ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか？
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました！
誰でも最初は初心者だ！ インタビュー回答者プロフィール
名前：吉野舞優 さん
年齢/職業：22歳/学生
ボルダリング歴：3年半くらい
現在のグレード（レベル）：インドア ～2、3級/外岩 ～1級
ボルダリングに通っている頻度：週3回
初めて行ったボルダリングジム：大学にあるクライミングサークルの壁
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか？
初めて登ったときのことは、覚えています。もともと大学で運動したかったんですよね。だけど、部活動って時間が決まっているじゃないですか。時間が決められている部活動は嫌で。
クライミングサークルは、空いている時間にいつでも登って良かったので、「自分の好きな時間に運動・登られるならいいな」と思って、クライミングサークルに入りました。
それが、ボルダリングを始めるキッカケですね。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか？
初めて登ったときは、ボルダリングではなくトップロープだったんですけど、上まで行くのに10分くらいかかって。腕がめちゃくちゃプルプルになった記憶があります。(笑)
腕が限界でワントライしかしませんでした。実際に登ってみて、楽しかったですね。負けず嫌いな性格なんですけど、一緒に見学して登った初心者が何人かいて。
その中で上まで登ったのが私だけだったので、「私だけ上まで登れた！」という気持ちで嬉しかったです。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか？
2回目も学校で登りました。2回目は腕がしんどくてロープではなくボルダリングをしたんですけど、めっちゃ体のアチコチを、ぶつけていた記憶があります。(笑)
2回目も登って楽しかったです！
ボルダリングを続けている理由は？
続けている理由～……。なんですかね。課題をいっぱい落としたいからですかね。
前までできなかった課題でも、ずっと打ち込み続けていると、完登できる楽しさがあるから、ボルダリングを続けているんですよね。
通えば通うほど、一手ずつ進む面白さがボルダリングにはあります。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか？
肩幅と広背筋が……(笑) かなり成長しました……！ 入学式のときに買ったスーツが、今はもうピチピチになって着れません……しかも、上半身だけ(笑)
あと、ボルダリングジムには日常生活では出会わないような人も通っているので、交友関係がかなり広がりました。
よく行くボルダリングジムは？ そのジムに通っている理由は？
Whipper Snapper Gym（通称：ウィップス）です。
好き嫌いが結構あって、他のジムだと打ち込んでいても「もういいや！」ってなったり、そもそも打ち込みたいと思う課題が少なかったりするんですけど、ウィップスには質の良い課題がたくさんあるから、打ち込めるんですよね。
ムーブが分からなくなったときは、ウィップスいる強いクライマーに、ムーブを教えてもらえるし。
あとは、ウィップスと家が近いことと、大学生料金の月パスがあるので、立地的にも金銭的にも通いやすいから、ウィップスを選んでいます。
ボルダリングをするときの服装は？ どこで購入している？
Tシャツにクライミングパンツですね。冬はロングパンツで夏はハーフパンツ。
気温に合わせています。購入しているところは、秀岳荘か好日山荘です。
クライマーならではの悩みはありますか？
手がゴツゴツしてきたことですね。それこそ筋肉も。パーカーとか、袖が前腕から上にまくれなくなりました。(笑)
あと悩みか……なんだろう。登りに行くと、家事がおろそかになります。
登らない日はきちんと夜にご飯の準備ができるんですけど、登りに行く日は前もって昼に作ったり。食べるのも作るのもおろそかになってしまいます……！
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか？
続けていきたいです！ 2019年に開催された「THE NORTH FACE CAP」で予選落ちしてしまい、本戦へ行けなかったんです。
緊張に弱かったり、一撃できないとその課題にハマったり、メンタルの弱さがあって。ちなみに大会の次の日に、大会当日登れなかった課題がすべて完登できたんです。
だから、できなくてもめげない心を持つように、メンタル強化しつつ、コンペで勝てるように一撃力をつけるなど、日々登って鍛えていきたいと思います！
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言！
ボルダリングジムに通っている人は、みんな優しい人が多いんで、分からなくても教えてくれますよ！
あと、筋肉もつくのでおすすめです！
（インタビュー：高松未樹）
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