この記事では、彼女をちゃん付けで呼ぶ時の男性心理と、呼ばれる側の女性の気持ちについてまとめています。

急にちゃん付けをしてきた彼氏の心理を知りたい方や、ちゃん付けされた時の女性の気持ちを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

1. 彼女をちゃん付けで呼ぶ意味とは？

それまでは名字にさん付けだったのに、次第に何故か名前にちゃん付けで呼ばれるようになるなど、ある日突然呼び方を変える男性がいます。女性からすると、なぜ急に呼び方を変えてきたのか、何か心境の変化があったのか、驚いてしまうでしょう。

彼が何を考えて急に呼び方を変えるのか、ここではその意味を見てみましょう。

2. 彼女をちゃん付けする男性の心理4個

彼女をちゃん付する男性側の心理として、推察できる原因は主に4点あります。呼ばれる側からすると戸惑ってしまうものですが、ちゃん付けする男性の本音を探っていきましょう。

1：彼女が可愛いことを主張したい

彼女のことを、可愛い・守ってあげたいと思っている場合です。可愛いと思っていても、それを口に出して言えないタイプのシャイな男性に見られる傾向にあります。

恥ずかしくて「可愛い」と言えませんが、周囲に分かってもらいたい時には「ちゃん付け」するという行動に出るのが特徴です。

2：ただの真似で呼んでいるだけ

あまり深く考えていないけど、周囲に合わせて真似していることもあります。

呼び捨てをしてしまうと馴れ馴れしい印象を与えてしまい、さん付けで呼ぶとどこかよそよそしい印象になってしまいます。そのため、「とりあえず周りの友人達と同じようにちゃん付けしてみただけ」という場合があります。

3：自分が優位な立場である事を主張したい

もともと他人を征服したいという欲求があるため、「自分が彼女より上位である」または「上位であるということを示したい」場合、無意識のうちにちゃん付けしてしまうのでしょう。

付き合っていく過程で、常に自分がリードを取り、男らしさを示したいという気持ちを持っている男性もいます。

4：彼女のことが好きでたまらない

ただ純粋に彼女のことが好きで、愛情表現の一種としてちゃん付けしていることもあります。

愛らしいものに対してちゃん付けして呼んでしまうことはあるでしょう。小さな子供や飼っているペットに、ちゃん付けしてしまうケースと似ています。「○○ちゃん」という響きにはや愛らしさが表れています。

彼女が可愛いくて大好きだという場合、呼び方にもそれが出てしまう傾向にあります。呼び方がその男性なりの愛情表現になっていると捉えて良いでしょう。

3. 彼女をちゃん付けするのが賛成な10個の理由

ここからはちゃん付けされる女性側の視点から考えてみましょう。彼氏からちゃん付けで呼ばれる時、女性はどのような気持ちになるのでしょうか。ちゃん付けに賛成の意見を見てみましょう。

1：呼び捨てで呼ばれるのが好きではないから

そもそも、呼び捨てにされることに抵抗がある場合です。お付き合いがスタートした時、呼び方を変えるもう一つのパターンとして、「呼び捨て」がよくあります。

しかし、女性がこれまでに呼び捨てにされたことがなかった場合、違和感を覚える可能性があります。

特に男性側が年上で、お互いの年齢が離れている場合に見られます。

呼び捨てにされることに慣れていない場合は、偉そうだなと感じてしまうことがあります。名前に敬称を付けて欲しいと思っている女性もいますので、そういった場合は、ちゃん付けの方がより丁寧な印象を持ちます。

2：仲が深まり特別扱いされた気がするから

呼び方が変わると、昨日までとは違う、二人の仲が特別なものになったと感じる方もいるのではないでしょうか。

昨日まではさん付けでも、今日からは違う、ということに特別感が出てきます。他の人とは区別されて、彼から大切にされているという実感も湧いてくるでしょう。

知り合いや友達とは違う恋人同士の関係となります。二人の距離がぐっと縮まった感覚があるため、嬉しいと感じるケースです。

3：優しく扱ってくれている気がするから

呼び捨てよりも丁寧に感じ、優しさを感じる女性もいます。

呼ぶ時の声のトーンや、雰囲気にもよりますが、女性として大事にされている実感が湧いてくるケースです。男性側に紳士的な側面が見られる場合に多く見られます。

彼女として丁寧に大切に扱われている感覚は、女性側からすると嬉しく感じるでしょう。

4：愛情を感じるから

ちゃん付けされることで、彼からの愛情を感じる女性もいます。呼び捨てよりも柔らかいイメージで、さん付けよりも距離の近さを感じるでしょう。

彼が彼女を呼ぶ時の雰囲気が、昨日までとは違うことを敏感に察して、それを愛情と感じている場合です。

スタートしたばかりの二人の仲が深まった証しと捉えて、優しさと愛がこもった呼び方に特別感を感じているでしょう。より一層お互いを大切にしようと考えるようです。

5：違和感を覚えないから

普段からちゃん付けされることに慣れている場合は、特に違和感を覚えないようです。このタイプの女性は、以前からちゃん付けされていたかのように受け入れることができます。

