お見合いで困ることといえば、「相手にどんな質問をしたらいいのだろう?」ということです。
結婚するかもしれないのだから色んなことが知りたいけど、失礼なことを聞いて気を悪くされてもいけないし、悩んでしまいますよね。
そこで、お見合いでの会話が弾む質問や、逆に避けた方が良いNGな質問についてまとめてみました。
1. お見合いで会話が弾む質問
相手が聞かれて嬉しいことや、会話を広げやすい質問には、次のようなものがあります。
「どんなお仕事をされてるんですか?」
これは結婚後の生活にも直接関わってくることなので、ぜひ聞いておきたいですね。
男性側からしても、自分が普段どんな仕事をしているのか、どんなことに熱意を持って取り組んでいるのかを女性に知ってもらうのは誇らしいことです。
時折「大変なお仕事なんですね」「そんな重要なことを任されるなんてすごいですね!」といった言葉を挟みながら、真剣に耳を傾けましょう。
「この人は自分の仕事に理解を示してくれそうだ」と思ってもらえたら、その後のお付き合いに繋がる可能性も高くなりますよ。
「休日はどんなことをして過ごしていますか?」
こういう質問は答えやすいし、「良かったら今度ご一緒に〇〇でもどうですか」とデートに誘うきっかけにもなるので、お見合いの場では歓迎されます。
自分自身の趣味や休日の過ごし方も交えながら、「〇〇をされるんですか。楽しそうですね」「私もそこに行ってみたいと思っていたんです」というように会話を盛り上げていきましょう。
ただし、中には自分一人で楽しみたい趣味を持つ人もいるので、相手の表情を観察しつつ、あまり踏み込みすぎない配慮も必要です。
「どちらにお住まいなんですか?」
住んでいる街のことなら誰でもある程度は詳しいので、会話を広げるにはもってこいの質問です。評判のお店や、目立つ建物のことなど、思いついたことを色々聞いてみましょう。
そして、さり気なく「一人暮らしかどうか(親との同居の可能性はあるか)」「家族構成」「動物好きかどうか」「インドア派かアウトドア派か」などについてもチェックしてみてください。
「どんな食べ物が好きですか?」
食べ物の話は広がりやすいし、お互いの相性を図る為にも重要な質問です。
たまにデートするだけの関係なら、食べ物の好みが合わなくてもお互いに好きなものを注文すれば良いので問題ありませんが、結婚して一緒に暮らすとなると、いちいち「自分は洋風が好きだからスープだけど、彼は和食党だからみそ汁を別に用意」なんてやってられません。
また、好き嫌いが多いかどうか、外食にどれぐらいお金を使うかどうかということもぜひ知っておきたいことなので、会話の中でさり気なく触れてみましょう。
2. 避けた方が良いNGな質問
相手のプライドを傷つけたり、会話を白けさせたりする質問には、次のようなものがあります。
「今までに何回お見合いしましたか?」
これもすごく気になることではありますが、こんな風に詮索されていい気持ちになる人はいません。
特に、これまでに何度かお見合いをして上手くいかなかった経験のある男性は、それを知られて恥をかきたくないという気持ちが強いので、露骨に嫌悪感を示すこともあるでしょう。
また、「これまでに何人の女性とお付き合いしましたか?」というのも、相手のプライバシーに土足で踏み込む質問なので避けた方が良いです。
「年収はいくらですか?」
「正直、これが一番気になる」という人も多いと思いますが、初対面で質問するのはちょっと早すぎます。
なんとなく値踏みされている気分になりますし、自分の収入にあまり自信がない男性は「正直に答えて引かれたらどうしよう」と不安を募らせるもの。
会話の流れで自然に収入の話になったならともかく、自分からわざわざ質問するのはやめておきましょう。
同じ理由で、「どこの学校を卒業しているんですか?」というのも、初対面では避けた方が無難です。
「ご家族とは仲がいいんですか?」
世の中には仲のいい家族もいれば、お互いに憎み合っているような複雑な状況の家族もあります。もし、相手の男性が後者だった場合、家族の話題は最も触れられたくないことでしょう。
お付き合いが続けばいずれ話してもらうことにはなりますが、初対面での質問としてはちょっとヘビーすぎ。
家族構成にさらりと触れる程度にしておき、それ以上の細かいことは相手から話してくれた場合のみ話題にするようにしましょう。
「〇〇(愚痴)についてどう思いますか?」
女性には、初対面の相手にも関わらず職場や人間関係の愚痴を言ってしまう人も多いのですが、男性としてはいきなりそんなことを聞かされても反応に困るし、「平気で人を悪く言う女性なんだ」とマイナスの印象になるのでやめた方が無難です。
会話の流れで自然にそうなった時、「この間、ちょっと仕事でトラブルがあったんですよね~」ぐらいにさらりと触れるのはかまいませんが、自分からわざわざ話を持ち出して延々と愚痴を言い続けるのは最悪。
結婚相手として意識してもらえるどころか、二度と会いたくない女性のカテゴリに入れられてしまう可能性大です。
3. 終わりに
お見合いで男性に受け入れられやすく、会話が盛り上がるのは、答えやすくてあまりプライベートに踏み込まない質問です。
逆に嫌がられやすいのは、男性の価値を値踏みするような質問や、プライバシーを根掘り葉掘り聞き出そうとするもの。
細かい部分はお付き合いが始まってから少しずつ知っていけば良いので、初対面の時は楽しく会話できる質問だけをするようにしましょう。