【連載】ボルダリング女子の悩み第33回・「一人で黙々と登りたいのにジムの常連さんが登り方をレクチャーしてきて断りにくい」

登っているときに常連さんからアドバイスをされることはありませんか?

実際、困り果てたときにレクチャーされるのは助かりますが、自分で課題に打ち勝ちたい! と思って、試行錯誤しているときって、断りたいけれど断れない状況になりますよね。

ここでは、ボルダリング女子が抱える「常連さんからのレクチャーが断りにくい……」という悩みを聞いて、アドバイスしていきたいと思います。

一人で黙々と登りたいのにジムの常連さんが登り方をレクチャーしてきて断りにくい……

【連載】ボルダリング女子の悩み第33回・「一人で黙々と登りたいのにジムの常連さんが登り方をレクチャーしてきて断りにくい」

こんにちは! はじめまして。

とても悩んでいることがあります。ボルダリングを始めて半年ほど経ちました。最近は自分で登り方を考えたりするのが、とても楽しいんです。

しかし、落とせない課題にトライしているときに、ジムの常連さんがレクチャーしてくるんです。

口で教えてくれるならまだしも……実際に目の前で登られるので、自分で考えたかったムーブとかも分かってしまいます。

本当に悩んでいるときは、私も常連さんにレクチャーしてもらうのですが、登れそうで登れないような課題は、自分で考えて完登したいんです。

だからといって、親切心で教えてくれる常連さんに対して「レクチャーしないでください!」とは言えず……。

私のためを思っていってくれるので、嬉しいのですが、やっぱり自分の力で完登までいきたい!

そう考えていると、どんどん落とせない課題と向き合うのが怖くなってしまいました。

このままではいけない! とは思っているんですけど、常連さんのレクチャーがいつ始まるのかと思うと、自分のタイミングで登ることができなくなってしまいます。

そこで、

  • 常連さんに失礼のないようにレクチャーを断るには、どうしたらいいでしょうか?

アドバイスのほど、宜しくお願いいたします。

(Y・Fさん/32歳)

まずは距離を置いてみよう!

こんにちは!

ボルダリングって、完登も嬉しいですけど、自分が考えたムーブで完登できると、すごく嬉しいですよね。

相談者さんの悩みの「常連さんに失礼のないようにレクチャーを断るには、どうしたらいいでしょうか?」についてですが、

A.常連さんと距離を置いてみましょう!

レクチャーをしてくれる常連さんと、まずは距離を置きましょう。

とはいっても、「仲良くしない」というわけではなく、落とせない課題を考えるときだけ、常連さんの近くに行かないようにするだけ。

課題に向き合いたいときだけ、常連さんから離れるようにするのです。

ジムのスタッフに相談してみる!

【連載】ボルダリング女子の悩み第33回・「一人で黙々と登りたいのにジムの常連さんが登り方をレクチャーしてきて断りにくい」

しかし、場合によっては、常連さんからレクチャーをしに近くに来てくれることがあります。

そうなると、断りにくくなってしまいますよね。

そんなときは、

A.ジムのスタッフに相談してみよう!

常連さんから離れるようにしても、常連さんからレクチャーしに来るときは、いっそうのことジムのスタッフに、「常連さんがレクチャーしに来てくれるのは嬉しいんですれど、自分でムーブとかを考えたくて……。」と相談することをおすすめします!

ジムのスタッフは、全面的に協力してくれますよ。

レクチャーしにいこうとした常連さんを、世間話で止めてくれたり、課題の話をしたりと、スタッフが臨機応変に動いてくれるので、安心して登られます。

常連さんに直接言う場合は……

スタッフが接客中のときなどは、自分でどうにかするしかないですよね。

そんなときは、

A.「この課題終わりそうなんで、自分で考えてみてもいいですか? それでも落とせなかったら、レクチャーしてください!」

と伝えてみましょう!

そういわれると、常連さんは「お! 分かったよ。頑張ってね!」となりますし、「やっぱり教えてください」っていわれたときは、きちんと教えてくれます。

逆に、「レクチャーしないでください。自分一人で登るんで。」とツンツンした態度をとってしまうと、「せっかく教えているのに!」となってしまうことに。

直接いう場合は、いい方に気をつけましょう。

自分のキャラをつくりあげよう!

「距離を置く・スタッフに相談・直接いってみる」できることからやってみましょう。

また、「分からないときは聞く! できそうなら自分で考える」という自分のキャラをつくりあげるのもおすすめです。

そうすると、常連さんは「この人には、聞かれたらレクチャーしよう!」という気持ちになってくれます。

結果的に、自分で考えたい課題にきちんと向き合えるようになりますよ。

 

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