ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:斉藤 さん
年齢/職業:38歳/JR運転手
ボルダリング歴:2年半くらい
現在のグレード(レベル):インドア ~3級くらい
ボルダリングに通っている頻度:週3回くらい
初めて行ったボルダリングジム:Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
職場の先輩がボルダリングに興味があって、「少人数だと寂しいから、一緒に行こう!」と誘われたのがキッカケで、ウィップスに行きました。
全然登れなかったんですけど、ボルダリング壁の角度って日常生活で味わうことがないじゃないですか。それが楽しいなって感じました(笑)
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
ボルダリングに対して何の知識もない状態で登りに行ったんですけど、初心者用の簡単な課題は完登できましたね。
あとちょっと難しい課題になるとできないものもあったんですけど、「どうやったら登れるようになるかな?」って考えるようになったりして。
ちょっとずつ登れるようになっていったのがとても楽しかったです。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
1回目に来た先輩たちと「継続的にやろうぜ!」ってなったからですね。当時はボルダリングの道具をそろえるお金がなくて……。
タバコを吸っていたんですけど、禁煙して、その節約したお金でボルダリング用品をそろえたんです(笑)
だけど、いざボルダリングを続けてみると、最初に誓い合った人は誰もやっていないという状況。(笑)
3か月に1回くらい顔を出しに来てくれる程度という……切ないパターン……。(笑)
ボルダリングを続けている理由は?
‟出来ない課題ができるようになる”という楽しさがあるからですかね。あとは、余計な体についたお肉がなくなったからってのも。
ボルダリングを始めて、体重が大体6kgくらい落ちました。変な食事制限するくらいなら、ボルダリングをおすすめします。(笑)
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
「次いつ登りに来れるかな?」って一番に考えるようになりましたね。それに対して、時間に都合をつけるようになったり……。
また、インターネットで「どうやったら強くなれるかな?」ってめちゃくちゃ検索したりします。(笑)
あとは、ウィップスで子どもたちと仲良くなって、自分が若くなったような気になったり(笑) 日常生活では出会わないような職種の人と出会えたことですかね。
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
ほぼWhipper Snapper Gym(通称:ウィップス)です!通っている理由は家から近いということと、課題がなにより面白い!
あと毎月15日以降になると、その日に作られる‟ファイル課題”っていうのがあるんですよね。課題にマンネリしているときに、このファイル課題があるからこそ、新しい刺激(新鮮さ)を感じられるんですよ!
あと、ウィップスの雰囲気がアットホームで居心地がいいことですかね。ただ、月ごとに休みが変わってしまうので、ウィップスの定休日の日と休みの日がかぶってしまったら、他のジムへ行くこともあります。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
とにかく動きやすい服装であれば、なんでもいいかなって。俺は……。デポとかGUとか、安さ&動きやすい格好を求めています(笑)
まぁ、クライミングパンツの中でも何買っていいのか分からないっていうのもあります……(笑)
クライマーならではの悩みはありますか?
え~……強くなっている実感がないことですね! 強い人のムーブが真似できないんですよ……。
目標にしている人もどんどん強くなるから、いつまでたっても追い越せなくて……。(笑)
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
大きな怪我がない限り、続けていきたいですね。ウィップスで今は青色テープ(V4~5)をやっているんですけど、近い目標では水色テープ(V6)を落としたいです……!
あとは、外岩にも挑戦してみたいと思います! 今まで一回も行ったことがないので……。外岩の雰囲気だけでも味わいたいなって(笑)
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
興味があるなら、1回でいいからボルダリングジムへ行ってみてほしい。やってみたら意外と楽しい! ってなるかもしれないし、ジムによっては、通いやすい環境がそろっているかもしれないし。
あとは、ボルダリングが東京オリンピックの追加種目になったこともあって、周知され始めているから、「ボルダリングやってみない?」って誘ったら、「実は興味あるんだよね!」っていう人がいるかもしれない!
モジモジしながらでも、ジムへ足を運んでほしいです!
(インタビュー:高松未樹)
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