オリンピック競技となったことで注目の集まるスポーツクライミング。日本はスポーツクライミングの強豪国であり、数々の世界大会で好成績を収めています。
「負けず嫌い」が多いという日本人クライマー。オリンピックも近づくにつれて、どんな選手がいるのか気になりますよね。
今回は日本人選手の中でも屈指のクライマー、2019年のリード・ジャパンカップ優勝で話題の藤井快選手をご紹介します。
藤井快選手のプロフィール
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藤井快選手は1992年、静岡県生まれの26歳。都内のクライミングジムで働く兼業クライマーです。
中学時代の部活動でクライミングを始めてからというもの、登ることの楽しさにはまったといいます。プロを意識したのは高校生くらいからとのこと。
なかなか大会で結果が出せなかったといいますが、国際大会で入賞を重ねるなど徐々に頭角を現します。
2016年から2018年にかけては、ボルダリング・ジャパンカップで男子史上初の3連覇を成し遂げます。
現在はオリンピック強化選手の一人であり、今後のさらなる活躍が期待されます。
藤井快選手の日常
日常生活でもクライミングのことを考えているという藤井快選手。最近はクライミングの日記をつけているそうです。クライミングに対する真摯な姿勢がうかがえますね。
藤井快選手の目下の目標は、オリンピックに出場してメダルを取ること。高みを目指して日々のトレーニングに励んでいます。
選手としていけるところまで行きたいと話す藤井快選手。30歳を超えても選手を続けることが一つの目標だそうです。経験を積んだ藤井快選手を見るのも楽しみですね。
藤井快選手の戦績
国内外の大会で上位入賞を果たしている藤井快選手。その戦績の一部を紹介します。
2012年 第7回ボルダリング・ジャパンカップ 13位
2013年 第8回ボルダリング・ジャパンカップ 7位
2014年 第9回ボルダリング・ジャパンカップ 3位
2016年 第11回ボルダリング・ジャパンカップ 1位
IFSCクライミング・ワールドカップ(ボルダリング)ナビムンバイ 1位
IFSCクライミング・ワールドカップ(ボルダリング)ベイル 1位
2017年 第12回ボルダリング・ジャパンカップ 1位
日本選手権リード競技大会2017 9位
IFSCクライミング・アジア選手権(ボルダリング、リード)テヘラン 1位
アジアカップ万仙山2017 ボルダリング 1位、リード 2位
2018年 第13回ボルダリング・ジャパンカップ 1位
日本選手権リード競技大会2018 9位
IFSCクライミング・ワールドカップ(ボルダリング)重慶2018 1位
IFSC-ACCクライミング アジア選手権 倉吉2018 リード 1位、ボルダリング 4位
2019年 第1回スピード・ジャパンカップ 昭島 スピード 2位
第32回リード・ジャパンカップ 印西 リード 1位
藤井快選手のトレーニング方法は?
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クライミングで強くなるためには、日々のトレーニングが欠かせません。藤井快選手は、ストレッチに数年かけて取り組んでいます。
近年の活躍につながっていることを考えると、ストレッチの重要性が伝わりますね。最近は体幹トレーニングを強化しているという藤井快選手。
練習方法は「とにかく登る」をベースに、セッターの得意技を推測するといった方法も取り入れています。
藤井快選手を応援しよう
今後の藤井快選手の活躍もぜひチェックしてみてくださいね。クライミングの大会は、国際大会からクライミングジム主催のものまで様々です。
チケット販売は事前に行われることが多く、人気の大会では売り切れが予想されるため早めの購入がお勧めです。ぜひ一度、会場に足を運んでみてくださいね。