恋人と何だか最近ギクシャクしてきて、すれ違いの日々……。連絡も減ったし、なかなか会ってもくれなくなった。
これって付き合っている意味あるのかな……。こんな状態になると、「ちょっと距離を置いてみようかな」と思うようになることはありますよね。
今回は、交際において、「距離を置く」という行為のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
1. 「距離を置く」メリット
二人の関係について冷静に考えられる
恋人と会うことも連絡を取り合うこともなくなり、一人の時間が増えると冷静になれます。一緒にいると、相手への不満が色々と出てくることもあるかと思います。
しかし、相手が傍にいないと、そもそも相手のどんなところが好きだったのかななどと、考えるようになるでしょう。
そして、この先もずっと付き合っていきたい相手なのか、結婚まで考えられたりするのだろうか。
そうしたことを思い巡らせ、二人の今後についてあなたも相手も結論を出すことができるかもしれません。
相手の大切さが身にしみる
離れてみて初めて、相手の大切さが身にしみることはあると思います。
一人ぼっちの寂しさだけでなく、相手とのいい思い出ばかりが蘇ってきて、やっぱりまた会いたいなという気持ちがつのってくるかもしれません。
もう一度会えたときには、きっと以前よりも相手にやさしく接したり、大切にできるはずですよ。
自分の非を素直に認めて、変われるチャンス
距離を置くことになったのには、何かしら原因があるはずです。そこで、自分に悪いところがなかったかをとことん考えてみましょう。
原因がある程度突き止められたら、今度はそれを改善するにはどうすればいいのかを考えてみて。
たとえば、「ワガママだ」と相手に言われた覚えがあれば、まわりの人の気持ちを考え気遣いすることから始めてみることです。
まずは簡単にできそうなことからやってみましょう。「私のここがダメ……」と卑屈にならず、「こうしたらもっとステキな私になれる」と前向きに乗り切ってください。
そうすれば、相手と再会したときに「なんか変わった!」と、改めてあなたに興味を持ってもらえるはずです。プラスイメージのあなたを相手に植えつけられるようにしましょう。
また内面だけでなく、外見を変えてみるのも有効です。ヘアスタイル、メイク、ファッションを、できればプロに相談してイメチェンしてみましょう。
変身した姿を、SNSなどにアップすれば、相手が見るかもしれませんよ。
2. 「距離を置く」デメリット
そのままフェードアウトして別れに到る
会うことがなくなり、連絡もとらなくなると、相手がいなくても段々と平気になっていきます。そして、喧嘩しながら付き合うよりも、一人のほうが気楽だと思うようになるのです。
日常に相手がいないことが当たり前になってしまうと、また恋人同士として付き合うのは面倒くさくなっていきます。
ちょっとだけ距離を置くつもりが、永遠の別れになってしまうケースは少なくありません。
3. 距離を置いている間の良い過ごし方
仕事や趣味に熱中する
恋人と会わなくなった分、時間が空くのですから、できるだけ有意義に過ごしましょう。
仕事に関係する資格をとる勉強をしたり、趣味の教室に通って腕を上げるのはオススメです。
寂しい気持ちを紛らわせることができますし、あなた自身の魅力を上げることにもつながります。
友達と会う
恋人がいると、デートをするのをどうしても優先するようになり、友達とは疎遠になりがちです。
恋人と距離を置いている間こそ、友達と会って恋の相談などをしてみるといいでしょう。
自分一人で悶々と悩んでいるよりも、目から鱗が落ちるような意見が聞けるかもしれませんよ。
旅行をする
いつもとは違う環境に身を置くと、リフレッシュできますし、色々なことが見えてきます。距離を置いている相手のことも、もっと違った視点から見られるようになるかもしれません。
時間が出来たのですから、どうせなら海外などできるだけ遠くへ行くのもいいでしょう。それが難しいなら、近場をドライブするだけでも気分は違ってきますよ。
4. おわりに
「距離を置く」ということは、別れたいとまではお互いに思っていないはずですので、前向きな行為です。
けれど、何かしら問題があったり、不満があったりするのは確かでしょうから、それをハッキリさせたり、解決する方法を探りましょう。
その際大事なのは、相手にばかり期待をしないことです。相手に変わってもらいたいと望むのではなく、あなた自身が変わることで、相手の気持ちを動かすことができるのです。
たとえば、相手が忙しくてあまり会ってくれないことが不満なら、会えたときには思いっきり楽しい時間を過ごそうと気持ちを切り替えてみましょう。
けれど、もし距離を置いた結果別れることを選択したとしたら、つらいかもしれませんが、次の出会い探しをしましょう。街コンなどに参加すれば、いい気晴らしにもなりますよ。