彼氏・彼女と会う頻度はどのくらいが理想なのか、この記事では恋人と会う理想の頻度と会う機会が少ないカップルのメリットに加えて、二人の関係を長続きさせる秘訣を紹介しています。
恋人とのコミュニケーションやデートに悩む方は、ぜひ読んでみてください。
1. 彼女と会う理想の頻度は?
彼女と会うペースについて、一般的には週1回程度会うのが理想と言われています。
理由は自分を飽きさせないためや、体力が持たないためなど消極的なものもありますが、最低でも週1日以上会いたいと思っている表れだとも言えるでしょう。
では、学生カップルや社会人カップルで、理想の会う頻度が変わるのか見ていきます。
学生カップルの会う頻度
付き合いたての大学生カップルは、週2~3回の頻度で会うことを理想としている方が一般的とされています。
付き合いたての頃は毎日会いたいと思うものですが、自分の時間を大切にしたい、友人との時間も大切にしたいという気持ちもあります。
特に同じ大学に通っていれば、毎日でも会える環境です。週2~3日を理想とすることで会いすぎは飽きに繋がるという懸念や、ある程度の距離を保とうと自分を律していることがわかるでしょう。
社会人カップルの会う頻度
社会人カップルは大学生に比べて、仕事で時間が思うように取れない方も多く、付き合ってすぐのカップルは毎日会いたいと思っていても、実際は短い時間で週2~3日程度でしょう。
しかし、付き合いが3か月以上続くなど、お互いの生活や関係が落ち着いてくると、会う頻度の理想は平均週1回程度になってきます。自分の時間を大切にしたい、依存し過ぎない関係でいたいという気持ちが表れています。
2. 彼女と会う頻度が少ないことのメリット6つ
大好きな彼女とは毎日会いたい、と思っていても現実はなかなか難しいこともあるでしょう。しかし、彼女と会う頻度が少ないことにメリットもあります。
その代表例は、会う頻度が少ないカップルは長続きする傾向にあるということです。ほかにも、彼女と会う頻度が少ないことで生まれるメリットを6つ紹介します。
1:出費を抑えることができる
デートや食事となると、やはりそれなりに出費するのはつきものです。交通費や食事代はもちろん、テーマパークに行けば入場料やお土産代がかかることもあるでしょう。
会う頻度が高いと出費がかさみ、特に学生はお財布事情により会う回数を抑えざるを得ないという事情も出てきます。自分の時間と友達との時間、それにアルバイトの時間も確保しなければなりません。
恋人と会う頻度が少なければ、金銭面でのプレッシャーを抑えられるでしょう。
2:お互いの気持ちをよく考えられる
会う回数を少なくすれば恋人関係が長続きするというものではありません。
会う頻度が少ないのに長続きしているカップルは、コミュニケーションを大切にしています。会えずとも、週に何度かはLINE(ライン)や電話で連絡を取り、近況や気持ちを伝えているのです。
会えないからこそ「相手は今何しているのか」「疲れているなら次に会ったときは何かしてあげよう」など、相手の立場や気持ちに寄り添った行動ができるのです。
相手の顔が見えていない時間に恋人の気持ちを想像し、考えられることも、会う頻度が少ないからこそ生まれる行動と言えるでしょう。
3:新鮮さが保てる
マンネリ化が避けられることも、会う頻度が少ないことのメリットと言えるでしょう。恋人とはいつでも会えるから、いつもそこにいるからと、気持ちの緩みや相手をぞんざいに扱うことに繋がりかねません。
週1回しか会えないということで、会う時間を新鮮に大切に過ごすことができるのです。
4:自分を磨く時間が持てる
会ったときに新鮮さが保てるのは、会えない時間に培った結果でもあるでしょう。次に会うまでの時間をただ漫然と過ごすのでなく、本を読んで知識を広めたり、美容に気を遣ったりと、自分磨きの時間がたっぷり取れます。
