「付き合っているように見えて、付き合っていない。」だけど、周りからは付き合っているように思われることってありますよね。そんな曖昧な関係が、友達以上恋人未満という状況です。
この友達以上恋人未満とは、どのような関係なのでしょうか? 今回は、友達以上恋人未満の詳しい説明と、男性の心理について解説します。
1. そもそも男性から見た「付き合う」とは
愛や交際には様々な形があります。実際問題、世の男性が「付き合う」というのは、特別な事情がある場合を除き、
1.お互いに愛し合っている
2.付き合っている状況だと周りに公言できる
3.体の関係がある
このような条件を満たしている場合です。
しかし、気を付けたいのは、体の関係があることを「付き合っている」と判断するケースもあれば、そうではない場合もあります。その点は、男性によって基準が違いますので、1と2を満たしていれば、付き合っていると自信が持てる状態です。
つまり、男性が考える「付き合う」ということは、お互いに好意を寄せており、それに付随して親密な関係になっている状況だと言えます。
2. 友達以上恋人未満とは
前に紹介した条件が「付き合っている状況」だとすると、友達以上恋人未満の関係とは、これらの条件のうち、1つは満たされているものの、ほかが満たされていない。あるいは、その他の要素が確認できていない状況だと言えるのではないでしょうか?
例えば、「肉体関係があるけれども、お互いに愛し合っているかどうかまではよくわからない」という時には、友達以上恋人未満という形になる可能性もあります。
また、お互いに好意を寄せ合ってはいるけれど、はっきりとした告白がない。だから、周りにはまだ付き合っている状況だとは言えない。このようなケースも、友達以上恋人未満だと言えるでしょう。
しかし、人によっては、この友達以上恋人未満の関係を、何年間も続けるという場合もあります。ただ大抵は、こういった関係がダラダラと続くと、なし崩し的に体の関係が出てきたり、最終的にはゴールインするかのどちらかが多いものです。
最もひとつだけ言えるのは、「1番不安定で、モヤモヤする時期」になることは確かでしょう。
3. 友達以上恋人未満の時の男性の心理
友達以上恋人未満の時の男性の心理には、以下のようなものがあります。
・相手の気持ちを確かめたいと思っている
・とにかく恋愛が楽しい
・早くその先に進みたい
・周りに自慢できそうだ
多くの場合は、上記のようなポジティブで、「彼女と何とか付き合いたい」という気持ちが潜んでいます。ところが、男性の中には、
・この関係の方が、いろいろと利用できて楽だ
などと、よこしまな考えを持っている人もいます。こういう場合は、友達以上恋人未満という関係ではなく、ただの遊び相手や都合の良い女性としてキープしておきたいという心理です。
このような男性は、なんとなく行動や態度でわかるものなので、あなたが彼と真剣な関係を望むなら、深入りしないことをおすすめします。
4. 友達以上恋人未満の関係を打破するには
友達以上恋人未満の関係を保っている時の男性には、楽しさ以外にマイナス面も併せ持っていることがあります。なぜなら、このような関係を打破できない自分に、コンプレックスを感じていることも多いからです。
そんな彼には、女性が男性の背中をそっと押してあげることが必要です。例えば、はっきりとした告白はせずとも、「あなたに好意があります」ということを、言葉や態度で匂わせてみるのが良いのではないでしょうか?
もちろん、恋愛はケースバイケースで多様な選択肢が考えられますが、何らかの「きっかけづくり」が現状を変えてくれることは、大いにあります。
5. あなた自身がアクションを起こすことが重要
「自分から告白を匂わせるよりも、やっぱり男性側から曖昧な関係を壊してもらいたい」「男性は追いかけると逃げるって聞くし……」と自分からアクションを起こすことを迷う女性も多いかもしれません。
ただ、どうしても手に入れたいものがあるのなら、自分から動かないことには事が停滞し続ける可能性もあります。最近では、「草食系男子」も増えており、昭和のドラマに出てくるような「俺についてこい!」と堂々と言えるような男性は少なくなってきました。
あなたの好きな彼が、自信がなく、次に進むという決断を先延ばしにしてしまうようなタイプであれば、女性側がリードすることでバランスが取れます。友達以上恋人未満という関係から、正式な恋人同士になれる日も遠くないことでしょう。
6. まとめ
友達以上恋人未満という関係は、男性側の最後の踏ん切りがつかないでいる状態だと言えます。だからこそ、女性側がそれを理解し、あえて自分から動いてあげることも大切です。
「告白は男性からしてくれないと嫌!」とこだわるのではなく、もっと柔軟に考えて彼と接することで、早く幸せが訪れることも多いものですよ。