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「恋愛」は中毒症状? 脳科学から考えてみる

「恋愛」は中毒症状? 脳科学から考えてみる

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「恋愛」に関して具体的に考えたことがありますか?

実は、恋愛中には脳の中ではあらゆる変化が起きていて、それが心の動きや言動を支配しています。

ここでは、脳科学の観点から、恋愛が私たちにどのような影響を与えるのかについてみていきましょう。

1. あなたにとっての「恋愛」とは何ですか?

「恋愛」は中毒症状? 脳科学から考えてみる

「ライフワークかな。恋しないなんて考えられない」(26歳/エステティシャン)

「自分をハッピーにしてくれるもの。恋愛映画や小説を見るのも大好きです」(28歳/フラワーコーディネーター)

「本能かも。いつも気づいたら恋愛してます」(24歳/保育士)

「癒しです。好きな人に甘えている時が一番心が安らぎます」(30歳/外資企業営業)

「自分探しのために恋愛してるのかも。いろんな人と出会うたびに違う自分を発見できる」(25歳/ハウスメーカー)

 

癒しや幸せを求めるためという人もいれば、本能で恋愛をしている人など、人によって恋愛の捉え方にはさまざま。

「自分探し」という人は、もしかすると生涯を共にするパートナー選びの序章なのかもしれないですね。

2. 脳の興奮状態、それが恋愛

まるで麻薬中毒患者と一緒!?

恋愛初期の脳は、麻薬中毒者と同じような状態で、アドレナリン、ノルエピネフリン、ドーパミン等の化学物質であふれかえっています。

引用元:ログミービズ「オトコの浮気を防ぎ、カップルの絆を深める2つの恋愛ホルモン」より


血圧や心拍数を上昇させるアドレナリンやノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、快楽や幸せな感情を生むドーパミンなどのホルモンが分泌されると、脳は興奮状態になります。

恋心を感じ始めたばかりの時期は、このようなハイテンション状態が続きます。

思うように行動できないのはホルモンのせい

ドキドキしたり、苦しくせつない感情を抱くのは、脳が恋愛モードになっているから。

好きな人のことを考えると胸が苦しくなるとか、食事がのどを通らないというのは、脳内に分泌されたホルモンのせいだといえます。

どんな時でも冷静でいられると自負している人でも、恋愛をしてしまえば、心や体が思うようにいかなくなるでしょう。

気分がハッピーになりやすい

恋愛による脳の興奮状態は、満たされた感情を生みます。

ですから、恋愛中はストレス発散に楽しいことをしたりおいしいものを食べたりしなくても、満足を感じやすくなるのです。

小さなことでもいつも以上に感動したり、より強く幸せを感じたりするようになるので、毎日をハッピーに過ごすことができるようになるでしょう。

3. 恋愛は女性を美しくする

「恋愛」は中毒症状? 脳科学から考えてみる

脳が「恋愛をしている」と察知すると、体では女性ホルモンの一種エストロゲンが分泌されやすくなります。

エストロゲンは別名「美人ホルモン」とも言われるホルモン。肌の水分量を増やしてツヤやハリを生み出したり、丸みのあるヒップや絞られたウエストのメリハリボディを作ったりなど、女性を魅力的にします。

恋愛をすると女性が美しくなるといわれるのは、このホルモンのおかげ。「あの人最近きれいになった?」と感じる人がいれば、恋愛中なのかもしれません。

4. オンナは仕事よりも恋愛優先!?

女性脳は恋をすると仕事脳がおろそかになってしまう傾向が。

引用元:Peachy「『恋愛脳』ってなに? 恋愛上手な人は脳が●●だった!」より


脳は、感情や感覚、イメージなどをつかさどる「右脳」と、計算や言葉、倫理的な考え方をつかさどる「左脳」に分かれています。

右脳と左脳を繋ぐ部分を脳梁といいますが、脳梁は男性に比べて女性の方が太いという研究結果があります。

女性の方が感受性が豊かだとか、情にもろいといわれるのは、左脳と右脳の情報交換が頻繁にできるから。

しかしだからこそ、右脳で感じた恋愛感情が左脳に伝わってしまいやすく、冷静な判断や倫理的な考えを邪魔してしまうのです。

女性脳は、恋愛に支配されてしまいやすいんですね。

5. 恋は脳を麻痺させ、わがままな自分をつくる

「恋愛」は中毒症状? 脳科学から考えてみる

自転車を漕ぐなど負荷をかけると、脳に血流と酸素を送るために、筋肉から動かなくなっていくんです。脳が優先されるんです。その重要な脳を麻痺させる、それが恋愛なんです。

引用元:J-WAVEニュース「恋愛は、脳にとって無駄」その理由とは…脳科学者・中野信子が解説 より


脳は体の中で最も優先される場所であるのに、その脳を機能不全にしてしまうほど、恋というのは強力なパワーを持ちます。

恋愛中には周りのことを気にする余裕がなくなってしまうという人は多いでしょう。

いつもなら公共の場所ではマナーよく振る舞っている人も、恋をすると街中で堂々とキスするようになるのはそのせい。「恋は盲目」という状態を色濃く表しています

判断能力を鈍らせるため、「自分の欲求さえ満たすことができればいい」と、ちょっぴりわがままになってしまうのです。

6. 恋を楽しめばキレイになれる

恋をして、ドキドキしたり、何気ないことに妙にウキウキしたりするのは、脳内に分泌されるホルモンのせい。

平静な状態では活発に分泌されないホルモンが多くなることが、「恋」という特別な感情を生みます。

その結果、血流量が増えて代謝がアップしたり、女性ホルモンの分泌が促されて魅力的な外見になったりと、美容にも効果的。

積極的に恋を楽しむことは、いつまでもキレイでいるための美容法としてもいいのかもしれませんね。

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