『いい男』と聞いて、どんな条件を思い浮かべますか?
優しい、背が高い、仕事ができる...などでしょうか? 実は、『みんながいい男と呼ぶタイプ=あなたにとってのいい男』とは限りません。
今回は、自分にとってのいい男の条件について考えてみましょう。
1. 世の中の『いい男』の定義
世の中で『いい男』と呼ばれるタイプには、
・優しい
・誠実
・仕事がデキる
・友達が多い
・リードしてくれる
・食事マナーを心得ている
などが挙げられることが多いです。
でも、この『一般的にいい男と呼ばれるタイプ』は、本当に誰にとっても『いい男』なのでしょうか?
例えば、反対に『ダメ男』と呼ばれるタイプには、
・くり返し浮気する
・借金癖がある
・酒癖が悪い
・暴力をふるう
・定職に就かない、仕事が続かない
などが挙げられますが、これらのタイプは誰にとっても『ダメ男』ですよね。このレベルの『ダメ男』はそう多くありません。
仮に40人クラスで男子が20人いたなら、その中に1人~2人いるかいないか程度の確率なのでは?
そう考えれば、ちょっと注意して見ていればこんな危険な『ダメ男』はすぐ見分けられそうです。
それより問題なのは『いい男』の方で、『ダメ男』と付き合った経験はなくても「いい男に見えたのにそうでもなかった」という経験をしている女の子は意外と多いです。
しかも、この『いい男そうに見える男』というのは思っている以上に大勢います。おそらく、先ほどの40人クラスで考えた場合、20人中8~9人くらいは『いい男そうに見える男』ではないでしょうか。
実は、この勘違いの原因は『世間のいい男』と『自分のいい男』の基準がズレているせいだという可能性もあります。
2. 自分にとっての『いい男』とは?
先ほど、『いい男』と呼ばれるタイプをいくつか挙げましたが、その中には女の子の性格や考え方によっては『いい男』とは思わないタイプもあります。
具体的にいくつかご紹介しますので自分に当てはめて考えてみてください。
◇仕事と彼女、どっちを大事にしてほしい?
『仕事がデキる=いい男』と考えられているのは納得できますよね。でも、そこだけに注目すると意外な落とし穴もあるので注意が必要です。
本当に「会社にとって頼りになる存在」になろうとすれば、多少は無理も承知で仕事を引き受けることもあるでしょう。そうなれば、残業や出張が増えたり休みが減ったりする可能性もあり、彼女との時間を思うように取れないケースも多いのではないでしょうか。
仕事を理由にデートをドタキャンするケースも考えられます。
『仕事がデキる』という定義も人によって違うので一概には言えませんが、中小企業で頼られる社員になろうとするとこのような状況に陥ることも珍しくありません。
そういう姿を見て「かっこいい♡」「どんどん稼いできて!」と思える女の子なら『仕事がデキる=いい男』と言えますが、「私と仕事どっちが大事なの?」「かまってくれないと寂しい」と思うような女の子から見れば『いい男』とは言えないですよね。
後者の女の子にとっての『いい男』は、『仕事がデキる男』ではなく『オンとオフをちゃんと区別できる男』だと言えます。
◇優しさや男らしさの基準も人それぞれ
世の中にはSとMがいます。
たまには、S男(えすお)とS子、M男(えむお)とM子という組み合わせになることもあるでしょう。そういう組み合わせのときはとくに、相手の小さな発言や行動がきっかけで衝突してしまうことが意外と多いです。
例えば、前からずっと行きたかったカフェにデートで来たあなたたち。彼に「連れてこい連れてこいってうるさいから連れてきてやったんだぞ、感謝しろよ」と言われたとしますよね。
あなたは「は?なんでそんな上から目線なの?」と思うタイプですか?それとも、「うん、ありがとう♡来たかったんだー」と言うタイプですか?
実は、こういう系の発言にイラッとしてしまうタイプの女の子もいれば、何も思わない、もしくはキュン♡ときてしまうというタイプの女の子もいます。
行動で言えば、「手つないでいい?」と男性に聞かれたときに、「え~そういうのいちいち聞くのって男らしくない!」と思う女の子もいれば、「ちゃんと私の気持ちを考えてくれてる」と感じる女の子もいるでしょう。
このように、相手に求める男らしさや優しさについても女の子によって大きな違いがあります。
もしかすると、毎日マメに連絡をくれるのは彼が『優しい男』だからかもしれません。でも、人によってはそういうタイプを『女々しい男』と呼ぶこともあります。
世間では『女々しい男』を『いい男』とは呼びませんが、あなたがその男性を『マメでいい男』だと思うならそういう人と一緒にいることで幸せを感じられるのではないでしょうか。
◇おごられるのはイヤ!という女の子もいる
会う度に何でもおごってくれる男性と、いつも割り勘の男性がいます。恐らく、世間ではいつも割り勘の男性を『いい男』とは呼びませんよね。
でも、おごられることが苦手な女の子もいます。その理由は様々ですが、「先月デートしすぎてあんまりお金ないから会えない」なんて言われるくらいなら私も出すからいっぱい会いたい♡という女の子がいるのも事実。
自分にとって大切なものは何なのか?=価値観です。その価値観によって、女の子が男性に求めるものも変わってきます。
3. 『向上心』と『常識』がある男は『最強のいい男』
そうは言っても、『誰にとってもいい男』はいます。
そういう『最強のいい男』なら、たとえ連絡がマメであろうとM気質であろうと友達や両親に堂々と紹介できるでしょう。
そして、『最強のいい男』を見極めたければ『常識の有無』に注目してみてください。
例えば、最初に挙げた『いい男』の定義の中で言えば、『誠実』『食事マナーを心得ている』というタイプは『常識がある男』の可能性が高いです。
『誠実』と聞くと難しく考えてしまいそうになりますが、簡単に言えば『ウソをつかない』『有言実行できる』という2つのポイントだけ押さえればOK。
『食事マナー』に関しても、
・口いっぱいに頬張る
・口の中身が見えるような話し方をする
・片膝を立てたり肘をついたりする
・クチャクチャ音を立てる
などはしない『常識範囲内のマナーを守れる人』なら、あとはお箸がきちんと使えて「いただきます」と「ごちそうさま」が言えれば充分です。
きちんとした挨拶ができる人やTPOに合わせた服装を選ぶことができる人も『常識がある男』と言えるでしょう。中には、「育ちが悪いから」「誰も教えてくれなかったから」と言い訳する男性もいるかもしれません。
でも、二十歳を過ぎれば立派な大人。大人は、必要なことは自分で勉強して身につけていくものです。小さなことのように思うかもしれませんが、自分を向上させようとする気持ちがあるかどうかで今後の人生には大きな差が生まれます。
そして、『最強のいい男』にはその向上心が備わっているのです。
4. おわりに
いかがでしたか?
『ダメ男』は絶対NGですが、「こんな人と付き合いたい♡」と思うタイプが世間的には『いい男』と呼ばれないタイプだとしても気にする必要はありません。大切なのは、あなたとの相性と彼の人間性です。
どんなタイプが自分にとっての『いい男』なのか、一度よく考えてみてくださいね♪