自分の時間を充実させて自己研鑽に努めるなどすれば、また新たな自身の魅力に繋がります。彼女を生活のすべてにしてしまうのではなく、お互いの時間を尊重し、自立した関係を築くことも長続きのポイントです。
5:彼女に会う時間がより貴重に感じる
いつも当たり前に一緒にいる関係ではないからこそ、彼女と会う時間は貴重となります。
会うのが頻繁でないからこそ会えたときに全力で楽しめる、幸せを感じられるということも会う頻度が少ないカップルのメリットと言えるでしょう。
「次に会うときに何を着ていこう」「少しでも素敵な自分になろう」という努力や、「もうすぐ会えるのだから頑張ろう」というモチベーションも、彼女と会う時間が貴重で特別だからこそ生まれる感情です。
6:一緒にいたいという気持ちが強くなる
「早く」と「もう少し」の気持ちのバランスも考えてみましょう。会えない時間は「早く会いたい」会っている時間は「もう少し一緒にいたい」という気持ちのバランスです。
頻繁に会っていれば、このような切ない感情も「日常」や「当たり前の関係」になっていきます。頻繁に会えないからこそ、ドキドキする感情が長続きし、お互いを大切に思うあまり、もっと一緒にいたいという気持ちも強くなるのです。
3. 彼女と長続きするための秘訣4つ
会う回数が多くても少なくても、恋人との関係を長続きさせるためには秘訣があります。簡単にいえば二人の間のルールと恋人に対する信頼です。
頻繁に会えるカップルにも会えないカップルにも共通する、長続きするためのポイントを4つ紹介します。
1:決めごとが少ない
決めごとをしない方がいいということではありません。意見を伝え合う、気持ちを伝え合うという決めごとは長続きさせる秘訣でもあります。
しかし、決めごとが過ぎると、どちらかがストレスに感じ始めてしまい、それを決めごとではなく束縛と言い換えられてしまいます。
二人の決めごとは、多くなりすぎないよう注意しましょう。
2:無理に会わない
付き合ったばかりのカップルなら、大好きな相手と毎日会いたいと思うものですが、毎日でなくとも彼氏・彼女と頻繁に会うことは、今までの生活を変化させます。
仕事終わりに彼氏・彼女に会うために今までと違うペースで仕事をこなしたり、溜まった家事を休日にやっていたのに、恋人と会うことで時間が取れなくなったりということもあるでしょう。
自分の生活を疎かにしてしまうと気づかないうちにストレスになり、大好きな彼女といるはずなのに楽しくない、疲れてしまうことに繋がります。
お互いにとって心地良いペースで会うことが、長続きする秘訣と言えるでしょう。
3:会う時間の質を考える
マンネリ化を防ぐためにも、会う時間の質を考えることは大切です。たとえ頻繁に会えたとしても、ただ一緒に過ごすことを楽しめるかどうかです。
チープなデートでも会っているときに新しい発見があったり、まったりしたおうちデートでも楽しい時間を過ごせたりすることが、二人の関係の長続きに繋がります。
4:会えない時間も心の余裕を保つ
常に相手が何をしているか心配し連絡を取りたがるなら、まだ信頼関係が築けていないとも言えます。自分と会っていない間、恋人がほかの異性と会っているのではないかなど束縛したい気持ちの裏返しなのです。
信頼関係が築けていれば「仕事が忙しくてしばらく会えない」と伝えられてもその言葉を信じて待つことができるでしょう。会えない時間は恋人のことを考えて不安に過ごすのではなく、まずは心に余裕をもって自分の時間を充実させることが大切です。
次に会ったときに「もっと一緒にいたい」と思ってもらえる自分であるように、自分磨きに努めるのもいいでしょう。
4. 会う頻度が少なく寂しいと感じたら
「もっと会いたい」と思っていても、状況が許さずなかなか会えない場合もあります。会えなくて寂しい、会う機会を増やしたいと感じていたならまずは気持ちを伝えてみましょう。
