ボルダリングジムの数は、ここ数年で大幅に増えました。通勤通学の途中や、街中で見かける機会も多いですよね。

最近ではショッピングモールやビルのワンフロアに入っていることもあり、存在も身近になっています。

気になってはいるけれど、なかなか実際に行く勇気がないという人もいるのではないでしょうか。

今回は初めてボルダリングジムに行く人に向けて、ボルダリングジムのシステムや設備について紹介します。

ボルダリングジムってどんなところ?

ボルダリングジムに行ってみよう!

ボルダリングジムは、ボルダリング専用の設備が整った施設です。壁一面にカラフルなデコボコが付いているのを見たことがある人も多いでしょう。

デコボコはホールドと呼ばれるもので、掴んだり足を引っ掛けて登ります。壁の高さは4メートルほどで、壁によって傾斜が異なります。

床には厚手のマットが敷いてありますが、危険もあるため落ち方には注意が必要です。

体ひとつで登るボルダリングだけでなく、ロープを使って安全確保しながら登るリードクライミング、トップロープクライミングができるジムもあります。

ボルダリングジムの設備

ボルダリングジムには実際に登る壁以外にも、様々な設備が整っています。

トレーニング用の設備を設置しているジムもあります。キャンパスボードと呼ばれる1枚の板に木の棒や穴の空いたボードが打ち付けられたものは、上半身や指の力を鍛えるのに使用します。

体幹や登る力を鍛えるための、ぶら下がるボールを使ったトレーニング器具もあります。最近では広い更衣室やパウダースペース、休憩スペースを備えたジムも増えています。

ボルダリングシューズやウェアを扱うショップが併設されているジムもあり、道具の相談にも乗ってもらえます。登っている時間以外も快適に過ごせるのは嬉しいですね。

ボルダリングの「課題」とは?

ボルダリングは、難易度によって課題と呼ばれるコースが分かれています。ひとつの壁の中に難易度の異なる課題がいくつかあり、使用するホールドが限られることで難易度が変わってきます。

色のついたテープで使用するホールドを分けて示しています。最初は手足を使うホールドも指定されていて登りやすいのですがが、難易度が上がるにつれて使えるホールドが少なくなってきます。

スタートとゴールのホールドは課題ごとに決まっています。ホールドを両手で掴んでスタートし、ゴールのホールドを両手で掴めたらクリアです。

登る前に、どのホールドをどんな順番で使うかを決めておくのがポイントです。壁によって傾斜が異なり、手前に倒れているほど登るのが大変になります。

ボルダリングの持ち物や服装は?

ボルダリングをするときは、基本的に動きやすい服装であれば問題ありません。スポーツジムやジョギングのときに着ているものがあれば、そのまま使えますよ。

ボルダリングジムでは、Tシャツやタンクトップにハーフパンツ、スパッツを合わせている人が多いです。

ボルダリング専用のシューズや、滑り止めのチョークなどは全てレンタルできますので安心してくださいね。ウェア以外には、汗を拭くタオルや靴下を準備していきましょう。

ボルダリングジムの料金は?

ボルダリングジムに行ってみよう!

利用料金は時間ごと、一日プランなど利用時間に応じて決められています。初めて利用するジムでは、利用料金以外に初回登録料のかかることが多いです。

このほか、シューズやチョークのレンタル料金などがかかりますが、全て合わせて3000円前後で利用することができます。ジムによっては早朝や夜間、平日の利用料金を安く設定しているところもあります。

レディースデーや学割など、お得なプランのあるジムを探すのもおすすめです。最近では、ボルダリングが初めての人向けに初心者講習を行っているジムがほとんどです。

講習では、ジムのスタッフがルールや登り方を丁寧に教えてくれます。無料で参加できることも多いので、ぜひ利用してくださいね。

まとめ

ボルダリングジムについてイメージできたでしょうか。

ボルダリングを始めたくなったという人は、勇気を出してボルダリングジムに足を運んでみてください。

気づけば通うのが楽しくなっていますよ。

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