特別美しい女性ではないのに男性からモテる女性って周りにいませんか? もしかすると、その女性は所作が美しいのかもしれません。というのも、男性は女性の綺麗な所作から、「この人いいな」「素敵だな」と感じる傾向にあります。
では、綺麗な所作とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか?
今回は、男性がつい見惚れてしまうような綺麗な所作をご紹介しましょう。
1. なぜ綺麗な所作が好感度アップにつながるの?
そもそも、日本人は昔から所作や作法を重んじる傾向にあり、女性であれば女性らしい仕草や振る舞いをすることが求められてきました。バタバタと動き回るような激しい動作は、男性だけでなく周囲の人からも落ち着きがないと感じます。
また、所作と類似した言葉では、「マナー」があります。社会人として働き始めると、仕草やマナーの一つひとつを最低限心得ておかなければ、上司や周囲から注意されますよね。
それと同じで、綺麗な所作には、礼儀を踏まえて品良く見せるための立ち居振る舞いが求められます。正しい知識と常識を理解した上で綺麗な所作を身に着けると、男性からの意識も変わるかもしれません。
男性は、所作や言葉遣いが丁寧な女性を「上品な女性」として好感を持ちやすいです。上品な女性は、女性らしく綺麗に見えるばかりか、気遣いができる性格の良い女性として見られます。つまり、綺麗な所作を身に着けることで上品な女性というイメージが付きやすくなるのです。
2. 美しい所作を身に着けよう
では、美しい所作を身に着けるためのポイントをご紹介しましょう。
指先の使い方
綺麗な所作としてまず注目されるのが指先です。指先を揃えて伸ばしている姿は、美しく見えます。例えば、物を取る時に鷲づかみにはせず両手で取ったり、親指・人差し指・中指の3本を使って取ったりと、指先の使い方で相手の印象は大きく変わります。
片手で物を取るような時でも、敢えてもう片方の手を添えて取るよう心掛けると、美しい所作に見えるでしょう。
正しい姿勢
背筋を伸ばして正しい姿勢を取ると、品良く見えて周りから見た印象も良くなります。もちろん、立っている時だけでなく、座り姿勢も意識しましょう。
座っている時のポイントは、背筋をピンと伸ばすだけでなく、膝同士をくっつけた状態で足先を流して斜めに見せることです。上半身は、背骨の上に頭を乗せているイメージで背筋を伸ばすと美しく見えるでしょう。
静かな動作
例えば、ドアを開ける音や歩くときの足音など、一つひとつの動作を静かで優雅に見せるよう心掛けましょう。
動作の音が大き過ぎると、ガサツに見えたり女性らしくないと思われたりするので注意です。ゆっくり丁寧な動作にするだけでも、綺麗な所作が身に付きますよ。
美しい食べ方
食べている最中に喋らない、取り分ける時には菜箸を使うなど、美しい食べ方も大切です。箸やお茶碗の持ち方など、基本的な食事マナーは必須です。
男性は、女性が食事する姿を意外とよく見ているもの。喋りながら大口で食べているようだと、男性からの印象もガクッと下がってしまいますよ。
笑い方
大声を出して笑うと、男性から下品だなと思われてしまうことがあります。口を閉じてクスクス笑ったり、ニコッと笑ったりすれば、可愛らしい印象になりますよ。
また、会議中や飲み会など、シーンに合わせて笑い方を変えてみるのも良いでしょう。知的なイメージしたい時、女性らしいイメージにしたい時など、そのシーン合わせて笑い方や表情の変化を付けてみるのもおすすめです。
3. 自分磨きをしよう
人は、誰かに見られている時、だらしない姿勢をしたり汚い身なりでいたりしないですよね。綺麗な所作を見つけることももちろん大事ですが、日頃から常に見られているという意識を持って行動すると良いでしょう。
下品な女性が、急に上品な女性になるというのは簡単なことではありません。男性に見られている時だけ上品に振舞っていたとしても、いつかはボロが出てバレてしまいます。
また、向上心を忘れず自分磨きをしましょう。綺麗な所作を身に着けている上品な女性は、いつも向上心を持っているという特徴があります。習い事をしていたり、スキンケアを怠らなかったりといった自分磨きを忘れません。
魅力的な女性になるには、普段から努力する必要があるんですね。毎日コツコツ自分磨きに励めば、必ず結果は付いてきます。美しい所作を身に着けて、男性の印象を変えましょう。
4. おわりに
今回は、男性が見惚れてしまうような綺麗な所作について紹介してきました。仕草や立ち居振る舞いが美しいと、男性の印象は大きく変わります。同じ仕草でも、ちょっとしたことで綺麗な所作になるので、小さなことから心掛けると良いでしょう。
身だしなみや生活習慣を見直して、日頃から上品な女性を意識すれば、素敵な女性に近付けるはずです。
女性は、美しい顔立ちやスタイルを持った人だけがモテるわけではありません。内面から綺麗になる努力をして、美しい所作を身に付けましょう。