ポイントは、相手も自分も尊重することです。
ストレートに気持ちを伝えることが大事
会う頻度が少なくて寂しいことを、まずはストレートに伝えましょう。ポイントは感情的に「なぜ会ってくれないんだ」と不満をぶつけるのではなく、落ち着いて「好きだからもっと会いたい」という気持ちを伝えるのです。
寂しさを我慢しているだけでは相手に伝わりません。寂しさを理解してもらうと共に、自分の好意をアピールしましょう。話したあとの対応で、二人の関係も確かめられます。
忙しい相手に負担にならないように注意
寂しいとストレートに伝えることは大切ですが、突然怒り出したり、泣き出したりと感情的に伝えられたら相手は驚いてしまいます。
状況によっては、本当に相手が忙しく時間が取れない場合もあるでしょう。恋人の立場も理解して伝えることが大切です。目的は相手にストレスや負担を与えることではありません。
会うのは難しくとも、連絡を頻繁に取るなど譲歩できる点が見つかるでしょう。お互いに納得する結論になるように、落ち着いて伝えましょう。
5. 彼女と連絡を取る頻度のポイント4つ
必要以外は連絡を取り合わないという方は、彼女との連絡のタイミングを掴みかねていることもあるでしょう。または、あまりに頻繁に連絡を取ってしまい、彼女に負担をかけてしまわないかと不安になる場合もあります。
ここでは、連絡を取る頻度のポイントを紹介します。
1:メッセージの目安は1日に数回
あくまで一般的な目安ですが、メッセージのやりとりは1日に数回がおすすめです。
たとえば、毎日必ず「おはよう」と「おやすみ」のメッセージを送り合うことを約束したとしましょう。疲れ切って連絡できない場合、寝坊して急いでいて連絡ができない場合など不慮のトラブルはつきものです。そんなときに喧嘩に発展していたら元も子もありません。
連絡は義務ではなくお互いの関係を築くもの、楽しむものです。連絡しようかなと思うタイミングがいいでしょう。
2:通話の目安は週に2回
会えない日が続いているのなら、少しだけ時間をとってゆっくり通話するのもおすすめです。カメラ機能を使い、顔を見ながら話しもできます。文字からでは伝わらない表情や言葉のニュアンスで相手への理解も深まるでしょう。
通話の頻度は週2回が一般的な目安です。お互いの生活習慣や、状況を思いやりながら通話の機会を持ちましょう。
3:オンラインゲームを効果的に使う
話し下手で話題もないけど、恋人の声が聴きたい、連絡をとりたいということもあるでしょう。そんなときは、オンラインゲームを口実に連絡を取ってみることも、ひとつの方法です。
オンラインゲームは、新型コロナウィルスの蔓延で、おうち時間を余儀なくされたカップルのコミュニケーションツールとしても便利です。また会うほどの時間は取れなくても、家では少しの時間が取れる場合もあります。
二人で一緒に楽しめるゲームを選ぶことから始めてみるのもいいでしょう。
4:通話やメッセージはデートの代わりにもなる
遠距離恋愛のカップルは、会うこともままなりません。会える距離にいても、コロナ禍で自粛していれば、遠距離恋愛に近い状態になっているカップルもいるでしょう。
頻繁に会えない中で、通話やメッセージのやりとりはデートの代わりになります。特に話しをせずとも、カメラや通話機能をオンにした状態で生活し、必要があれば声をかけて会話を楽しむこともできます。
直接会わなくてもコミュニケーションが取れることが、通話やメッセージのメリットです。
6. お互いの価値観を確かめて会う頻度を考えよう
長続きする秘訣はまず、相手の気持ちと状況を思いやることが大切です。そして何より相手を信頼することです。
恋人と自分が心地よく、寂しい思いをお互いがすることのないように、会う頻度やコミュニケーションの取り方を考えてみましょう。