年に一度のクリスマス。恋人がいない人にとっては、B'zの名曲「いつかのメリークリスマス」が脳内ループして切なくなってしまうことも……。
しかし! クリぼっちの切ない思い出は意外とみんな持っているもの。
今回はクリぼっちで沈んだ気持ちを励ましてくれる(?)「クリぼっちで超絶切なくなった瞬間あるあるベスト4」を私からプレゼントいたします。
1. クリぼっちとは?
「クリぼっち」とは、ひとりでクリスマスを過ごす人のことを表現しています。ちょっぴりチャーミングな表現なので、「ひとりぼっち」と言われるよりも、なんだか気分は悪くないですよね……。(いや、寂しいのですが。)
この表現は2012年頃から、若者を中心に広がりはじめて、NHKのニュースでも取り上げられ、今では年齢性別問わず、耳にする機会が多くなった造語です。
最近では◎◎女子になぞらえて、クリぼっち女子と表現されることもあるようですが、クリぼっちの状況は珍しいって訳でもないのです!
2015年に国立社会保障・人口問題研究所が実施した、『第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)』によると、
「交際している異性 はいない」
男性:69.8%
女性:59.1%
参考元:第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)
という結果に。「クリスマスを恋人と一緒に過ごす人」の割合は2人に1人いるかいないかということになりますよね。
残り、半数の人たちは「家族や友達、もしくはクリぼっちでクリスマスを過ごす人」ということ。
私たちが思う以上にクリぼっちで過ごす人たちは意外と多いのかもしれません。とはいえ、世の中のみんなはクリぼっち時のクリスマスをどのように過ごしているのでしょうか?
クリぼっちの経験がある人は「あるある~! 」と頷けるものから、くすっと笑えるものまで、「クリぼっちで超絶切なくなった瞬間あるあるベスト4」を寄せられた体験談を踏まえながら大公開していきます!
2. クリぼっちに贈る! 超絶切なくなった瞬間あるあるベスト4
あるある1:クリスマスのSNS断ちをした結果……。
InstagramやFacebook、Twitter……。SNSもクリスマスの日はいつも以上に賑わったタイムラインになりますよね。
高層ビルのレストランで、ムーディーな照明を浴びながら恋人とディナーを楽しむ写真。街に飾り付けられたイルミネーションの光の中を友達と満面の笑みで歩く姿。
彼氏のために手作りしたケーキは、カラフルなシュガーで可愛くトッピングされ、クリスマスプレゼントにもらったのであろう、ちょっとお高いコスメたち……。
SNSを開くたび、そんなクリスマスモード全開の写真にジェラシーを感じてしまった経験はないでしょうか? 筆者はあります。ありありすぎです(笑)。
「幸せいっぱいなタイムラインに嫉妬しないよう、SNS断ちをしようと思って、スマホの電源を落としてクリスマスの日はひとりでお酒を飲んで早寝したんです。けれど、朝起きてスマホをつけたら友達からの着信が……。私と同じく、彼氏がいない友達が集まって飲み会をしていたみたいなんです。電源、つけとけば良かったなんて後悔しましたよ。(笑)」(Mさん/女性/23歳)
「去年のクリスマスはちょうど、彼女とケンカの真っ最中で。一緒に過ごす予定じゃなかったし、楽しそうな写メとか見ちゃうのも嫌だったので、携帯は機内モードにしてたんです。そしたら朝、ケンカしてたはずの彼女から、LINEがめっちゃ届いてました。どうやら仲直りしようと思ってくれたみたいで、ケーキまで作ってくれてたようです。悪いことしたなって。」(Rさん/男性/25歳)
幸せいっぱいなリア充! クリスマス写メを目にしないよう、スマホの電源を切り、いわゆる『SNS断ち』をしたことが裏目に出てしまった体験談……。
クリぼっちであろうと、電源まで切ってしまうとせっかくのお誘いに気がつけないですよね。
あるある2:周りの気遣いに……。
次にご紹介するのは、恋人がいないクリスマスなのに、クリスマスがゆえに周りからの気遣いに凹んでしまうクリぼっちの体験談です。
「4年付き合っていた彼女と別れたので、今年のクリスマスはバイトを入れようと決心。だけどシフト表を確認すると、まだ希望を出していないのに、24日と25日が休みになっていたんです!! なんで休みなんだろ~? と、シフト表の前に立っていると、リーダーが、『毎年彼女とクリスマスを過ごしているでしょ? 気にせずに楽しんでね! 』って……。リーダーの思いやりだったんでしょうが、余計にむなしい気分になりました(笑)。」(Yさん/男性/24歳)
「クリスマスのシーズンになると、彼氏がいない私。毎年、来年こそは!! と、気合いを入れているのに、なぜかクリスマスにご縁がありません。一昨年のクリスマスは1人で旅行をしようと、温泉旅館を予約。たまたまキャンセル空きがあったので……。旅館について部屋に入ると、お布団が2つ。浴衣も2つ……。きっとキャンセルしたのはカップルだったんでしょうね。1人で宿泊する私はちょっと切なくなって、2つのお布団で寝てやりました! 」(Oさん/女性/27歳)
あるある3:Merry Christmas自分!
クリぼっちのクリスマスは、自分から自分へプレゼントを贈る人も多いようです。みんな、自分へどんなプレゼントを贈ったのでしょうか?
「クリスマス直前にフラれて、全身脱毛のローン組みました。あとあと考えたらいらなかったかも。(笑)」(Mさん/女性/22歳)
「ひとりでも楽しんでやる~! って意気込んで、ケンタッキーのファミリーパックを注文。いざテーブルに並べてみるととてもじゃないけれど食べきれない……。4つ入ったおしぼりを見て、ハッと我に返りましたね……。」(Aさん/女性/20歳)
「ひとり暮らしだったし、クリぼっちだったしで、ひとり用のホットカーペット買いました。あったかいけどちょっと悲しい。Merry Christmas! 」(Sさん/女性/22歳)
あるある4:TVざんまい!
クリスマスの日は、TVも普段より面白い音楽番組が放送されていることもしばしば。そんなTV番組を観て過ごすというクリぼっちの体験談もたくさん集まりました。
「去年? 一昨年かな? クリスマスの日がたまたま金曜日だったから、Mステ観てました。あー! この曲好きだわ~とか、独り言行った瞬間に、彼氏欲しいって思った。」(Kさん/女性/21歳)
「ずっとTV番組かドラマ観てる。ニュース番組の中継とかでクリスマス楽しんでる人たちが映ったりするから切なくなるけど。」(Sさん/女性/26歳)
3. 来年のクリスマスはもっと幸せになれますように……。
「クリぼっちで超絶切なくなった瞬間あるあるベスト4」をご紹介しました。あなたも「わかるわかる! 」という共感エピソードがあったでしょうか?
クリぼっちも、切ないばかりじゃない楽しさがありますが、せっかくなら素敵な恋人とクリスマスを過ごしたいですよね。
あなたも来年のクリスマスをほっこり過ごせるように、街コンで出会いを探してみませんか?