こんにちは、トイアンナです。
私には年下彼氏と付き合った経験が何度かあり「彼氏が子供っぽいんです」という相談をいただくと「それな!!!」とドスのきいた声が出ます。
しょうもないプライドを持っていて、繊細でささいなことに悩んでばかりだし、褒められるとすぐ調子に乗るし、それでいてデートのエスコートは下手だし……。最初は可愛く思えても、どこかでイラっとしてしまう。
しかし、そういう彼を「子供っぽい」と切り捨てる前に、まずは逆の立場である「大人っぽい彼」と付き合った女性の愚痴も聞いてみませんか?
1. 大人っぽい彼は、子供っぽい彼より変化しない
「え、大人っぽい彼に欠点なんてある?」と思うかもしれません。
確かに、大人っぽい男性は女性がワーッと感情的になっても受け止めてくれますし、デート慣れしてエスコートも上手、それでいて上手に謙遜(けんそん)する。
ですが大人っぽい彼には「変わる余地」がありません。彼には自己流のやり方がたくさんあります。
LINE(ライン)のやりとり、デートスポット、趣味、女性の好み、それらがある程度確立しているからこそ余裕を持てるのです。
そして、大人っぽい彼をあなたは改造できません。彼はある程度「完成」しているからです。
2. 子供っぽい彼には「変える」喜びがある
逆に子供っぽい彼は、あなたが「俳優の〇〇君がすっごいマッチョでさ。ああして見ると筋肉っていいよね~」なんてポロッと言ったら、ジムに通いだすような素直さも持っています。
「彼女、筋肉が好きなんだって! 筋トレしたらもっと好きになってもらえるかな? 今、腕立て伏せを20回したらちょっと筋肉ついた気がする! 明日触ってもらおう!」
なんて、わんこのような可愛さを発揮できるのは子供っぽい彼だけです。
大人っぽい彼は、あなたの好みを小耳に挟んでも「ああ、女性って筋肉のついた俳優にハマるときもあるよねえ」くらいにスルーするもの。
彼が成熟しているからこそですが、ちょっとつまらない。もしそう思うなら、子供っぽい彼をどんどん育ててみませんか。
3. 子供っぽい彼は、将来の尽くすいい夫かもしれない
「お皿洗いはこうやってやるんだよ。すごいね! 初めてと思えない!」
子供っぽい彼には、こういう言葉がいちいち起爆剤となります。教えるのは手間かもしれません。
しかし「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」と山本五十六も言っておりましてね……。
いや、本当に本当に本当に面倒なんですけどね。大変なあなたの気持ちもよっくわかります。
しかし子供っぽい彼は、あなたの理想の彼になるポテンシャルもたっぷり。
ぜひ育てる喜びを味わって、子供っぽい彼を理想へ近づけていこうじゃありませんか。