気がついたらひとりぼっちになっていたり、周りには人がいるものの自分がその輪の中に入れていないような気がして、「疎外感」を感じている方は多いのではないでしょうか?
特に学生時代から疎外感を感じることが多く、社会人になったら問題ないだろうと思っていたのに、社会人になってもなんとなく疎外感を感じることが多いというケースだと、あなたは実際に周りから疎外されている可能性もあります。
ここでは、疎外感を感じる原因とその対処法について、お伝えします。
1. 昔から疎外感を感じている?
日本で生活していると、集団生活は保育園や幼稚園から始まります。少なくとも、物心がつく小学校くらいから、集団生活の中に身を置くことになりますよね。そして小学校や中学校、高校、大学(専門学校)など、学校での集団生活を送るのがおよそ20歳頃まで続きます。
その中で、コミュニケーションをとるのが上手な人だと疎外感を感じることなく生きていけることが多いのですが、必ずしも全員がコミュニケーション力が高いわけではありません。そのため、学校生活の段階から疎外感を感じていたという方もいるのではないでしょうか?
この場合は、本人に原因がある場合と、周りに原因があるケースがあります。周囲に原因がある場合は進学・就職、あるいは引っ越しなどによってコミュニティが変化すると、疎外感を感じていたのが嘘のように状況が一変する可能性もあります。
どのコミュニティに所属しても疎外感を感じる場合は、本人のコミュニケーション力によって状況が変化していくこともあります。
2. 疎外感を感じる原因は?
疎外感を感じるというのは、あなた自身に原因があるケースばかりではありません。実は本人は会話の中に入れてはいるものの、感じ方や考え方の違いによって疎外感を感じるというケースもあるのです。
例えば、今あなたが交流していたり、仲良くしている人たちの距離感がそこまでホットではないと、本人たちは疎外しているつもりが全くなかったとしても、あなた自身が疎外感を感じてしまっている、というケースもあるのです。
特に、田舎から上京してきた方が東京の人たちの距離感に違和感を覚えて、それが元で疎外感を感じてしまったというケースもよくあります。
3. 疎外感を感じなくなる方法とは
疎外感を感じなくなる方法としては、相手から必要とされたり、いつも会話の中心に入れるようにトレーニングをしていくというのが何よりの近道です。
もちろん、疎外感を感じても揺らがないような精神状態に持っていく方法もありますが、どうせなら疎外感を感じなくて済むような方向性に、もっていきたいところです。
ここでは、疎外感を感じなくなる方法を2つご紹介します。
コミュニティに所属してみる
まずは、何らかのコミュニティに所属してみるところから始めてみましょう。
例えば、手芸サークルやボランティアサークルなどでも構いません。1つのコミュニティに所属してみることで、今までの交友関係が大きく変わります。
特に趣味のコミュニティなどであれば、同じ趣味を持っている人や話しやすい人と同じ環境に身を置くことができますので、話も弾みやすく、疎外感を感じずに済むことにも繋がるでしょう。
街コンに行ってみる
より疎外感を感じることなく、さらに恋活や婚活にもつなげていくことができるものとして街コンに行ってみるという方法があります。
街コンは合コンよりもカジュアルに参加することができ、恋愛優先というよりは友達作りのような雰囲気のケースもあります。
街コンも、開催イベントごとにカラーが異なります。色々な所に参加してみて、そこから疎外感を感じないような友達作りを始めることもできるでしょう。
また、フィーリングが合えば、そこから婚活や恋活につなげていくことができるケースもありますので、まずは一度、街コンに参加してみるというのも良いでしょう。
4. まとめ
疎外感を感じるのは、本人にその原因があるケースと、周りの人に原因があるケースの2通りが存在します。
地方から上京してきた場合は、周囲との距離感の作り方に違和感を覚え、それが疎外感だと勘違いしてしまうケースもあるほどです。
しかし、コミュニティや交友関係を広げてみることによって、疎外感が少なくなる可能性もあるわけです。
ここでご紹介したように、街コンなどに参加することによって交友関係を広げてみるのが、疎外感を感じなくなる対処法の1つといってよいでしょう。