よく「理想の結婚相手」なんて言葉が使われますが、それって具体的にどんな男性のことを指すのでしょうか。
人によって理想とする条件には違いがありますが、人間、本当に重視するべき部分にはそれほど大きな違いはないはず。
というわけで、理想の結婚相手とは? についてリサーチしてみました。
1. 思いやりのある性格かどうか
長い結婚生活を送る中で、最も大切なのはお互いを思いやる気持ちです。どんなに裕福な暮らしでも、自分のことをまるで家政婦のように扱ったり、暴力をふるったりするような男性が夫では心からの幸せは望めませんよね。
逆に、収入がそれほど多くなくても、お互いが相手のことを思いやって暮らしていれば、多少の不便は我慢できてしまうものです。
付き合っている男性と結婚するべきかどうか悩んだ時は、普段の彼の言動をよく思い出してみましょう。恋人の前では意識して紳士的に振舞う人も多いですが、ふとした場面に人間の本性は現れるもの。
「あれ、この人って意外と冷たい……?」「店員さんに対しては横柄だなぁ」なんて感じたとしたら、結婚後に豹変する可能性は大いにあります。
2. お金の使い方
結婚生活を維持していくためにはお金が必要なので、夫となる男性がギャンブル好きだったり、異常にケチだったりすると大変です。
また、たとえ収入が多くても、それを自分のためだけに使ってしまうようではあまり意味がないので、家族のために惜しみなくお金を使える男性かどうかは重要なチェックポイント!
今付き合っている彼が次の条件に当てはまるようなら、結婚後は自分も働いて家計を維持していく強い覚悟が必要かもしれません。
<妻や子どもにお金を使わない可能性のある男性の特徴>
- お金のかかる趣味を持っており、やりたいことは我慢できない
- ギャンブル好き
- デートがいつも割り勘。もしくは「おごってやった」といちいち恩着せがましい
- 見栄っ張りな性格で他人にはいい顔をしたがる
- 婚約した仲なのに正確な収入や貯金額を教えてくれない
- 常に損得で物事を判断する
- お店では必ずサービス券やクーポンを利用する
3. 決断力と責任感
結婚して家庭を持つと、自分たちで結論を出し、責任を持って事に当たらなければならないことが山ほど出てきます。
たとえば、マイホームを持つかどうか、子どもを作るかどうか、親の介護をどうするべきかなど。
また、転勤の多い会社ならそのたびに妻がついていくかどうかを決めなければならないし、子どもがいじめに遭って相手の親や教師とやりあわなくてはならないことだってあるかもしれません。
そういう時、決断力のない男性は自分でどうするかを決めることができず、全てを妻に丸投げして他人事のような顔をしてしまうケースが多いのです。
大黒柱である夫がしっかりしてくれないと、妻一人にかかる負担が大きすぎてとても抱えきれません。
結婚を決める前に、付き合っている男性がきちんと一緒に悩んでくれる人かどうか、いざという時にはちゃんと行動を起こしてくれるかどうかを冷静に観察するようにしましょう。
4. 家事や育児に抵抗がないかどうか
夫婦共働きが当たり前の時代、昔のように家事も育児も全て妻が一人でこなすのはとても難しくなりました。
男性の中には「今は便利な家電がたくさん出てるんだから、家事なんかたいした手間じゃないだろう」なんて言う人もいますが、とんでもない!
こういう人は、自分で家事をしたことがないので、食器洗い機に食器を入れる前には予洗いが必要なことや、洗濯物は用途別に分けて洗わなくてはならないことなんかを知らないだけなのです。
「一人暮らしでずっと家事をやってきたよ」という人でも、自分の分だけをやるのと、家族みんなの分を一手に引き受けることの違いをよく分かっていません。
ましてや、体力的にも大変で人間関係も複雑、なにかと思い通りにならないことの多い育児の重圧といったら!
結婚してから「しまった」と後悔しても、こういう男性はなかなか変わらないので、折に触れて話し合い、家事や育児に抵抗がない人かどうかもしっかりチェックしておくようにしましょう。
5. マザコンかどうか
健全な親子関係を作ってきた家庭なら、結婚して新しい家庭を持った子どものことを「別の家庭の人」と冷静に見ることができます。
しかし、子離れや親離れができず、いつまでたっても「私のかわいい〇〇君」「大好きな僕のお母さん」という関係から抜け出せない家庭では、息子が一人前の大人であるにも関わらず、事あるごとに口を出して自分の思い通りにしようとするから厄介です。
息子がそれをはっきり拒絶できればまだ良いのですが、長年の生活の中で「親に逆らうことは最大の親不孝である」と洗脳されているので、親を傷つけてしまうかもしれないという罪悪感からどうしてもそうすることができません。
また、「親の言うことは絶対に正しい」とも思い込まされているので、嫁の言うことには耳を貸さず、母親とタッグを組んで攻撃してくることも。
その結果、嫁は自分だけ血のつながりがない家の中で孤立し、次第に心を病んでいくのです。
どんなにイケメンで優しくても、肝心な時に自分の妻を守れないようでは夫失格です。結婚前に彼の母親と接触する機会を多く持ち、どのような親子関係なのかをしっかり見極めるようにしましょう。
6. おわりに
「理想の結婚相手」というと、お金持ちやイケメンを思い浮かべる人も多いですが、本当に重要なのは、いかに心地よく安定した気持ちで過ごせるかどうかということです。
そのために見極めておきたいのは、彼の人柄やお金の使い方、親との関係など。
できれば半年~1年以上の時間をかけて、彼が本当はどういう人なのか、結婚後にちゃんと妻や子どもを大切にできる人なのかを観察するようにしましょう。