外出自粛による「巣ごもり」が当たり前になった今、人気急上昇中なのがリモートで楽しめる「オンラインお茶会」です。
オンライン飲み会ならぬ「オンラインお茶会」とはいったい何なのかについて解説。さらに、オンラインお茶会の楽しみ方についてご紹介します。
1. 「オンラインお茶会」とは?
「オンラインお茶会」とは、その名の通り、オンラインで仲間と楽しむリモートお茶会のこと。
「オンライン飲み会」がお酒を飲むものに対し、お茶会はコーヒーやジュースなどのソフトドリンクを片手に、リモートでコミュニケーションをとるものです。
オンラインお茶会は「オン茶」と略され、今、若い人たちを中心に急速に広まりつつあります。
2. オンラインお茶会のメリット3つ
オンラインお茶会には、リモートならではのメリットがたくさんあります。ここでは特に大きなメリットとして挙げられる3つについてご紹介します。
①お茶で楽しめるから気楽
オンラインお茶会のメリットは、気軽さ。お酒が苦手な人でも気楽に参加することができます。
オンライン飲み会は、お酒を飲むことが前提です。お酒が苦手な人は、もちろんお茶で参加することもできます。しかし、仲間たちがアルコールを片手に「乾杯!」とする中、自分だけお茶というわけにもいかずに、1杯目だけでもアルコールを口にする人が大半でしょう。
オンライン飲み会をする人の中には、お酒を飲むことが嫌で、お酒に見えるようなソフトドリンクをわざわざ用意するという人も。例えば、ウーロンハイと見せかけて、グラスには麦茶を注いであるなど、小細工する人もいます。
オンラインお茶会は、こういったプレッシャーがないことがメリットです。
②日中開催が多いから気軽
オンライン飲み会は、「飲み会」なだけあって、夜に開催されることが多いです。それだけに、長時間にわたりやすいというデメリットがあります。
しかしお茶会は、日中の開催が大半。仕事の休憩中やちょっとした空き時間、何気ない会話で誰かと楽しく笑い合いたいという人に、ぜひおすすめです。
③リーズナブルに参加できる
オンラインお茶会では、ドリンクやお菓子、軽食の用意はすべて自分で行います。家にあるものでOKなので、お金がほとんどかかりません。
おしゃれなカフェなどに行くと、デザートセットやランチセットなどで1,000円はかかってしまうでしょう。しかし、家で飲むドリンクは、買ってきて用意したとして高くても数百円、水や麦茶であれば無料です。オンラインお茶会では、リーズナブルにお茶を楽しむことができるのがメリットです。
3. オンラインお茶会で使われるアプリとは?
- Skype(スカイプ)
- zoom(ズーム)
- LINE(ライン)
- フェイスタイム など
オンラインお茶会で使われるアプリや機能は、以上の4つが主です。それぞれの特徴やメリットについて簡単にご紹介します。
zoom(ズーム)
zoom(ズーム)とは、最近急速に利用者が増えている、ウェブ会議アプリ。管理者の招待URLからアクセスすれば、簡単にオンラインお茶会に参加することができます。
利用には、ズームのアプリのインストールが必要。しかし、アカウントを作らなくても参加することができるので、手軽さが人気です。
Skype(スカイプ)
Skype(スカイプ)は、パソコンやモバイルなど、多くの人に使われている定番のアプリ。使い方を知っている人が多く、使い勝手の良さも支持されています。
1度に50人の同時通話も可能。多くの参加者を募ることができるため、同窓会なども開けてしまう機能性の良さが人気です。
LINE(ライン)
日本人のほとんどがアプリをインストールしているといわれる、LINE(ライン)。子供から大人まで、コミュニケーションツールとして定番のアプリです。
ラインでは、グループ通話機能を使ってオンラインお茶会をします。グループ参加者の顔を見ながらビデオチャットができ、スタンプなどで装飾することも可能。
LINEは、ほとんどの人のスマホやパソコンに入っているので、初めてオンラインお茶会を開催するという人におすすめです。
フェイスタイム
フェイスタイムは、アップル社製のスマートフォンiPhoneやiPadなどの製品で使うことができるビデオ通話機能です。
フェイスタイムでビデオ通話するためには、相手もアップル社製のモバイルを持っていなければいけないので、その点注意が必要です。
画面上にある「+」から、連絡帳に掲載されている仲間を集めてグループ通話が可能。画面上で顔を見合わせながら、オンラインお茶会を楽しむことができます。
4. 出会いも友達探しも◎「V BAR(ブイバー)」がおすすめ
オンラインお茶会は、単に仲間とのコミュニケーションだけに使うものではなく、一緒に飲める友人探しや、婚活や恋活などの出会い目的でも活用することができます。
出会いを目的にしたオンラインお茶会を探しているなら、「V BAR(ブイバー)」がおすすめです。
「V BAR(ブイバー)」とは?
「V BAR(ブイバー)」とは、友人、恋人など、「出会い」と求めた男女が集まるビデオチャットのこと。チャットルームに参加するには、有料のチケットを購入することが必要です。
いつでも入退室が可能なので、気軽に参加することができるのがメリット。気になる人がいれば連絡先の交換をすることができるので、後から個人的なやり取りをすることで、関係が発展する可能性もあります。
婚活パーティーや街コンなど、以前に比べて開催件数が激減している中、出会い探しのために積極的に行動できない人は多いでしょう。
そんな世の中だからこそ、今、新たな出会いの方法としてV BAR(ブイバー)が注目されているのです。
5. オンラインお茶会を楽しむためのアイディア
オンラインお茶会は、仲のいい人たちで集まっておしゃべりをするだけでも十分楽しめます。
しかしさらにイベント性を持たせることで、より盛り上がります。ここでは、リモートで楽しむことのできるおすすめのアイディアをご紹介します。
①ファッションテーマを決める
お茶に出かける時、おしゃれをしますよね。せっかくオンラインお茶会をするのですから、ファッションテーマを決めて、おしゃれをして参加してみましょう。
ガーリー、スポーティなどファッションのテイストを指定したり、家着やパジャマ、白Tシャツなどアイテムを決めたりなど、ドレスコードをつくると、テンションが上がります。
②発表会をする
自作のドリンク、自粛中にハンドメイドしたものなど、何か自分で工夫したものを持ち寄った「発表会の場」としてもいいかもしれません。
一生懸命お世話した観葉植物を披露するというのもあり。一発芸大会や演奏の腕を披露するなど、とにかく何でもいいので、発表してみましょう。それぞれの余興を見ながら、楽しい時間を過ごすことができます。
③自宅公開ツアー
自分の部屋、お気に入りのアイテムなど、自宅公開ツアーを開催するのもおすすめ。
中のいい友人同士であっても、お互いの家を行き来したことがないという人は多いでしょう。相手のプライベート空間を覗くことで、より親しみが増すかもしれません。
6. まとめ
最近注目されているオンラインお茶会は、ますますこれから需要が高まる予感。
オンラインお茶会は、モバイルツールさえあればリモートで気軽に参加でき、しかもリーズナブル。さらに、友人作りや出会いまでゲットすることができるなど、たくさんのメリットがあります。外出自粛中の今だからこそ、ぜひオンラインお茶会に参加してみてくださいね。