勇気を出してちゃん付けに変えてみた男性の場合、少し拍子抜けするでしょう。

周りから常にちゃん付けされており、ちゃん付けが日常化している女性がこのパターンに当てはまります。

6：初々しく新鮮な感じがする

付き合う前に二人の間にあった距離が近くなり、さらにそれまでとは呼び方が変わることで、二人の間に漂う空気感にも変化が見られます。

男性側が女性にちゃん付けすることに慣れておらず、勇気を振り絞って呼んでいる場合、女性にそれが伝わり、お互いに恥ずかしいような気持ちになるでしょう。

呼び慣れていないちゃん付けは、女性側が空気の違いを敏感に察するため、初々しい新鮮な気持ちになります。

7：親しみが込められているから

友人同士でちゃん付けで呼びあうことが日常化していると、やはり、親しみを感じることが多いようです。ちゃんを付けることが、親しくなった合図の可能性があります。

特に女性は、子供の頃からちゃん付けされることに慣れているため、違和感を覚えない人も多いでしょう。

他人にはちゃん付けしないため、近い距離になった証拠とも言えます。

8：呼び方は愛には関係ないから

呼び方、呼ばれ方に特にこだわりがない女性もいます。

ちゃん付けに限らず、どんな呼び方であっても二人の愛情に何も関係ないと思うパターンです。

そのような方は、彼氏からの好意を感じ取ることができれば、呼び方はあまり気にしない傾向にあります。また、好きな人から呼ばれること自体に、喜びを感じる場合もあります。

9：女の子扱いされている感じがするから

ちゃん付けは、女性に対する呼び方であることが一般的には多いため、呼ばれ慣れていない女性は、女性として扱ってくれることに気恥ずかしさを感じるとともに、嬉しさを感じることもあるようです。

付き合い始めの頃は、相手との距離が近くなったことを敏感に感じ取って、テンションが高くなるでしょう。二人でいる時とそうでない時に呼び分けされたりすることで、「女の子として扱われている」と感じるでしょう。

10：男性がちゃん付けすると可愛いから

ちゃん付けする男性自身に、ギャップを感じて可愛らしさを感じる場合もあります。

女性は普段からちゃん付けすることに慣れていますが、男性が誰かをちゃん付けする場面はあまり見ないでしょう。そのため、女性の高めの声だと違和感を覚えませんが、低い声の男性から「○○ちゃん」という呼び名が発せられると、ギャップを感じる傾向にあります。

4. 彼女をちゃん付けするのが反対な4個の理由

ここでは、ちゃん付けに反対の意見も見てみましょう。基本的にちゃん付けには、悪い意味はほぼありませんが、抵抗を感じている女性も少なからず存在します。ちゃん付け反対派は、どのように考えているのでしょうか。

1：恋人ではなく友達のような感じがするから

日常的に友人同士などでちゃん付けしている場合、「ちゃん＝友達」に慣れてしまっているためでしょう。恋人と友達の線引きに、曖昧さと壁を感じる方もいます。

友人や知人に対してもちゃん付けする男性には、「私にはちゃん付けしないでほしい」と思っている女性もいるでしょう。恋人として、周囲とはっきり区別をつけてほしいと感じている可能性があります。

特別感を出すと嬉しいと感じる人もいるため、付き合っている男性からであれば尚更、特別感を出してほしいと感じている方もいます。

2：子供を呼んでいる感じがするから

幼い子供を呼ぶ時、名前にちゃん付けするのが一般的ではないでしょうか。呼ぶ側は親しみを込めているつもりでも、呼ばれた方は子供扱いされていると感じることもあります。また、女性側の年齢も関係してきます。

こういった場合は、大人の女性として敬意を払ってほしい、対等に扱ってほしいと思っているようです。

「女性はちゃん付けすると嬉しい」と思い込んでいる男性もいるため、特に大人の女性にちゃん付けする場合は気をつけましょう。

3：よそよそしい感じがするから

呼び捨てで呼んでもらいたい女性はこのパターンに当てはまるでしょう。ちゃん付けは友達にも使うことがあるため、周りから見ると恋人なのか友達なのか判断がつかないこともあります。

二人が付き合っていることをはっきりと周囲に示して貰いたいタイプの人です。ちゃん付けはどこか二人の関係がまだ浅く、他人行儀に感じるでしょう。

4：恥ずかしく感じてしまうから

ちゃん付けは幼い印象をもたらす場合があるため、大人の女性は恥ずかしく感じることもあるでしょう。

子供の頃はちゃん付けされていても、大人になるとちゃん付けされることが少なくなります。一人の大人として対等に扱って欲しい女性は、ちゃん付けに抵抗を感じる人もいるでしょう。

5. 彼女を呼び捨てで呼ぶ理由

ちゃん付けせず、呼び捨てで呼ぶ男性もいます。特に多いのが独占欲と嫉妬心が強い男性の場合です。

彼女が自分のものであることを他の男性に示したい時に、呼び捨てにすることがあります。また、もっと親密になりたいと考える時や、距離を縮めるために呼び捨てになるケースもあります。

呼び捨てからちゃん付けに変化した場合は、彼の気持ちにも変化があったとみて良いでしょう。彼女の良さを再認識した時、もっと大切にしたいという思いから、より丁寧さを感じるちゃん付けに変化する場合もあります。

6. 彼女をちゃん付けするのは愛されているから

呼び方を変えるのは、二人の距離がグッと縮まった証拠です。

ちゃん付けする理由は様々ですが、その多くがポジティブな意味を持ちます。嫌いな女性をちゃん付けする男性はあまりいないでしょう。

ちゃん付けがどうしても嫌な時は、彼に素直に伝えてみましょう。彼も、大好きな彼女が嫌がることはしたくないと思うのではないでしょうか。二人で新しい呼び方を決めれば、また絆が深まるきっかけにもなります。

彼女を愛しているが故の行動と思われるため、女性は彼に愛されていることに自信を持ちましょう。