「私は地味だからモテない……」と考えているなら、非常にもったいないです。
なぜなら、「地味だからモテない」というのは女性ならではの考えで、男性はむしろ地味な女性を好きになりやすいからです。この記事では、実際に地味な女性との恋愛経験もある筆者が、その魅力とモテる理由を解説します。
1. 男性の考える「地味な女性」とは
まず、「地味な女性」とはどういったタイプなのかをはっきり定義します。一般的に男性の考える「地味な女性」は、こういったタイプの女性を指すことが多いです。
- 見た目は黒髪で、メイクはほとんどしないか最低限(美容に興味がない)
- 服もほとんど買わず、ブランド品はいっさい持っていなくて基本的にユニクロ
- SNS映えはまったく意識しない(そもそもSNSはほぼ使っていない)
- 口数は少ないしメッセージも淡白だが、誘ったら付いてきてくれる上に尽くしてくれる
ここではこういったタイプを「地味な女性」として解説していきます。
2. 男にとって「地味な女性」の魅力
結論から言えば、「地味な女性」はモテます。実際に、僕の周りにいる「地味な女性」はモテてますし、僕も「派手な女性」と「地味な女性」なら後者のほうが魅力を感じます。
ただ、女性からすると「どこが良いのかわからない」という方も多いですよね。そこで、男目線から「地味な女性」の魅力を解説します。
交際しても疲れない
地味な女性と付き合うと、男性は自然体で接することができます。なぜなら、上述したとおり、地味な女性はSNS映えを気にしなかったりファッションや美容に興味がなかったりする人が多いからです。
男性は女性よりも映えを気にしませんし、ファッションや美容にもそこまで興味がありません。そういった人と付き合うと、無理して自分磨きしなければならないため交際が疲れてしまうのです。
しかし、地味な女性とは自然体で接することができるので、交際しても疲れないわけですね。
一途に自分を想ってくれそう
男性は彼女に対して「自分に一途でいてほしい」と考えます。なぜかというと、テストステロンという男性ホルモンの影響で、女性より支配欲・独占欲が強いからです。
派手な女性と付き合うと、「他の男性と浮気するんじゃないだろうか」「自分以外に良い人を見つけて乗り換えるんじゃないだろうか」と不安になります。
一方、地味な女性に対しては「そんなことにならないだろう」と感じるわけですね。
このように「自分のものにできそう」「一途に想ってくれそう」という点から、地味な女性を魅力的に感じるのです。
ギャップにときめく
地味な女性はいろんな部分でギャップを見せてくれます。たとえば、普段は地味なのに笑うときは満面の笑顔を見せてくれたり、「甘いものが好き」といった女性らしいところがあったりするんですね。
「普通の女性」なら、同じようなことをしても意外性は感じません。
一方、地味な女性はこのようにギャップを感じる部分がたくさんあるため、一緒にいて飽きないのです。
3. 地味な女性が男性からモテる理由
「派手・やんちゃな男性」と「地味な女性」のカップルや夫婦は珍しくありませんよね。なぜ地味な女性はモテるのか、ここではその理由を説明します。
男性は恋愛経験の少ない女性を好きになる!
基本的に、男性は恋愛経験の少ない女性を好きになりやすいです。その理由は、これも男性ホルモンの影響で「女性を独占したい」という気持ちがあるからですね。
たとえば、男性は女性よりもやたら「新品」にこだわります。新品の腕時計、新車、新作iPhone、新しい情報…… などですね。
これはすべて「新しいものを独占したい・支配したい」という男性ホルモンの影響なのです。
言い方は悪いですが、「恋愛経験がない女性」は、このように「新しいもの好きな男性」にとって「新品」のように見えます。だからこそ、恋愛経験が少なそうに見える地味な女性は男性からモテるわけです。
地味な女性と出会えるのはレアだから
地味な女性と出会えるのは非常に珍しいです。筆者は婚活パーティーに10回以上参加していますが、1割もいませんでした。このように「レア」だからこそ、地味な女性はモテるのです。
なぜなら、人間には「レアなものを良いと思いやすい」という「希少性の法則」が備わっているからです。
たとえば、「限定◯個!」「今だけ50%引き!」などと紹介されれば、通常の商品よりも「良いかも」と思いやすくなりますよね。
それと同じで、普段出会えないからこそ「いいな」と思ってしまうわけです。逆に言えば、婚活で男性に「モテよう」と思ったら、あえて「地味な女性」を目指すのもアリですよ。
ライバルが少なそうだから
男性は「ライバルが少ないもの」に惹かれる傾向があります。これははるか昔から備わっている「狩猟本能」に基づくものです。
石器時代などにおいて、男性は獲物を捕まえるために「狩り」に出かけていました。狩りでは、同じ獲物をみんなで分け合うよりも独り占めしたほうが得になります。
恋愛に置き換えると、「人気の女性」よりも「地味な女性」のほうが「ライバルが少なくて捕まえやすい」という印象があるのです。
古代の狩猟本能が「ライバルが少ないからこそ地味な女性を狙うべきだ」と男性の気持ちを突き動かすわけですね。