ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:田口和紀 さん
年齢/職業:39歳/看護師
ボルダリング歴:2年半くらい
現在のグレード(レベル):インドア ~3級
ボルダリングに通っている頻度:週3~4回くらい
初めて行ったボルダリングジム:Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
太っている友達が3年ぶりに会ったら痩せてて「なにしたの?」って聞いたら、「ボルダリング」って言っていたんですよね。
その当時は、僕も同じような体系をしていたので「ボルダリングをやれば痩せるのなら……」と、最初はダイエット目的でボルダリングの世界に足を踏み入れました。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
ウィップスにある初心者用の簡単な課題も登れなかったことを覚えています。ボルダリングを体験した帰りは、腕がパンパンになってしまって(笑)
帰りの車の運転がとても大変でしたね……(笑) ハンドルを握る腕にうまく力が入らなかったんです。
また、ボルダリングに対して漠然としたイメージしかなかったんですけど、実際に上手な人を見ると「本当に猿みたいだな……」って思ったのとボルダリングを続けると「あんな風になれるのかな……?」って思いましたね。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
いや~……。ボルダリングを続けたら痩せるのかな? ってただ単純に思ったからです。1回目ボルダリングに行ったから、2回目も行って続けてみよう! という流れ的な感じです(笑)
あと‟ボルダリングはひとつひとつクリアしていく”というのが、すごい面白いって思いました。
僕は基本一人で遊ぶのが好きだから、誰かと争うことなく、自分と向き合って行なうボルダリングというスポーツは、自分にすごい合っているなって思ったんですよね。
ボルダリングを続けている理由は?
ただ単に、ボルダリングの課題が登れたときの嬉しさ・面白さが半分。完登できない課題が出てくる悔しさが半分あるからですかね。
ずっとできない課題にトライしているのに、なかなか完登できなかったり。自分以外の周りのクライマーは完登出来ていると、「何で自分出来ないんだろう……」って。
でも、ちょっとした登り方の工夫をすることで、完登出来たりするのが、ボルダリングの面白さなんですよね。
もともと僕の性格的に、物事を終わらせなければ気が済まないタイプなので、未完登の課題があると、完登できるまで粘り強く打ち込むんです。
そういうことが、今現在もボルダリングが続いている理由なのかな? と思います。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
変わったことですか……? 変わったこと……う~ん。とくに変わったことはないですね! ……あ、完登した日のビールがめちゃくちゃ美味しく感じるようになりました!(笑)
もともとビールが好きでよく飲むのですが、なかなか終わらなかった課題が完登した日のビールは格別に美味しく感じます!(笑)
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)です。家から近いってことと、ちょいちょい教えてもらえる環境が整っているからですね!
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
服装は、基本的に動きやすい格好をするようにしています。今はグラミチのパンツを履いて登っていますね。
実は、ボルダリングを始める前からグラミチを愛用していたので、その延長線上でボルダリングでも着用している感じです。秀岳荘で購入することが多いです。
クライマーならではの悩みはありますか?
指がすごい弱い。(笑) カチで固められないときとか、脇で引けなかったり。強いクライマーにカチの持ち方を教えてもらったんですけど、上手くできなくて……。(笑)
どうしても指が開いてしまうんです。という悩みくらいですかね!
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
続けていきたいです! やっぱりボルダリングは自己満足ですね。完登できたときは嬉しくて、帰宅後のビールが美味しいし(笑)
登れないときは、登れるように頑張ったり!ずっと美味しいビールを飲み続けるために、頑張っていこうと思います!(笑)
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
ボルダリングジムって入りにくいですよね。
でも、ボルダリングに興味があって、「やってみようかどうしようか」と迷っているならまずはやってみるべきですよ!
(インタビュー:高松未樹)
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