ボルダリングに限らず、自分がどんな動きをしているかを理解できないと、動きを改善し上達することはできません。
チバトレというトレーニングをご存知でしょうか? 自分自身の動きを理解して改善するためのトレーニングで、プロクライマーの方も取り入れています。
今回は、チバトレがどのようなトレーニングかや効果などを紹介していきます。
チバトレを考案した千葉啓史さんってどんな人?
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チバトレを考案したのは、千葉啓史さんという方で、フリーランスのトレーナーとして活躍しています。
23歳からクライミングを始め、クライミング歴は15年のベテランクライマーでもあります。
クライミング雑誌、ROCK&SNOWの連載も担当しているため、クライミング好きの方は名前を聞いたことがあるかもしれません。
プロクライマーの指導もしていて、野口啓代選手、楢崎智亜選手などクライミングファンなら誰もが知る選手のトレーナーです。
アスリートのパフォーマンスアップをサポートを目的としたスタジオ・Re Newを拠点として活動し、クライマー以外にもタッチラグビー、ボウリングなどの選手のサポートも行っています。
千葉啓文さんを知って、チバトレがどのようなトレーニングが気になってきたことでしょう。
プロクライマーも取り入れる千葉啓史さん考案のチバトレとは、どのようなトレーニングであるのか、チバトレの凄さを一つずつ実感していきましょう!
チバトレをすると身体の動きや感覚が分かるようになる
チバトレは、体幹を強くするという側面よりも、体幹と手足の連動など、身体の使い方に注目しています。
軸を意識した効率の良い身体の使い方が身についたり、身体を動かす感覚がつかめたりする効果があります。
自分がどのように動いているか分からず、効果的な改善ができない方に効果的で、自分の動きを見直すことができます。
動きの感覚、コツをつかめること、できなかった動きができるようになること、身体の緊張がほぐれて動きやすくなること、動きが正確になることなど身体操作のレベルが上がるメリットが盛りだくさんです。
チバトレで正しいフォームが身につき怪我予防ができる
チバトレに取り組むと、正しいフォームで身体を動かすことができるようになります。
正しいフォームで身体を動かせていないと、身体を無理に動かす場面がでてきてしまい、怪我のリスクが高くなります。
ボルダリングに取り組んでいて、距離のあるホールドを無理にとりにいったり、体勢を無理に変えたりした経験があるでしょう。
チバトレで身体を上手く使うことで、怪我予防だけでなく、スムーズなボルダリングも可能にします。
チバトレ本「運動脳を鍛えるチバトレ」や講習会でチバトレを体験しよう
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チバトレを学ぶためには、千葉啓史さんの著書「運動脳をグングン鍛えるチバトレ」がおすすめです。
チバトレの効果が結果につながった野口啓代選手、楢崎智亜選手との対談や身体操作レベルテスト、チバトレのメソッドなどが収録されています。
その他にも、チバトレを体験する機会やチバトレや千葉啓史さんを知ることができるメディアがあります。
各地のクライミングジムで開催されているチバトレ講習会や千葉啓史さんのtwitter、instagram、ブログなども参考になるため、要チェックです。
チバトレで身体の動きを理解してボルダリング力をあげよう
千葉啓史さん考案のチバトレは、四足二軸運動理論を中心に、自分の身体の動きを理解し、身体の使い方が学べるトレーニングです。
動きの改善により、効率よく身体を動かせたり、怪我を予防したりすることができます。
ぜひチバトレ本や講習会などでチバトレを体験し、ボルダリング力を上げてみてくださいね。