに「みっともない」と感じている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
男性で嫉妬心に悩む人は、彼女への嫉妬に苦しんでいるだけでなく、嫉妬心を感じてしまった自分を責めているというケースも多いです。
嫉妬をすることは、生きていれば普通に起こり得ること。決して恥ずかしいことではありません。
ですから、心の中に生まれた彼女へのやきもちや嫉妬を「当たり前なんだ」と受け入れることで、少し楽になれるでしょう。
5. まとめ
女性への嫉妬心は、皆が当たり前に抱えているもので、日常茶飯事に抱く感情です。
嫉妬心を完全になくして生活するということは難しいことですが、感じたやきもちや嫉妬と向き合うことで、乗り越えやすくするというのは十分可能。
まずは自分の中に生まれた嫉妬心を認め、おおらかでいられるように心がけることが大切なのかもしれません。