恋愛や仕事など物事が上手くいかないときや、何かに失敗したときに涙が出る女の子は多いでしょう。
また、特に何もないけど急に悲しくなり、泣きたくなるときもありますよね?
泣くことは弱いこと、悪いことと思う人もいますが、泣くことは体や心に良いことなんですよ。
今回は泣きたいときの対処法についてご紹介しましょう。
1. 泣きたいときは泣いた方がいい理由
人間は泣いて涙を流すことでストレス発散効果があると言われています。
これは東京女子医科大学の研究でも明らかになっており、研究の結果では泣いた後の血液を調べてみると、血中に含まれるストレス物質が減少していたそうです。
また、鎮静効果のある「エンドルフィン」という脳内ホルモンが増加すると分かっており、泣いた後にスッキリするのはエンドルフィンの効果のおかげ。
他にもリラックスしたときに優位になる副交感神経も活発になるので、体と心の緊張もほぐれ、それがストレスの緩和や解消につながるわけですね。
科学的に泣くことは体と心に良いと証明されているので、泣きたいときは我慢せずに泣いてスッキリしましょう。
2. 泣きたいときにオススメ!5つの対処法
泣きたいのに泣けない……その理由は泣くことに対して恥があるからでしょう。
大人になると泣き事が言いにくくなるので、ますます泣きにくい状態になってしまいます。
ここでは上手く泣くことができないと困っている女の子に、泣きたいときの対処法をご紹介しましょう。
お風呂で泣いてみる
お風呂は防音仕様となっているので、部屋で泣くのが恥ずかしいという女の子にオススメの場所です。
特に実家暮らしの子は親に気付かれないようにしたいと思うことが多いはず。
そうなると変に緊張してしまい、思うように泣けない状態になるのです。
お風呂なら部屋よりも泣き声が漏れる心配がなく、また音の反響効果で鳴き声すら心地よく耳に伝わるので、カラオケで気持ち良く歌ったときと似た気分になります。
緊張して泣けないように、泣く環境にも工夫してみましょう。
一番悲しかった出来事を思い出す
女の子は男性よりも記憶と一生に感情もセットに覚えることが得意です。
なので、泣きたいときは人生で一番悲しかったり、辛かったりしたときのことを思い出してみてください。
例えば、大好きだったペットや大切な人が亡くなったときの記憶などと共に、そのときの感情も思い出してみましょう。
将来のことを想像してみる
過去の出来事だけではなく、将来を想像することも効果的です。
例えば、結婚式では両親に送る手紙を書いて読みますが、結婚式の中でも一番の感動シーンですね。
自分の記憶から両親にあてる言葉を考えて書いて、読み上げるシーンなので、自分なら何を書こうか両親との思い出を掘り返していくと、ついポロっと涙が出てくることも……。
また、大切な人が自分よりも先に亡くなってしまう……そんな悲しい将来を想像してみるのも泣くきっかけになりますよ。
映画や音楽を聞いて泣いてみる
想像しただけでは泣くことが難しいという人は映画や音楽鑑賞で涙を誘ってみましょう。
感動できる映画を見たり、失恋ソングを聞いたりすると良いですね。
また、昔見たり聞いていたりした懐かしい映画やソングもオススメ!懐かしいものに触れることで、当時のことを思い出して自然と涙が出てくるでしょう。
また、映画や音楽鑑賞で泣きたいときはムード作りも大事です。
あえて照明の明るさを下げて薄暗い環境にすることで、明るい空間よりも緊張感がほぐれるので泣きやすくなります。
時間がないときは泣ける動画
じっくり映画を見る時間がない、急に泣きたいと思ったときは動画サイトで公開されている「泣ける動画」がオススメです。
視聴時間は5分から20分程度なので手軽に視聴でき、また題材も動物系や家族系、友情系、恋愛系など好きなジャンルから選ぶことができますよ。
大泣きまではいかなくても、ちょっと泣きたいときにも泣ける動画は便利かもしれませんね。
3. 泣いた後はケアを忘れずに!
泣くことは体の水分と塩分を流すことになるので、水分と塩分が不足しがちになることも。
夜遅い時間帯に泣いた場合は食事で補うと太ってしまうので、スポーツドリンクをコップ1杯分飲みましょう。
スポーツドリンクは運動時の水分と塩分補給に最適なドリンクですが、それなりにカロリーがあるので200ml~250mlのコップなら500mlペットボトル1本飲んだときよりもカロリーを抑えられます。
それでも水分が足りない場合は、水を1杯追加して水分補給してください。
また、泣いた後は目がむくんでしまう人も多いはず。
人に泣いた後の顔を見せるのは避けたいので、ホットタオルやホットアイマスクで目を温めて血行を良くして予防しましょうね。
タオルを巻いた保冷剤や冷やした金属スプーンを目に当てて冷やすのも効果的です。
温めて冷やす動作を3回程繰り返せば泣いた後の目元がスッキリしますよ。
4. おわりに
涙には気持ちや脳を解放する作用があり、思いっきり泣くことでストレスが解消されてストレス耐性をより高めることができるでしょう。
ただ、無理に泣こうとすれば、それはそれで逆にストレスになるかもしれません。
なので、自然と泣ける方法を見つけることが大事です!
いつも泣くことを我慢して泣きたいときに泣けない人は、ご紹介した対処法を参考に涙を流してみてくださいね。