他愛もない会話の中で放った何気ない一言が、女性の心をグサッと突き刺しているということはよくあります。

前まで仲が良かった女性にそっぽを向かれるようになったという人は、もしかするとあなたの何気ない一言が原因で嫌われたのかもしれません。

女性を傷つける「何気ない一言」の実例を8つ挙げましょう。

1. 女性が傷つく何気ない一言、8つ

①「女の人なのに」

「女だから」「女なのに」など、差別的な言い方に傷つく女性は多いです。

例えば、「女の人なのにすごいですね～」と褒めたつもりでも、女性はバカにされたような気持ちになります。

女性を軽んじているような発言にも聞こえるので、女性の心証は相当悪いでしょう。

このような差別をする男性は、人としても信用してもらえません。

②「スタイルいいね」

この時の女性の心の中では「誰と比べてるの？」とツッコミが入っているでしょう。

スタイルの善し悪しに、明確な基準はありません。それを、あなたの勝手な物差しで「スタイルがいい」と判断されることには、嫌悪感しか抱かないでしょう。

「どこ見てんのよ」と、あなたに下心を疑ってしまうこともあるので、体型のことは決して口にしてはいけません。

③「前に付き合ってた人はすごい綺麗だった」

過去の女性を話題に持ち出すのは、完全NG。

こんなことを言うと「じゃ、私では役不足ね。」と、女性があなたと距離を置きたくなってしまうでしょう。

また、いつまでも昔のことに囚われているようで、器の小さな男だという印象を与えてしまします。

④「メイク、上手いね」

あまり仲良くない男性にこんなことを言われたら、女性は「化粧が濃いってこと？」と勘違いしてとらえてしまいます。

男性は、女性のことが本当に美人に見えたから言っただけだったとしても、女性には嫌みにしか聞こえないでしょう。

⑤「なんか、変なニオイしない？」

街を歩いていると、例えば飲食店や工事現場など様々なところで、日常であまり嗅ぐことのないニオイを感じることがあると思います。

その時に、「あれ、変なニオイしない？」と思ったことをすぐに口にしてしまうと、女性に心当たりはなくても「もしかして私？」と不安させてしまいます。

男性がいくら「違うよ、君じゃないよ」と否定しても、女性は男性が気を遣っているものだと思い込み、いつまでも心に引っかかってしまうのです。

周囲から変なニオイがしたら、女性が口を開くまで黙っておきましょう。

⑥「魔性の女だね」

「魔性の女」とは、ミステリアスな魅力を持った特別な女性のこと。

ですから、男性の中には、女性への誉め言葉や冗談で「魔性の女ですね」という人が結構います。

しかし、女性には「男をだます悪い女だ」と、性格が悪いとか、根性が汚いなど、内面を否定されているように感じてしまう人が多いでしょう。

⑦「あの子って可愛いよね」

「綺麗な人だよね」なら、まだましです。なぜなら、「美しい」というのは、顔の作りやバランスの取れたスタイルなど、感情抜きに感じることができるから。

しかし「可愛い」というのは、男性の好みなど主観が入った発言の為、女性が嫉妬してしまうのです。意中の男性が、他の女性を褒めることに傷つく女性は多いです。

⑧「この前の服の方が似合ってたよ」

ファッションに口出しをされることを嫌う女性は多いです。

せっかく色々考えて、自分のセンスを信じて完成させたコーディネートなのに、それをけなされてるように感じてしまいます。

2. 女性との会話で気を付けたいこと

外見のことは言わない

見た目は、生まれつきのもの。

顔やスタイルのことにコンプレックスを抱えている女性が多く、どこにコンプレックスがあるかはそれぞれに違いがあります。

どこに地雷が隠れているか分からないので、外見のことには決して触れないようにしましょう。

ファッションに口出ししない

ファッションは自己表現の手段。

特にデートの時には、あなたに会うまでにたくさんのコーディネートを考えたり、新しいアイテムを買ってお金を使ったりしたかもしれません。

それを「そのトップス、他の色の方がよかったんじゃない？」などと口出ししては、彼女の頑張りを否定してしまうことになるのでやめましょう。

思ったことをそのまま口にしない

男性には、思ったことがつい口から滑り出てしまうという人が多いです。

「可愛いね」「綺麗だね」と、直接目の前にいる女性を褒める言葉ならいいのですが、「服、汚れてるよ」とか「髪型があまり似合ってないね」など、ネガティブなことも言ってしまいがち。

男性本人に悪気がなくても、何気ない一言が女性を大きく傷つけてしまいます。

一度胸に起こった感情は、一旦かみ砕き、よく考えてから発言するようにしましょう。

3. まとめ

男性の何気ない一言をスルー出来ない女性は多い

男性にとっては何気なくても、女性にとって傷つく言葉であれば、男として失格。女性に対する配慮ができないということです。

また、あなたの何気ない一言が、嫌われる一因になってしまうこともあるので、好きな女性にこそ、何気ない一言には十分に気を付けてくださいね。