一生独身でいることにはメリットがたくさんあります。独身としての自由が多いい反面、一生独身でいることには覚悟も必要です。本記事では、一生独身でいることのメリットを既婚者の立場と比較するだけでなく、覚悟しておくべき5つの事柄もご紹介します。
1. 一生独身でいる人が増えている?
近年は、一生独身でいいと考え、男性も女性も生涯独身を貫く人が年々増えています。本記事では、一生独身でいることのメリットや一生独身宣言する人の特徴、そして、一生独身の人生を送ることで覚悟することなどを紹介します。
2. 一生独身でいることのメリット5つ
一生独身を貫くことにはメリットがたくさんあります。20代から30代女性のアラサーや40代のアラフォー世代だけでなく、多くの人が一生独身を決意した主なメリットを5つ紹介します。独身で幸せな生き方をしている人の暮らし方なので、見てみましょう。
1:とにかく自由に生きていける!
一生独身でいることで、たくさんの自由が手に入ります。配偶者がいないので、マイペースな一人暮らしができますし、自分のお金や時間は趣味や仕事なども自分のことだけで使えます。
また、恋愛に関しても自由で、自分の責任は自分でとる必要がありますが、常識の範囲内でいくつになっても自由な恋愛が楽しめるメリットがあります。
2:自分のやりたい仕事に没頭できる
既婚者は自分だけでなく、家庭について考えなくてはならず、働き方を変える必要が出てきます。一生独身であれば、好きな仕事に好きなだけ打ち込んで、働く時間も労力も自由に使えるメリットがあります。
また、結婚を機に好きな仕事を諦めたことで後悔したという体験談もありますが、そのような選択もないので仕事に楽しみを見出せます。
3:夫の実家との人間関係に悩まない
結婚することで、新たに配偶者の両親家族である義実家や親族とのつながりが出てきます。義実家が苦手だと思う人も少なくなく、トラブルも生じる可能性があります。
しかし、一生独身であれば、義実家とのしがらみなどの問題を抱えることもありません。恋人の両親や家族と知り合うことがあっても、婚姻関係を結ばない限り、家族としてつながることはないのでトラブルを抱えることもありません。
4:友達との関係性を継続できる
一生独身であれば、友人関係を長続きさせられますし、好きな時に好きなだけ友達と楽しい時間を過ごせます。また、更に新しい友人関係を広げて楽しむことも可能です。
結婚してしまうと配偶者や家族が優先になってしまう可能性があるので、どうしても友人関係が薄くなり、友人と楽しい時間を過ごす時間が減りがちです。独身でいる限り自由に時間を使えます。
5:金銭的に余裕がある
結婚して家庭を持つと、自分だけのお金がなくなり、子供ができると、養育費や教育費にかなりのお金使うことになり、子供の人数が増えるごとに計画的に必要なお金を貯蓄するのは必要なことです。
一生独身であれば、そのような金銭的出費や貯金などの備えが必要ありません。最低限、食費と家賃があれば大丈夫ですし、年収や給料の範囲内で車やマンション、そしてトレンドのものを買ったりとお金を自由に使える余裕があるので、気楽で生活の中で好きな楽しみ方ができます。
3. 一生独身でいる人にみられる特徴5つ
一生独身でいいと思っている人や、一生独身でいると確定したわけでもないのに独身でいると思われている人の性格には共通点があります。
結婚したいと思っていても運命のツインレインが現れないと考えたり、元カレのことが忘れられず、好きじゃない人と結婚しているより一生独身貴族でいた方がいいのではと考える人もいます。
一生独身でいる人に見られるの特徴を5つピックアップします。自分に当てはまっているか診断しながら見てください。
1:こだわりを持ち続けている
結婚すると同じ家に住む配偶者や家族と長く一緒にいる時間が増えます。わがままでないものの小さいことにこだわりがあり、譲れない人は、配偶者に自分のこだわり部分を譲ることが難しくなり、嫌だという感情からイライラしてしまう傾向があるようです。
イライラが始まると、自分も配偶者も幸せではなくなります。イライラしないように努力することが難しい人は、一生独身でいる人に見られることがあります。
2:気分の起伏が激しい
気分の起伏が激しいと、結婚しても自分の心の平穏さを保つのが難しいことがあります。
相手のちょっとした行動を疑いはじめたり、愛情を求めつつも惨めや寂しいという感情から孤独感を深めてしまうこともあります。また、生きる意味が分からなくなり、自分は不幸だと思う不安感にとらわれる結果になりがちです。
好きか嫌いかのどちらかという極端な考えに走る傾向もあります。
