ボルダリングをはじめてしばらくすると、マイシューズが気になってきますよね。
「ボルダリングのシューズはたくさんあって、どれを選べばいいのかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
ボルダリングのシューズは初心者から中上級者向けまで、さまざまなモデルが各ブランドから販売されています。
今回は初めてボルダリングのシューズを選ぶ人のために、おすすめのブランドやモデルを紹介します。
初めてのボルダリングシューズの選び方
初めてのボルダリングシューズは、基本的なクライミングの技術を身につけるために幅広い用途に使えることを基準に選びましょう。
履いたときに痛くなく、履き心地が良いことも重要です。無理のない範囲で、できるだけ小さいサイズにすることをおすすめします。
また、初めてクライミングシューズを買う人は必ず試着をしてくださいね。
スポルティバ(LA SPORTIVA)/フィナーレVS(FINALE VS)
1928年創業のイタリアのシューズブランド。クライミングシューズ、登山靴、ランニングシューズの製作を行っています。
世界のトップ選手も愛用するシューズブランドです。フィナーレVSは、無理なく長時間履けるようストレートでフラットな形状をしています。
両サイドから締めるタイプのベルクロでフィット感も抜群。初心者だけでなく、レベルアップしても十分に使えるシューズです。
▶ スポルティバ(LA SPORTIVA)/フィナーレVS(FINALE VS)
イボルブ(evolv)/デファイ(Defy)
アメリカのシューズブランド。リソール工場を備えおり、修理が必要なパーツごとに修復が可能です。
初級者向けのモデルは手の届きやすい価格帯で、初めてシューズを購入する人にもおすすめです。
デファイは幅広で足入れのしやすいこと、つま先に余裕があるなど履き心地にこだわったモデルです。
幅広い用途に使えることも初めてのシューズにおすすめの理由です。
スカルパ(SCARPA)/フォース(FORCE)
イタリア語で「靴」を意味する社名を持つスカルパは、靴専門の製造会社として世界の靴製造業のトップブランドが集まるイタリアのモンテベルーナ地方で伝統工芸の皮革職人が集まって創業。
2018年に創業80年を迎えました。クライミングシューズの研究開発に20年のキャリアを持つ伝説的クライマー、ハインツ・マリアッハが監修を務めており、あらゆるレベルに対応できる技術が盛り込まれています。
フォースは、初めてのシューズに必要な要素である履き心地、幅広い用途に使えることを兼ね備えたモデル。
型崩れしにくいのも人気の秘訣です。1万5千円代とお手頃な価格もポイントですよ。
ボリエール(BOREAL)/ジョーカーベルクロ(JOKER VELCRO)
1975年にスペインのヴィレナで設立。最初に開発されたクライミングシューズが評判となり、世界のトップクライマーたちがボリエールのシューズを履いて難易度の高いクライミングルートを攻略してきました。
ゴムの高度な成型技術を持っており、アウトソールが一体化されたシューズはフィット感が抜群です。
ジョーカーベルクロは足の甲と踵の下に衝撃吸収パッドが入っており、快適な履き心地です。ベルクロ部分は補強されており、耐久性が高いのもポイントです。
▶ ボリエール(BOREAL)/ジョーカーベルクロ(JOKER VELCRO)
ミレー(MILLET)/クリフハンガー(CLIFFHANGER)
フランスのバッグメーカーとして創業。1950年に史上初の8000m峰を制覇した際に使用されていたのがミレーのバックパックでした。登山やスキー向けのウェア開発も行っています。
クリフハンガーは3本のベルクロが特徴のモデル。自然な足型で足入れがしやすいのもポイントです。履き口のクッション性が高く、初心者にも履きやすい一足です。
▶ ミレー(MILLET)/クリフハンガー(CLIFFHANGER)
まとめ
ボルダリングシューズは、各ブランドのショップだけでなく登山用品を扱うお店でも購入できます。クライミングジムにショップが併設されている場合もあります。
サイズ感や自分のレベルに合ったシューズがわからないときは、お店の人に相談してみましょう。ブランドによっては試着会や、実際に履いてクライミングできる試登会が開かれています。
自分にぴったりのシューズを見つけて、快適なボルダリングを楽しんでくださいね。