飲み会や女子会などでも盛り上がる浮気のボーダーライン。その線引きは、性別によって感じ方が変わってきます。
これは浮気といえるのかギリギリ浮気じゃないのか……人によって考え方や境界線は変わってきますよね。
では、女の子が「許せない!」と思う浮気の項目で最も多いのは、どのような言動なのか調べていきましょう。
1. 女の子から見た浮気の境界線ランキング
1位:手をつなぐ
「手をつなぐのは恋人の特権」と思う女の子がとても多いです。
確かに手をつなぐ行為は他人とは絶対にしないことなので、アウトになるかもしれません。
行為自体は色気のないものですが、メンタル面でいうと「あたなとつながっていたい」という気持ちは見えてきます。
肩を組んだり、腕を組むのは飲んだ席のノリでよくある光景かもしれませんが、手をつなぐことはお互いの意思が通わなければ成立しないものです。
体の密着度は少ないものの、手の方が有罪! という見解も多いようですね。
2位:2人きりで食事をする
食欲と性欲はセットと思う女の子は非常に多く、食事をするということは前もって日時や場所を決めておくということになります。
そう考えると2人だけで会いたいと思う時点でアウトだという見方もあります。
しかし、男性からの目線は単純に近況や相談事など話せる環境が「たまたま食事することになった」という人もいます。
また、大勢での会社の飲み会や打ち上げなどが終わった後偶然2人になってしまう可能性もあるので、やむを得ないという男性意見もあるようです。
知っている相手や仕事上での付き合いで、2人きりになる状況を理解できる人ならいいのかもしれませんが、知らない相手となると誰でも心配になりますよね。
他人から見れば男女が2人で食事をする=カップルという風に見られても仕方ないということを踏まえつつ、お互いに話し合って理解した上で会うのなら許容範囲になる可能性もあるでしょう。
少数派意見の中には、昼間に会うのは許せるけど夜はダメ! という女の子も。
例え意識しあった関係でなくても、夜に会うことでその時のムードやシチュエーションの流れで、思いもよらぬ行動に出るかもしれないという不安の声もあがっています。
3位:肉体関係を持つ
これは女の子に限らず男性側から見ても確実な境界線と言えるでしょう。
しかし、男性は1回だけでも浮気と捉えていることがほとんどなのに対し、「1回だけならOK」という少数派の女の子意見もありました。
なぜ1回にこだわるのかは、男性なら本能的な事情によってお酒の勢いやその場の流れで肉体関係にいきつく場合があるからなのだとか。
同じ相手と2回以上関係を持った場合は、さすがに特別な感情がなければ繰り返すことはないという分析データもあります。
男性と違って気持ちを重視する女の子は、肉体関係よりも浮気が本気になることを恐れているのかもしれませんね。
実際の男性意見からしても、「本命は彼女であって、遊び相手には何の感情も持たない」と事前に分けているという声もあります。
最初に「この子は遊び相手かな」と思って踏み込んだら、最終的に彼女や本命になることはあり得ないのだとか。
不倫を繰り返しても奥さんと絶対に別れない既婚者男性が多いのはこういった理由があるのかもしれませんね。
逆のパターンで見ると、女の子は異性の友達に彼氏の相談をしているうちに好きになったという話はよくあります。
浮気は本気の始まりという女の子の見方と男性の浮気には温度差があることがわかります。
4位:キスをする
キスは恋人関係じゃないと絶対にできない行為だからNG! という意見が圧倒的に多いです。
稀にお酒が入った時に勢いでキスをする場合もありますが、異性とはいえ友達同士の間柄でキスするシチュエーションにはならないはずという厳しい声もあります。
日本はアメリカのように挨拶代わりにキスをする習慣がないので、好意がないのにキスをする男性はほとんどいません。
男性側の意見としては、人命救助として人口呼吸をする状況もあるし、自分が望んでいなくても相手から予想外の事態に巻き込まれることもあると捉えている人もいます。
5位:連絡を取り合う
電話やメールの頻度にもよりますが、過度な連絡の取り合いは浮気になる! という女の子は多いです。
いくら会っていないといっても、特定の女の子と1日中やりとりしていたら誤解しない人はいないはずです。
内容がベタベタしていたらもっての外。
デート中にスマホばかり気にしている時点で「心ここにあらず」です。
そうなってしまうと大抵の女の子は、「たかがメール」と見過ごせなくなりますよね。
最近はメールだけで浮気する「メール恋愛」が増えつつあり、会うことを目的としているのではなく「心の満足度」を埋めるためのもので、恋人よりも夢中になってしまう男性もいるそうですよ。
メール恋愛の場合は、相手の顔や体は一切わからず、文面だけで相手のことを想像していきます。
理想の女性を空想して楽しむことができるので、彼女とは違ったドキドキ感を味わうことができるようです。
彼女よりも夢中になってケンカにまで発展してしまうこともあるようなので、ここまでのレベルに達するとメールや電話もアウトになってしまいますね。
6位:プレゼントを贈る
「自分以外の異性のためにプレゼント選びで悩む姿を想像したくない!」と思う女の子は非常に多いです。
男性は関心のない異性にプレゼントを贈ることはしないので、プレゼントを贈る=見返りを求めているということにつながります。
旅行先で購入したお土産であれば、お返しや付き合いとも考えられます。
しかし、プレゼントを選ぶ時の男性は、相手の気持ちを考えた上で一番喜びそうなものを必死で探そうとするものです。
例えばロマンティックに花束を贈るのであれば、相手の女の子は自分に気があると思われがちですよね。
さらにアクセサリーなどのような高価なものになると、自分が選んだものを身につけて欲しいという深層心理が隠されています。
何か特別な思い入れがない限りアクセサリーを選ぶ男性はいないのではないでしょうか。
2. 浮気のボーダーラインは男性の方が意外と厳しい?
世間一般では「男性は浮気をする生き物」と思われているため、男性目線の浮気の境界線は緩いのでは? と思う人も多いでしょう。
しかし、男性の中には「2人でお茶をするのはどうかと思う」「2人きりでお茶する意味がわからない」という意見もあるようです。
そうなるとキスするなんてもっての外! と感じる男性も少なくありません。
そして、まだ結婚していないカップルに比べて夫婦関係になった場合は、さらにパワーアップします。
夫がいる身でありながら内緒で他の異性と会う場合は、完全な浮気とみなされます。
今の時代、恋人関係を持たない異性の友達がいるのは当たり前のことですが、夫に嘘をついたり、隠し事をする時点でアウトと嘆く男性も多いので疑われてしまうような行動を起こすことはもちろん、2人きりになる可能性がある場合は、事前に旦那さんの許可を取っておくべきですね。
3. おわりに
ここまで浮気のボーダーラインをランキングでご紹介してきました。
「どこからが浮気なのか」に正しい答えはありません。
考え方や感じ方は人それぞれなので、相手とよく話し合って誤解されそうなことは避けることが大切です。
男女間の暗黙のルールは、「自分が嫌だと思うことは相手にもしない」が基本です。
お互いに信頼関係を保てるような行動を心がけるようにしましょう。