男性に甘い言葉を囁かれるとつい嬉しくなってしまいますが、中にはよからぬ下心を持っていたり、何かを誤魔化すためにそうしたりする男性もいるので注意が必要です。
警戒したほうが良い甘い言葉とは、どのようなものなのでしょうか? 特徴を知っておきましょう。
1. 僕は君に絶対隠し事をしない
自分からわざわざ「君に隠し事をしない」と言い出す男性は、逆に恋人に対して秘密を抱えている場合が多いものです。
なぜなら、「隠し事」という概念が出てくる時点で、何か心にやましいことがある証拠だから。
たとえば、本当は他に気になる女の子がいるのにそれを悟られたくない、浮気をしたことがバレると困るから誠実な男性を演じる必要がある、といった具合ですね。
逆に、どこにもやましいことのない男性は「恋人同士といっても、相手に言いたくないことの一つや二つあって当然だよね」と飄々(ひょうひょう)としており、わざわざ自分から「誠実な男アピール」はしません。
2. やたらと外見を褒めたがる
女の子の外見ばかりを褒めたがる男性は、その女の子の中身にはあまり興味がなく、「いい女だから連れて歩いて自慢したい」「なんとか口説き落としてメイクラブの相手になってもらいたい」などと都合のいいことを考えている可能性が高いです。
特に、会って間もないのにやたらと「かわいい」を連発する男性や、女の子とみれば誰にでもいい顔をしようとする男性には要注意!
本当に恋人を愛しており、つい感情が昂って口から出る「かわいい」とは、言葉の重みが全く違います。
「俺、他の女の子には絶対こんなこと言わないんだ」なんて言われても、簡単に信用しないようにしましょう。
また、付き合っている彼氏がやたらと彼女を褒めるようになった時も、知られたくない秘密を抱えて、やましさを誤魔化そうとしている可能性が高いです。
3. 妻(彼女)とは別れるorもう終わっている
浮気相手に対して「もうアイツとは終わってるんだ。いつか絶対に別れるから」と言い出す男性、多いですよね。
女の子側にしてみれば妻や彼女と別れて自分を選んでくれるというのだから嬉しくて舞い上がるし、不毛な関係に疲れ果てていても「もう少しこの人を信じてみよう」と頑張ってしまいがちですが、その「いつか」はなぜか永遠に訪れません。
それどころか、関係が冷えているはずの夫婦に新しく子どもができたり、別れる寸前だったはずの彼女と結婚すると言い出したりするのですから、本当に卑怯。
男性は、本当に大事に思っている女の子を二番目の立場にはしません。「そんなに私が好きなら、奥さん(彼女)と別れてからもう一度声をかけてね」ときっぱり拒絶しましょう。
4. 女の子は外見じゃない、中身だよ!
なんらかのコンプレックスを抱えている女の子にとって、男性からこう言われるのは本当に嬉しいことですよね。
しかし、これが必ずしも本心とは限らないのが難しいところ。
ただ慰めてくれただけなのに、真に受けて好きになってしまうと後で辛い思いをすることもあります。
また、男性の「外見にはこだわらない」と女の子の「ここまでなら許してくれる」との間には大きなギャップがあるのも事実。
男性の許せる範囲は女の子が考えている以上に狭いので、「彼は私の中身が好きなんだから、少しぐらいメイクやダイエットに手を抜いても大丈夫」などと油断していると、いつの間にか別の女の子に彼の目が向いてしまった……なんてことにもなりかねません。
5. 君と一緒にいると安心できる
好きな男性にこんなことを言われると、「よし、もっと尽くして彼を癒してあげよう」なんて思いますが、男性は自分に尽くす女の子を軽く見る傾向があるので、あまりやりすぎるのは考えモノです。
恋人からなんでも言うことを聞いてくれるお母さんになってしまわないよう、適度に突き放すことも忘れないようにしましょう。
また、付き合っているわけじゃない男性に同じことを言われた時は、自分が本当に大切に思われているのか、それとも本命は他にいて単なる癒し係としてそばにいてほしいと思われているのかを冷静に見極める必要があります。
男性は本命の前でカッコをつけたがるので、たまったストレスを二番目の女の子で発散することもあるからです。
相手の都合のいい時にだけ呼び出される、こっちのお願いはほとんど聞いてくれないといった状況なら、それ以上つけこまれないよう早めに距離を置いておくことをおすすめします。
6. 君も自分の時間を大切にしなよ
この言葉は一見物分かりが良いように思えますが、本音は「自分の時間をしっかり確保したいから、僕と会えない時にしつこく連絡してこないでくれ」です。
ガチガチに束縛されるのも辛いですが、あまり自由すぎるのもちょっと寂しいですよね。
また、このような男性は恋愛に関しても「お互いに好きなようにしよう」というスタンスなので、恋人が自分だけだと思っていたら実は他に何人も付き合っている女の子がいた、なんてパターンも少なくありません。
7. おわりに
男性が女の子に甘い言葉を囁く時は、相手のためを思ってというより、自分を守りたいという動機の場合が多いです。
疑うのは嫌なものですが、簡単に信じると後でもっと辛い思いをすることもあるので、言葉だけじゃなく相手の態度や行動をしっかり観察し、総合的に判断するようにしましょう。