3:自分のことが一番好き
自分のことを好きなことは大切ですが、ありのままの自分以上のことを自分の自己像にあてはめ、理想と現実のギャップに苦しむことになるかもしれません。
自分のことが大好きなので、自分の基準を配偶者にも求めがちです。また、相手が自分の基準に合わせてくれないと、なぜなのかわからずに不満だけが募ってしまうこともあります。
4:人の悪い面にしか目がいかない
完璧な人はいないものの、人の嫌なところばかりに目がいく人もいます。相手の何が悪いのかはっきりした理由がなく、見た目で人を嫌う人間嫌いの人も、一生独身でいる人に見られる傾向があります。
相手を見るときには、マイナスポイントを悪くないと思えるプラスポイントに変えるように、柔軟な対応が必要になります。
5:人より浮いているタイプ
物事のとらえ方が独特で、周りと合わないと感じることが多々ある、ちょっと浮いて見える人は、同じ価値観や考えを持っている相手を見つけるのが難しいことがあります。
無理に自分の感情に蓋をして結婚しようとすると、周囲に迷惑をかけたり振り回したりするだけでなく、自分の感情の表し方に過剰になる傾向があります。
4. 一生独身でいることで覚悟すること5つ
一生独身でいると決断するのであれば、しなければならない覚悟がたくさんありますし、問題も出てきます。
ここでは、覚悟すべき5つのことについて取り上げます。一生独身でいるメリットばかりでなく、リアルな問題も含めて覚悟を決めることが大切です。
1:老後に向けて健康管理は自分で行う
一生独身でいると自由も多いですが、病気やケガの際は自分で自分のことをしなければならなくなります。生命保険に入るなど対策している人でも、健康を崩した時のデメリットを考えておきましょう。
保証人や手助けが必要な際には、兄弟や姉妹が手伝ってくれると考える人もいるかもしれませんが、自分が年を取ると同時に、周りにもさまざまな状況が発生しやすくなるので、手助けが期待できないことも多々起こりがちです。
入院や通院は、身体的・感情的に負担がかかりやすくなるので、日ごろから持病のある人などは医者に相談したり、規則正しい生活や、健康を考えた食事や運動したりするなど、健康管理を心がけるようにしましょう。
2:収入源と貯蓄は十分に蓄える
給料を自分のためだけに使えるのは独身者ならではのメリットです。
同時に、年を取って必要になる収入源や貯蓄のことも念頭に置いておく必要があります。今は正規で働いているとしても、状況が変わり非正規であるパートやアルバイト、またはフリーターなど今よりも低所得になることもあるからです。
老後は、持ち家を賃貸に変えるなどして得られる収入源や、コツコツと貯蓄するなどして、悲惨な最後にならないよう十分に備えるようにしましょう。老後にいくら必要か、老人ホームに入るとしたらどのくらい生活費がかかるのか、年金と合わせて老後資金を計算できます。
自由であるということは、自分の責任は自分で負う必要があることを念頭に置く必要があります。
3:周囲に頼れる人間関係をつくっておく
独身であることは、孤独という意味ではありません。配偶者がいないからこそ、周りに頼れる人間関係をつくっておきましょう。
兄弟・姉妹や両親には頼みにくいことであっても、信頼関係があり、頼れる人間関係をつくっておくことで、いざという時にお互い助けあえるからです。
4:孤独感を味わうことも理解しておく
一生独身でいることで、友人たちと最高に楽しい時間を過ごす反面、ふとした時に寂しさを感じることもあります。
クリスマスなどの行事がある際には、友達の幸せそうな話を小耳にはさんだり、帰宅した後に自分の部屋に一人でいるときなど、孤独感を感じることもあるでしょう。病気になれば孤独死を考えて怖い思いをする人もいます。
一生独身でいることは、孤独感を味わうこともあることをしっかりと理解しておきましょう。
5:周囲の目が気になることを理解しておく
一生独身でいることで、世間から独身に対する冷ややかな偏見を受けることを理解しておきましょう。自分で決めて一生独身でいるにもかかわらず、周りからは負け組やモテないなどの見方をされることもあり、気分を害する状況になることもあります。
5. 一生独身でいるメリットと覚悟することを把握しておこう
一生独身女性として過ごすことには、たくさんのメリットがあります。メリットだけを見ると、独身生活は気軽で良いものに見えるかもしれませんが、決断する前に自分に覚悟があるのか把握しておきましょう。
様々な生き方が認められている昨今では、結婚することだけに執着するのではなく、自由に自分らしく生きる楽しい人生を送る人もたくさんいます。