ここ数年、婚活アプリや相席居酒屋などさまざまな婚活サービスが増えています。
ほんの少しでも手を伸ばせば、いくらでも出会いはありそうです。それでも、独身男女は口を揃えて「出会いがない」といいます。
これは一体、どういうことなのでしょうか?
今回の記事では、婚活時代に出会ってきた「自称出会いがない男女」を元に、恋人ができない男女の本当の理由について迫ってみます。
1. 出会い=自然な流れでの出会いという認識を持っている
まず、第一に出会いのハードルが高いのです。
職場にカッコイイ男性が入社してきて恋に落ちたとか、サークル活動を始めたらアイドルのように可愛い女の子に恋をしたなど。
「出会い=自然な流れでの出会い=フジテレビの月9のような設定」といった形で、理想とする恋愛シチュエーションのレベルが高すぎるのです。
このようなことを考える男女は、婚活アプリはおろか街コンや婚活パーティーで出会いを探すことを邪道だと考えてしまいがちです。
しかし、日々の生活が仕事と会社の往復だけでは出会いなど早々無いでしょう。こうして、恋人いない歴は更新され続けてしまうのです。
2. 出会い=自分で探すものではなく、降ってくるものだと思っている
出会いに対してハードルの高い男女は、基本的に他力本願です。
「誰か良い人いたら紹介してね」という位ならまだいいのですが、「出会いないんだよね」と言えば誰かがお膳立てしてくれると思っています。
しかし、社会人になったらフットワークを軽くして自分から出会いを探しに行かなければ、素敵な出会いなど起こらないでしょう。
「恋はするものじゃなく、落ちるものだ」なんていう名セリフもありますが、あくまで映画やドラマの世界の話です。
出会いは待つものじゃなく、見つかるまで探すものです。
3. いい出会いがあればと思っている
出会いは、無理をするものではないというのがスタンスなので、恋人を探すにしても「いい出会いがあれば」と上から目線です。
合コンや街コンに仮に参加したとしても、興味のない相手であればシャットアウトします。
その人にとって、いい出会いだと思わなければ無理して繋げる必要もないという考えを持っています。
しかし、どんなに興味のない相手でも合コンの幹事をお願いしたら、いいなと思う人を紹介してくれるかもしれません。
簡単に縁を切る前に、まずは繋げてみて合コンをしてみるのもいいかもしれません。
4. 出会い=理想の人との出会いである
恋愛は、自分にとって理想通りの人が必ずしも合うとは限りません。
特に女性の理想は、「ルックス」「条件」「年収」「学歴」、男性の理想は「ルックス」「年齢」などが挙げられます。
もちろん、好みのタイプかどうかなどは必要かもしれませんが、男女のスペックに相違があれば話は合いません。
育ちや学歴、職歴、収入などお互いにスペックが合わなければ、二人の間で格差が生まれます。
そうなると、いずれか一方が我慢を強いられることとなり、一緒にいても辛くなってしまいます。
長く一緒に過ごすには、お互いに楽でいられるか、フィーリングが合うかどうかが大切です。
一緒に過ごしてみて、お互いに対等か、もしくは一方が一歩下がっても苦じゃない関係だと良いでしょう。
恋人関係は、お互いに気が合わなければ長続きしません。いろんな人と食わず嫌いすることなく出会い、自分と合う人を選ぶのが大切です。
5. ずっと恋人ができない男女の本当の理由まとめ
「出会いがないんだよね」という人の中には、本当に何をやっても出会いに恵まれない人もいます。
しかし、多いのが出会いのシチュエーションを選んでいる人、出会い=自分がいいなと思える人との出会いと考えていることです。
いいなと思う人がいなければ、どんなに出会いの場に出向いても「出会いがない」と言います。「500人 vs 500人 大合コンパーティー」のような巨大規模の街コンに参加しても、理想の人がいなければその人たちにとって「出会いがない」なのです。
こういったタイプの人の口癖は「出会いは量じゃなくて、質よね」。実際に質のいい人とは何かと聞けば「年齢」「条件」「ルックス」など、単なる条件です。
「条件のいい人を選びたいなら、結婚相談所が手っ取り早いよ」と言えば「そういう不自然な出会いの場では探したくない」などと言います。
そんな感じで、こじらせたまま恋人いない歴を更新し続けてしまうのです。
自分に合った相手かどうかを見つけるには、多くの出会いの中から自分なりに感じ取らなければなりません。
フィーリングが合うかどうか、金銭感覚や価値観が合うかなど。少しでも話してみないとわからないものばかりです。
本当によい出会いを見つけるには、いろんな人と恋愛価値観について語ってみると良いでしょう。
もしあなたの周囲に「出会いがない」と嘆いている人がいたら、こっそりアドバイスしてあげて下さいね!