合コンといえば、「戦い」だという意識を持っている方も、多いことでしょう。
これはまさしくその通りで、合コンは出会いの場でもありますが、将来のパートナーを見つけるための重大な合戦の場でもあります。
また、限られた時間で相手からの情報を得なければならないので、年収について聞くというのもよくある話です。
しかし、合コンで年収を聞くのはどうなのでしょうか?
ここでは、合コンで年収を聞かれることについて、男性のホンネを交えながら、解説します。
1. 合コンといえば年収の話題?
合コンは限られた時間で、そしてライバルも多数いる中で相手の情報を取捨選択し、次につなげていかなくてはなりません。
何度も合コンをしている方ならもうお気づきのことと思いますが、男性は男性で、女性から合コンの際に聞かれることをシュミレーションしているものです。
もちろん、どのような話の流れで・どのようなゲームをして女性と盛り上がるかという部分もきちんと考えていますが、多くの場合は年収の話題になることも、きちんと想定していることが多いようです。
2. 年収を聞かれるのは男性も織り込み済み
年収を聞かれること自体については、男性もあらかじめ織り込み済みですから、年収を聞くこと自体が、「全くダメ」だということではありません。
中には、年収を聞かれることは避けられないと思っている男性もいるほどです。
しかし、その聞き方については、気をつけることが大切です。誰しも直球で「年収はいくらくらいですか?」と聞かれて、いい気はしませんよね。
お金にしか目がなくて、興味がない女性だと、男性に悪い印象を与えてしまうことも十分に考えられます。
そのため、なんとなく年収の予想をつけるという意味で、男性から聞き出してみるというテクニックを使った方が良いでしょう。
3. 男性に対する自然な年収の聞き方
それとなく、年収を男性から聞き出すテクニックには、どのようなものがあるでしょうか?
聞き方によっては好印象をもたれ、場合によって男性は、年収を「聞かれなかった」とすら感じるかもしれません。
仕事の部署や内容を尋ねる
まず仕事の部署や内容、または会社名などを聞き出すという方法があります。
これは金額や年収といった部分にフォーカスするのではなく、「そんなスゴいところにお勤めなんですね!」という持ち上げ方もできるからです。
そのため、年収そのものを聞くよりも、相手の注意をそらしやすく、それでいて年収を女性側で想定しやすくなるというメリットがあります。
もちろん、会社名だけではいけませんので、仕事の部署やポジション、どのような仕事をしているのかという情報を引き出して、分析していく必要はあります。
住んでいる家の間取りや立地を知る
仕事に関してなかなか情報が引き出せないという時には、住んでいる家の間取りや立地について、確認してみると良いでしょう。
特に東京都内の場合は、エリアによって家賃の相場がおおよそ決まってきますので、部屋の間取りとマンションがあるエリアを聞き出せば、ある程度の年収が見えてきます。
一般的に、年収の1/3くらいが家賃ということになりますので、家賃が想定できたら、その3倍くらいの年収ということになるわけです。
趣味やお金をかけているブランド品などを探る
趣味を聞いて、一番何にお金をかけているか?という部分を探ってみるのも一つの方法だといえるでしょう。
例えば、持ち物や時計などは男性もお金をかけることがあるので、判断材料の一つになります。
もし、男性がしている時計がブランドものであれば
「その時計、どこのブランドですか? 私はあまりブランドに詳しくなくて……。でも綺麗(またはかっこいい)な時計ですよね!」
と、聞いてみるのも良いでしょう。
4. 合コンで年収を聞かれるのはイヤ? 男性の本音とは
ある程度、年収の話題が出るのは仕方がないこととはいえ、本当に男性は合コンで年収を聞かれるのは嫌ではないのでしょうか?
周りの男性の本音を探ってみました。すると面白いことに、いくつかの事実が浮かび上がってきましたので、ご紹介します。
本音① そこまで嫌ではない
一つ目の本音としては、「そこまで嫌ではない」というものがありました。
合コンといえば出会いの場で、将来の相手を探す場でもあると理解している「良心的な男性」からは、事前情報として年収などの情報があっても良いのでは? という声が上がりました。
男性から喜び勇んで年収を話すことはないにせよ、年収を聞かれたら素直に答えるくらいのスタンスの男性もいます。
本音② 年収を聞かれたらその時点で終了
反対に、年収を聞かれることがどうしても嫌で、年収を聞かれたらその時点で、その人は眼中から外れるという人もいました。
こういった人は、年収の話題が出た瞬間に嫌な顔をしたり、心理的に拒絶反応が出てきますので、なんとなく見ていて分かりやすいもの。
そういった人には年収の話題を振らないようにするか、別の方法で年収や収入源を探っていく方が良いでしょう。
本音③ むしろ年収しかアピールポイントがない
レアケースではありますが、むしろ年収しかアピールポイントがないという清々しい回答もありました。
年収は非常に高収入なのですが、仕事が忙しくて出会いがなく、また容姿端麗というわけでもないので、なかなか年収しかアピールポイントがないという男性もいるのです。
ドラマのような一流商社に勤めていても「容姿に自信がない」という男性はここでアピールするしかないので、どんどん年収を聞いてほしいという意見でした。
5. まとめ
合コンで年収を聞くことについては、ある程度必要だから仕方がない、という男性の意見もありました。そして、「そこまで嫌ではない」という意見も多数派です。
しかし、人によっては年収を聞かれることに嫌悪感を抱いていることもあるので、年収の話題を振ってみて、反応が良くなければ素直に撤退し、別の方法で収入源などを探っていく方が良いでしょう。