ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:海 さん
年齢/職業:23歳/施工管理
ボルダリング歴:5年
現在のグレード(レベル):インドア 3級~2段/外岩 1級~2段
ボルダリングに通っている頻度:週1~2回
初めて行ったボルダリングジム:エクストリーム
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
覚えています!すごい狭くて、暗くて。(笑) ボルダリングジムってこんな感じなんだ……って思いました(笑)
自分、高校のときは山岳部に所属していたんです。
その活動の中で登山にクライミングが役立つことを知って、「じゃぁジムに行ってみよう!」ということになり、部員と一緒にボルダリングジムに行きました。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
ある程度は登れましたし、楽しかったですね!
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
2回目はすぐに行かなかったんです。というか、部活の活動で初めてジムに行ってから、大学に上がるまではボルダリングジムに行きませんでした。
そして大学に入ってから、先輩に誘われてクライミングサークルに入ったんですよね。その先輩に「ウィップス行ってみない?」って誘われてウィップスに行ったのが、2回目でした!
そのときに、登れない課題があって悔しい思いをしたので、3回目も同じウィップスに行きました!
ボルダリングを続けている理由は?
ボルダリングは自分の趣味です! 自分の性に合っているスポーツだから続けています。もともと団体スポーツが苦手で。ボルダリングは個人で黙々と楽しめるのが魅力!
あとは、登れない課題があるので、毎回悔しいって気持ちになるんです。そして次に行ったときは完登してやる!……っていう繰り返しですね!
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
変ったこと……。年上の人と話すことが多くなったことですね。今までは年上の人と話す機会が少なかったんです。
だけど、ウィップスに通っているクライマーの年代が幅広いので、自分の父親くらいの年代の人とか、少し年上の人とか、色々な世代の人と話すことができるようになりました。
まぁ自分、もともと人と話すことが苦手なんですけど、話しかけられることは嫌いじゃないんです。
ウィップスのクライマーはみんなフレンドリーでよく話しかけてくれるので、楽しく会話ができるようになりました。
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)です! 通っている理由は、他のジムに比べて課題の質が高いことと、常連クライマーと仲良くなれたことが大きいですね。
ウィップスの課題は、セッターの人たちがみんな岩の高グレードの課題を完登しているからこそ、一つ一つのムーブがよく考えられていて、面白い課題をつくることができるんだと思います。
あと、ウィップスはゲストセッターが多いのも魅力ですね。大手のジムだと、全国の支店からクライマーを呼んだりはしていますけど、ウィップスはオーナー夫婦の繋がりでプロクライマーが来てくれるので、本当に有名な人が多いんです!
ゲストセッターが来てくれたときとかは、いつもとは違う楽しい課題が登られるんですよね!
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
クライミングパンツにTシャツです。クライミングパンツはロングパンツをいつも履いていますね。
ハーフパンツだと、ホールドや壁にぶつけたときに痛いんで……(笑) 基本的にはネットで購入しています。
自分の体形を把握しているので、試着をしなくてもサイズ感とかは間違えたりしないですね。
クライマーならではの悩みはありますか?
大学の友人とかに、変人だと思われていることですね。引っ掛かりとかがあると、ホールドを持つように触ると、「変人!」って。(笑)
あと外岩を登ること自体も「なんで登るの?(笑)」ってよく言われます。
身体的な悩みは~……指が曲がった状態で癒着しているのか分からないんですけれど、真っすぐにならなくなってきたことです。
あとは、足のタコとかですね。親指のタコに悩まされています。(笑)
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
続けて行きたいです! 学生の頃は大会に向けて登っていましたけど、今は社会人になったので安全第一で登ることが大事ですね。
これからは外岩をメインに高難易度課題を触って落としたいです!
外岩に行けるときは行って、行けないときはウィップスで登る生活を続けて行きたいと思っています。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
ボルダリングはリーチとかの差は出てくるけれど、小さい人は小さい人なりの登り方ができるし、少しぽっちゃりな人でも足を上手く使えば登ることができるから、そんな体系に悩まないで、何も気にせずにボルダリングの体験を1回しに行ってみるといいですよ!
(インタビュー:高松未樹)
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